今週号と先週号の表紙を合わせると、一枚の絵になります。
「ハイキュー!!」は今週号の巻頭カラーだから選ばれたようです。古館先生も驚きのピックアップ、ラッキーでしたね。でも、いずれ「ハイキュー!!」も伝説として語られる漫画になるので、伝説の先取りという事で。
テレ東で放映されている「ジャンポリス」とのコラボ企画で、生駒里奈さんが一日編集長に就任!?した記念に「青春兵器」「斉木」「磯兵衛」にジャンポリスの面々が登場します。
ちなみに私、ジャンプ読者としては恥ずかしながらこの番組を見てません。社会人には辛い時間なのよ……。
「ONE PIECE」は休載です。しょうがないか、次号は巻頭カラーだし、最近は増刊を出しまくっているからなあ。尾田先生働き過ぎ。
ハイキュー!! ★★★★
とにかく一途な田中。思い込んだら一直線、深く考えないけど悩みも引きづらない、ちょっとやそっとの事では諦めないし趣旨替えもしない。作中でも言われているけど、この単純さは羨ましくもあります。人間、年を取ると行動する前に考えちゃうからなあ。
起死回生の超インナークロスを決めた田中のおかげで、第1セットは烏野が取りました。やってくれましたねえ。叶歌が田中への恋を諦めたのは残念だけど、試合の流れは烏野が掴みました。もちろんこのまますんなり行く筈がないけど、今だけは勝利の余韻に浸りましょう。
ブラッククローバー ★★★
第6試合にはラックとクラウスが登場。新キャラのプーリが足を引っ張るのでは?と心配しましたが杞憂でしたね。むしろラックとの魔法の相性が抜群に良くて、ラックの女性ファンが嫉妬しそう。
試合はラックのチームが見事に勝利し、これでリルvsラックという一癖も二癖もあるキャラの対戦が決まりました。2回戦は盛り上がりそうな組み合わせばかりで困りますねえ。余計な邪魔が入って、トーナメントがご破産にならない事を祈ります。
僕のヒーローアカデミア ★★★
味方と分断された出久達の前に現れたのは、敵連合からの出向組。トガちゃん、ますます狂ってるなあ。悪のヒロインとしての存在感が増してきました。
敵連合はトガ達を、八斎會は計画の全貌をそれぞれ相手に差し出した。つまり八斎會を潰しても、オーバーホールの計画は敵連合が引き継ぐ可能性があるのか。そうなったら厄介だぞ。ここはサーの活躍に期待しましょう。
鬼滅の刃 ★★★★
扉絵の美少女は誰?と思ったら、まさかの伊之助でした。そういえばコイツ、実は美形キャラだったっけ。やっぱり女の化粧は女性がやるのが一番ですね。伊之助はずっとこのままでいても良いですよ(男の娘キャラ、割と好きです)。
遊郭では遊女がゴミのように扱われる事も珍しくなく、そこか逃げ出して行方不明になる女性も少なくない。鬼が潜むには絶好の場所ですね。そしてやはり凶悪な鬼が潜んでいた。今まで登場したキャラの中にいるのかな? そして縛られたまきをさん、エロいっす(おいおい)。
Dr.STONE ★★★
砂鉄を集めるのは簡単だけど、それを鉄にするのは無茶苦茶大変というか、無理ゲーなんてもんじゃない。昔の人はこんなに苦労して製鉄してたんだなあ。そりゃあ鉄器が貴重品になるわ。
新キャラのスイカは女の子かな? 彼女の素顔も謎だけど、桃太郎の昔話を知っているルリも気になる。かなりアレンジされているから先祖から受け継いだ? だとしたら受け継いだのは昔話だけではない筈。彼女と千空が出会った時、世界が動く?
HUNTER×HUNTER ★★★
王子達はそれぞれの考えで動いており、戦いを望む者もいれば平和を願う者もいる。王に相応しい人間は割といますね。ベンジャミンは覇者には相応しいけど、平和な国を治めて満足するような男じゃないからなあ。ツェリードニヒは念の天才らしいけど王としては論外。
王子達を守る筈の護衛兵が敵で、一瞬の油断が死に繋がる状況下で、クラピカの宿敵である幻影旅団も船に潜んでいた。クロロはシャル達がヒソカに殺されたのを知っているのかな? クロロが居るならヒソカも追ってくるでしょう。間もなく船内は文字通りの戦場になる?
移ろう時の中で ★★★★
手塚賞準入選を果たしたジャンプの新鋭・比良賀みん也先生の受賞作です。
ストーリーは「週刊少年ジャンプの漫画」とは思えない程に異色で、子供の読者を引き寄せる派手なバトルシーンもお色気も無い。キャラクターもカッコ良いとは言えず、腹を抱えて笑うようなギャグ漫画でもない。どちらかと言えば青年誌や「アフタヌーン」向きの漫画です。
ですが最後まで一気に読ませる程の話の面白さと、新人とは思えない構成力は非凡なものを感じます。こういう新人がポンッと出てくるから、ジャンプは侮れないんだよなあ。大人向けの漫画だからこそ子供にも読んでほしい、そう思えた作品です。比良賀先生、連載で出会える日を楽しみにしています。
火ノ丸相撲 ★★★★
センターカラー。
おや、今回では終わりませんでしたね。それどころか角界入りしてからの話も描きそうな感じ。良い意味で私の予想を裏切ってくれるかな?
この一年で部員達はみんな強くなった。初心者だった蛍も力士の体つきになり、ユーマは精神も肉体も成長した。大学に行っても相撲を続けてくれるとは嬉しいですね。いつかプロの土俵で火ノ丸と戦ってほしい。
そしてメインイベントはこれから。國崎vs火ノ丸はプロでも見られない対戦でしょうから、これが最後の勝負になるのか。仲間同士のガチ対決、結果が読めず楽しみ。
ぼくたちは勉強ができない ★★★★
相変わらず水着の日焼け跡がセクシーなうるか。今回は勉強も水泳も頑張っている彼女を唯我が助けて、更に好感度を積み重ねるのかと思ったら……。
連載が始まってほぼ半年。話を動かすにはまだ少し早い気がするけど、だからこそでもあるのか。読者の意表を突いた展開、ここから唯我がどう動くのかがポイントですね。恋愛にはヘタレになるダメ男にならない事を願います。
銀魂 ★★★
武市、生きてましたか。あのまま死んでいた方がキャラとしては美しかっただろうし、空知先生もそれは分かっていたでしょう。でも、ハッピーエンドの為には血を流し過ぎても駄目。その辺りの匙加減は作者も読者も難しいんだよなあ。
しぶとかった圓翔ですが、己の武器で刺されるという彼に相応しい顛末を迎え、これで宇宙での戦いは終わるでしょう。しかし本当の敵は地球にいる。高杉達は虚との決戦に来てくれるのかな?
食戟のソーマ ★★★
センターカラー。
斎藤、なかなか良いキャラですね。自分の事を「拙者」だと言ってる自覚無かったんかい（笑）。美作の実力をちゃんと認めるなど敵にするには色々な意味で惜しいキャラだ。作る寿司も美しいし。
美作のコピーは単純なやり方に見えて、実はとんでもない努力をしていた。敵側の十傑全員を分析し、真似られるようになっていたとは大した男です。真似しているシーンは完全にギャグなんだけど、ギャグシーンになるまで積み重ねてきた美作の努力に脱帽。でも多分負けるんだろうなあ……。
約束のネバーランド ★★★
そうか、施設ではママに決められた料理しか食べてなかったから、こういうワイルドな料理を食べるのは初めてなのか。感動もパワーアップしているんだろうなあ。少し羨ましい。
初めて生き物を殺したエマ。コニーの胸に刺さっていた花にはそんな意味があったのか。敬意を持って刺したそうだけど、大事な妹を殺された上に食料にされたからなあ。エマの気持ちは複雑な事になっているでしょう。他の生物を殺して食べなければ生きられない、鬼でさえ変えられないこの世の摂理にエマ達はどう挑む?
クロスアカウント ★★★
もう真麻が正ヒロインで、大地とのラブコメをやってくれれば良いよとも思ったけど、やっぱりそう簡単には行かないか。このままじゃもう1人のヒロインの筈の菜乃花が、アドバイザー役でしかないし。
SNSの中でしか友達でいられない大地と菜乃花。大地が彼女の真実を知ったら、真麻との関係も変わるでしょう。その切っ掛けを作りそうなのが真麻から送られたメールとは皮肉な話だ。この奇妙な三角関係、いよいよ動くか?
青春兵器ナンバーワン ★★★★★
生駒里奈さんが登場した事なんてブッ飛ぶ程の衝撃&爆笑。こんなネタ、反則過ぎるわ!! シリアスな戦闘から出産までこなすゴローは便利なキャラだなあ。こんなキャラ、滅多にいないぞ(いてたまるか)。
ゴローと子供達の感動ストーリーにも見えるけど、見直してみたらやっぱり狂気しか感じません。長谷川先生、ノッているなあ。ギャグ漫画でさえ危ない領域にまで突っ込みそうな気がするけど、こうなったらとことんまで突き進んじゃってください、応援しています。
ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
バレンタインデーにたくさんのチョコを貰ったコガラシ、お返しはちゃんとやります。一人ひとりの趣向に合わせて違う品を、しかも手作りで用意するとは何という神対応。モテまくるのもわかりますね。コガラシ本人は相手に媚びを売るつもりはなく、素直に感謝の気持ちを示しているだけというのも良い。
プレゼントの品そのものは健全なのに、何故かエロいサービスシーンが続出してしまうのは、こういう漫画のお約束。毎回読まない外野がギャーギャー文句を言っても、この漫画の読者はそれを求めているし、ミウラ先生は読者の要望に応え続ける。良い関係じゃないですか。エロいけど。すっごくエロいけど。
シューダン! ★★★
浜西の1点リードで前半終了。しかしロクに笑顔は無い。鴨志田の強さを認め、彼に勝とうと闘志を燃やしています。いいねえ、こういう「少年漫画の正統派の主人公」って。そりゃあ晶ちゃんもドキッとするし、鴨志田への対抗意識がライバル心に変わりもするわ。
一方の鴨志田はイライラが募り、プレイに精彩を欠いている。決して馬鹿ではないしし技術もあるんだけど、精神的に幼すぎますね。プロのジュニアユースなど、もっと厳しい環境に放り込むべきかも。静かな巨人・渥美の方が手強い敵になりそう。
斉木楠雄のΨ難 ★★★
斉木が苦手にしているキャラは多いけど、彼に関しては苦手というレベルを越えて顔も見たくないようです。シスコン兄貴、久しぶりに見たけど全然変わってないなあ。将来、妹が結婚したらどうなるんだろう? 自我が崩壊して病院送りになりそう。その方が良いかも?(おいおい)
スイーツ情報番組にゲストとして出演した六神、いくらスイーツに興味が無いからって、こういう言動は芸能人失格でしょ。今までよくこの世界で生き残れたなあ。でも、そんな六神でさえ「本当に美味しい」と絶賛するコーピーゼリーは私も食べたい。板橋区にあるっぽいので今度探してみよう(この話はフィクションです)。
ROBOT×LASERBEAMS ★★★
本気になった烏丸、その高い技術で瀬島を圧倒。ただ遠くに飛ばせば勝てる訳じゃない、ゴルフって単純な様で奥が深いスポーツですね。
チームとしても栄藍がリードしてるけど、何やらアクシデントが発生した模様。ロボのスコアは切り捨てられるので低スコアでも良かった筈なのに、怪我で脱落した選手の穴埋めとしてロボのスコアも加算される事になりそう。大ピンチだけど、自分次第でチームが勝てると前向きに考えるロボのメンタルが強すぎ。この精神力、見習わせたい選手が多すぎて困る。
腹ペコのマリー ★★
マリーの秘密を知る魔女ロゼ。ちっこいけど本物の魔女で、彼女によるとマリーが使った魔法は「強力な恋の魔法」だそうです。ほう、女の子らしい魔法じゃないですか。当時のマリーが誰を好きだったのかなど気になります。
恋の魔法が珍妙な呪いに変わったのは、色々な要因が加わったからとの事。自分の魔術は関係ないと知らされてショックを受ける鷺宮さんが可愛い。ラストで手を握り合うバカップルも可愛い。でも、物語としては終わりに向かっていますね。あと何話ぐらい続くのかな?
磯部磯兵衛物語 ★★★
ジャンポリスの3人が、これ以上無いくらい目立っています。花火にも負けてませんね。つーか花火になってるし。花火で人間の顔を見事に再現した千輪之助さん、あんた凄いよ……。