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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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ジャンプ36・37号の感想

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 今号のおまけは連載陣集合サイン色紙。おおっ、これは豪華だ。直筆サインだったら、値段が付けられない代物だったろうなあ。

 この20年で「ONE PIECE」が週刊少年ジャンプの表紙を飾る事、174回。その表紙絵が縮小版で掲載されています。うわー、懐かしい絵ばかりだ。尾田先生の成長ぶりが良く分かります。

ONE PIECE ★★★
 人気投票の結果発表。ゾロが2位に復帰し、ジンベエが大きく躍進。ハンコックが10位でクロコダイルが18位と、根強い人気がありますかね。そろそろ再登場してほしい。
 ビッグ・マムがエルバフの巨人の技を使えるのは、子供の頃に見たからか。恐るべき記憶力、キレたら怖いけど馬鹿じゃないから厄介なんだよなあ。
 この局面でゼウスを手懐けたナミ、予期してなかった事にも即対応して自分の有利なように持っていく、この強かさこそ彼女の最大の武器。敵に回さなくて良かった。
 プリンはやっぱりサンジに惚れていたか。シフォンにケーキを作らせる為の嘘かもしれないけど、今度こそ彼女を信じたいんですよ。でなければプリンもサンジも不幸すぎる。

約束のネバーランド ★★★
 エマ達が居たGFのような高級農園と違って、量産農園は家畜の飼育場。そこで育てられている人間は何も教えてもらえず、食料としてのみ育てられ、やがて食われる。こういう少年漫画としてはハード過ぎる設定をさらっと出すから、この漫画は侮れない。
 人間の集落は存在しないみたいだけど、農園から鬼に盗まれた人間ならいる。ミネルヴァもそうやって生き延びた人間なのかな?
 ムジカとソンジュは良い人というか良い鬼だったけど、これから出会う鬼はほぼ全員が敵。家族の為に強くあろうとするエマは頼もしいけど、脆くも思える。エマ達に生き延びてほしいというムジカの願いは、希望は届くのか?

僕のヒーローアカデミア ★★★
 トゥワイスがオーバーホールを連れて来たせいでマグネが死んだ。だから本人も気にしていると思ってたけど、やっぱりそうだったか。悪人ではあるけど仲間意識が無い訳じゃない。敵連合、チームとして纏まってきました。
 そして彼らを率いる死柄木も成長している。素顔を仲間に晒したのは今回が初めてだっけ? 仲間を信じる心は正義も悪も同じで、だからこそヒーローも敵も強くなる。こういう関係、嫌いじゃありません。ヒーローが輝く為には強烈な悪が必要だし。

鬼滅の刃 ★★★
 道を誤っていた善逸、ようやく本筋に。耳が良いから、こういう潜入任務に向いているんですね。芸の道を極めた善逸も見てみたかったけど(笑)。
 鬼の正体についてはもっと引っ張ると思ってたけど、あっさり分かりました。ここまで善逸を怯えさせて、実は鬼じゃなかったというのは無いでしょう。いや、鬼が1人だけとは限らないか。上弦の鬼が複数いたら怖いなんてもんじゃないぞ。

食戟のソーマ ★★★
 美作の作った寿司は斎藤の品を完璧にコピーしている。美作がプロの寿司職人ではない事を考えたら、この出来は凄い。麗さん、初リアクションおめ(笑)。眼福でした。
 他の4人の料理も完成し、一気に実食する事に。どの料理も美味しそうだけど、久我達が勝てるとは思えないんだよなあ。特に司の料理はヤバそう。十傑第一席の力を見せ付けるのか?

ハイキュー!! ★★★
 ライバルだって頑張ってるんです、という訳なのか今回は視点を音駒の面々に移しています。確かに研磨はスポーツマンって感じはしないな。でも勝つ為に努力を惜しまない性格はゲーマーとしてもスポーツマンとしても一流になれる。努力し続けるのにも才能がいるのです。
 音駒の相手は早流川工業。音駒の猫又監督の元教え子で、監督のやり方を熟知している。音駒の心臓である研磨を徹底的に狙う嫌らしさは、師匠譲りですな。体力勝負に持ち込まれそうだけど、研磨がその程度で潰れるような選手ではない筈。猫って意外とタフですよ、ね?

Dr.STONE ★★★
 センターカラー。
 飯=科学という発想は、実はそんなに的外れじゃない。作中でも言われているけど、昔は胡椒を手に入れる為に大航海とか戦争やってますからね。ジャガイモやトウモロコシなど歴史に大きく関わった食物も多くあるし、人間は腹を満たす為なら努力を惜しまないのです。
 猫じゃらしからラーメンを作れるとは知らなかった。今の人間には激マズみたいだけど、ラーメンを食べた事が無い人には麺の食感だけでも極上の味でしょう。この世界に創真がいたら面白かったかも(作品がグルメ漫画になります)。
 番外編で千空とクロムの算術決戦の詳細が描かれています。早解き術そのものは子供レベルだけど、誰にも教わらず自力で思い付いたクロムは凄い。4人がかりでもコハクに敵わない男達が弱すぎるのか、コハクが強すぎるのか。科学と戦術は別物だからなあ。

ぼくたちは勉強ができない ★★★★
 うるかが恋している相手が自分だと知って、流石の唯我も動揺しまくり。今まで何とも思っていなかったスキンシップを意識しまくるところは、唯我も男の娘なんだなあ(笑)。まあうるかは普通に可愛いし、意識しまくるのは当然なんだけど。
 でも、うるかは唯我に自分の気持ちを告げませんでした。うるか本人の口から言われた訳ではないので、こういう結果になるのは仕方ないか。でも、ここで「そうだよ」と言っておけば、うるかの大勝利だったんだろうなあ。後々に後悔しなければ良いんだけど……。
 番外編もうるかをピックアップ。中学生の頃のうるかも可愛いなあ。胸はまだまだだけど、それがまた良し! この頃から唯我とうるかの性格は正反対で、うるかは唯我をまったく意識してなかった。それが今では……なんだから、人の心は面白いねえ。

火ノ丸相撲 ★★★★
 兄と火ノ丸がプロの力士になるのなら、自分だってじっとしてはいられない。国宝食いと呼ばれるに相応しい実力を身に着けた國崎、相撲の世界から去らせるのは惜しいけど、彼の選んだ道はもしかしたら相撲より厳しい道。アメリカでの成功を願っています。
 連戦の疲れがあったとはいえ、部長が火ノ丸に完勝するとは……。強くなりましたねえ。プロの土俵での火ノ丸との対決が楽しみ。そこまで描いてくれるのかな?

青少年有害環境規制法 ★★★★
 麻生周一先生の読切で、「斉木楠雄のΨ難」との同時掲載。相変わらずコキ使われているなあ(苦笑)。
 今から30年後の日本では、タイトルになっている青少年有害環境規制法というとんでもない法律のせいで、ゲームや漫画など子供が見る物、触れる物全てが規制されていた。漫画やアニメを愛する者としては地獄のような世界だけど、現実にこういう世界にしようとしている連中が少なからずいるのが怖い。
 退屈過ぎる世界で、子供達は遊びに飢えている。「だるまさんがころんだ」にこんなハイテク使ってんじゃねーよ(笑)。過度な規制を批判する社会派漫画にせず、ちゃんとギャグにしているところは流石ですね。

斉木楠雄のΨ難 ★★★
 今回は4コマでページ数も少なめです。これは仕方ない。そもそも読切との同時掲載が無茶なんですよ。
 灰呂の暑苦しさは彼の性格だけじゃないんですね。こいつも超能力者じゃね?
 祭りそのものを変えてしまう照橋さん、こっちも超能力レベルの魅力ですな。でも、おじさん達は商売に専念しようね。

ROBOT×LASERBEAMS ★★★
 安定したプレイでチームを支えていた柊が棄権してしまい、一転して栄藍が不利に。柊の思いを受け取り奮闘を誓うロボですが、敵もいよいよ本気を出してきた。いきなり6もスコアを縮めるなんて、プロと言っても良いレベルですよ。全国を制したのは伊達じゃなかったか。東北国際、恐るべし。
 いきなり大差を付けられてしまったけど、ロボが闘志を燃やしているのが救いか。このまま終わる主人公ではないだろうし。次はこちらの番だ、帝王の度肝を抜いてやれ!

HUNTER×HUNTER ★★★
 ゴキブリの絵がリアル過ぎて読むのに苦労しました。冨樫先生、何もそんな所で本気を出さなくてもええやんけ。
 念能力のレクチャーをしつつ敵の「眼」になっていたゴキブリを奪い、バビマイナを騙して王妃にゴキブリで偵察をさせる。これだけの事を一瞬で考えてやってのけたクラピカ、やはり大した奴です。クラピカのアドリブに対応した王妃とビルも凄いけど。
 他の王子達にも念を指南して、膠着状態を生み出そうとしているクラピカに対して、バビマイナも警戒を強める。現状は「眼」を手に入れたクラピカ側が有利だけど、これからどうなるのやら。知略の戦いは見てて面白いなあ。

転生起 ★★★★
 新人の藤村どら先生が描いた手塚賞準入選作です。
 転生という使い古されたテーマで、オリジナリティに溢れる話を作った手腕は大したものです。将来が楽しみな新人漫画家がまた1人。
 白菜の美味しさに感動して白菜に生まれ変わりたい男と、そんな彼を好きになり白菜になった彼を食べたいと願う女性。カニバリズムとは違うけど、かなり変質的な愛の形です。でも変態っぽさは感じず、むしろ感動させられる。不思議な、だけど面白い漫画だと思います。

ブラッククローバー ★★★
 センターカラー。
 いよいよユノとノエルの出番。3人目のチームメイトは貧弱なガリ勉っぽいキャラだけど、実力はあるのでしょう。多分、きっと、恐らく。
 兄ソリドとの因縁の対決。ノエルを完全に見下しているソリドには腹が立つけど、魔法騎士としての実力は本物。楽には勝てないだろうけど、今のノエルなら勝算はある。何よりアスタの見ている前で、無様な戦いは出来ませんよね(笑)。
 ユノの相手も一流の魔法騎士。ヴァンジャンスから期待されているユノを妬んでいる? ユノにとっては良い踏み台になりそうですね(酷い。でも事実)。

シューダン! ★★★★
 渥美はハーフだったのか。口数が少なかったのは、まだ日本語に不慣れだからだったのね。鴨志田君、確かに君の言うとおり渥美は巨人っぽいけど、「進撃の巨人」って言っちゃって良いの? ジャンプとしては痛恨のミスをしているらしい作品なのに。
 渥美のヘディングは決まったと思ったけど、ヤス君ナイスセーブ! そして鴨志田に侮辱されたナナセが、巨漢の渥美を乗り越えるループシュートを決めるという、鴨志田に最高級の屈辱を与えての勝利。なかなかスッキリしました。
 「サッカーをやっていれば絶対に折れない」と豪語していた鴨志田、その自信は無駄な強情さを産んでいました。この敗戦で変われば良いんだけど。

ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
 いよいよコガラシ達も2年生になります。そうなれば当然、後輩が入ってくる訳で、1年生の新ヒロインが登場しました。
 紫音ちゃん、ヒロインと言える程に出番が増えるかどうかは分からないけど、ヤンキー系の性格なので個性が出ていますね。ヤンキースタイルを解いたら普通に可愛いし。コガラシを兄さんと慕いつつ、彼に恋するようになるのかな?

青春兵器ナンバーワン ★★★
 人造人間も虫歯になるの?という疑問は今更か。それ以上に虫歯菌の方が気になる。今の時代にこんなテンプレなデザインの虫歯菌を見るとは……。逆に新鮮に思えます。
 患者を見捨てず、非常識な戦いもやる黒部先生、マジで歯医者の鏡。ハチからも最高戦力と評価されているし、なかなか凄い人です。
 なお今回の治療は保険の適用外との事。だとしたら、かなりの額を支払っただろうなあ。アンヌみたいに定期検診をやっていれば、虫歯に苦しむ事も無いでしょう。読者の皆さん、今回はアンヌを見習いましょう。私もそろそろ検診に行こうかなあ。

銀魂 ★★★
 今回は最初から最後までギャグ抜きでアクション全開。空知先生、描いてて大変だったろうけど今回のような決戦話にギャグを入れたら白けるので自重したのでしょう。そういう空気を読むところは流石ベテラン。
 ちなみに実写映画の方は好評で、空知先生が大ファンの俳優・佐藤二朗さんも武市役として出演しています。ここ最近の武市のカッコ良さは、その影響かも。

クロスアカウント ★★★
 扉絵ではダブルヒロインが仲良くしているけど、この2人まだ出会っていないんだよなあ。複数のヒロインがいるラブコメとしては、かなり異色の展開です。伊達先生、大丈夫なんですか?
 本編は真麻があざといくらいにヒロインとして猛烈にアピールしています。長期連載だったらこんなに早く攻撃してくるのはヒロインとしては敗北フラグなんだけど、この掲載位置だと近々終わるかもしれず分からんなあ。別に真麻とくっついても良いんだけど、そうなるともう1人のヒロインは何の為に出たの?って事になるし。うーん、難しいぞ。

腹ペコのマリー ★★★
 今回はホラー&水着と夏らしい話。残り話数が少なくなったので複数のネタを合わせたのかな?
 「いいね」しかできなくなる呪いはしょーもないような気がするけど、実際にやられたら凄く困るな。手が開かず、何も持てないし。
 ラストの除霊ネタ、「色々かぶっとる」とか「ただでさえすでに肩身が狭い」とか、ギリギリ過ぎるネタで反応に困る。取り敢えずミウラ先生にはお中元を送っときましょうね。あとマリーとアンナの水着はなかなかの眼福でした。

磯部磯兵衛物語 ★★★
 タイムカプセル、昔埋めたような気がするけど、いつどこに埋めたか完全に忘れちゃったなあ。空き地に埋めたとしたら、ビルとか建ってるだろうし。
 貴重な物を埋めたら未来のお宝になるかも…というのは、誰もが一度は考えるでしょう。そして磯兵衛達のように思い留まるまでが青春の1ページ(笑)。


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