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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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ジャンプ26号の感想

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 今週号で今年のジャンプはちょうど半分。という訳で、ここまでの背表紙を揃えてみました。11号(1976年)からデザインが固まったのが分かりますね。

 

 今週号の背表紙は1990年バージョン。うわー、腐る程に見たやつだ。600万部以上も刷っていたなんて、今では信じられない。良くも悪くも時代は変わるのだよ……。

 そんなジャンプの黄金期の柱だった名作「SLAM DUNK」の新装再編版が出ます。表紙は井上雄彦先生の書き下ろしです。
 って新しい花道、怖いな。まるで悪役だぞ。あと井上先生、お忙しいのは分かるんですけど「バガボンド」の続きもお願いします。マジで。

約束のネバーランド ★★★★
 巻頭カラーでアニメ化発表。しかもジャンプ初のノイタミナ枠! 初というのは意外だけど、確かにこの枠でジャンプ作品は放映されてなかったな。とじ込み付録まで作られたり、ジャンプがこの漫画をプッシュする気満々なのが伺えます。
 いよいよレウウィスとの戦いが始まった。不利な状況でも諦めず戦うエマ達に、圧倒的な力を見せつけるレウウィス。この辺りの展開は少年漫画の王道ですね。レウウィスが単なる脳筋でないのが良い。
 電気を使った罠でもレウウィスは止められない。助っ人が来なかったらエマ達は間違いなく終わっていました。という訳で、最高のタイミングで頼もしい仲間が来てくれました。オッサンにとってもレウウィスは因縁の相手。世代を越えたリベンジ達成を期待します。

ONE PIECE ★★★
 聖地マリージョアに世界各国の王達が集結。みんな個性的で、ステリーの小物っぷりが逆に光りますね(笑)。魚人への偏見もこのレベルなら面白く見えます。
 最後の海軍大将、緑牛がシルエットで登場。藤虎とは仲が良いんですね。思ったよりも若いみたいだけど、3年も絶食していても元気とは、ルフィとは正反対の体質ですね。悪魔の実の能力かな?
 生まれて初めて見る本物の太陽の美しさに感動するしらほし姫。平和な光景ですが、その裏では時代を動かそうとする者達が動いていた。ステリーが見た壁の中の巨人はモーリーでしょうね。サボも既に潜入しており、世界会議は波乱必至。サボと緑牛の対決が見られるかも?

Dr.STONE ★★★★
 マイクって意外と簡単に作れるんだな。塩が音を電気に変える事を最初に発見した人、凄い。きっと数え切れない程の実験を繰り返したんだろうなあ……。科学の進歩は先人達の努力の賜物。
 一発勝負だったけど電話は完成。しかしルリの何気ない言葉が、新たな科学への道を開いた。墓石をタイムカプセルにした上、レコードまで仕込んでいたとは千空の親父さんもやるなあ。息子の復活を心から信じていたんだと親子の絆に感動。

ぼくたちは勉強ができない ★★★★
 高校生活最大級のイベント、文化祭が始まる。ラブコメに「〇〇をやった男女は将来必ず結ばれる」ジンクスのイベントはお約束ですが、今回のは本当に結ばれるらしい。という事は成幸の本命ヒロインが決まるのか。それは嫌でもワクワクするしかない。筒井先生、上手いなあ。
 では成幸と結ばれるヒロインは誰か? 本人は知らないけどいばらの会の全面的なバックアップを受ける文乃、うどん作りで成幸と急接近しそうな理珠、本気を出してきそうなうるか、とんでもない衣装を着せられそうな桐須先生……。駄目だ、みんな面白いイベントを控えていて結果が予想できない。だからこそ先が読めず楽しみ。

僕のヒーローアカデミア ★★★
 プッシーキャッツと洸太、懐かしいなあ。オール・フォー・ワンも元気そうで何より(苦笑)。声優が大塚明夫さんとは相応し過ぎて困る。
 ヒーローの現在のランキング、ビルボードチャート。今回1位に輝いたのは大方の予想通りエンデヴァーでした。偉大なライバルを失いながらも1位の座を確保したのは、本人が今まで以上に努力したからでしょう。息子さんからも見直してもらえると良いですね。
 現在のヒーローのトップ10が発表されたけど、彼らは次の世代のヒーロー達にとって壁となる存在。それに敵連合にも狙われるでしょう。何人無事でいられるのかなあ……(こらこら)。

鬼滅の刃 ★★★
 センターカラー。次号で重大発表をするとの事。この漫画もアニメ化か?
 玉壺は芸術家思考のキャラだったか。しかし彼の作り出す芸術作品は残忍にして冷酷。人間の死体をモノとしてしか見ていないところは、やっぱり鬼なんだなあ。弱そうに見えて柱と互角以上に戦う戦闘力の高さ、流石は上弦の鬼、侮れません。
 時透は大ピンチになったけど、頼もしい(?)助っ人が来てくれそう。恋柱・甘露寺蜜璃、その実力や如何に? 単なる恋愛ボケキャラではないだろうけど、この状況を覆す程に強いのかは分からないので不安。でも期待もしてます。

ハイキュー!! ★★★
 たった一度だけ見せた攻撃にも対応する音駒。この高い対応力、地味だけど凄いですね。何が起こるか分からないスポーツの世界では、パワーやスピードよりも重要な武器になります。
 自慢の攻撃が尽く防がれれば、普通ならストレスが貯まりミスをしてしまう。だけど烏野の選手はストレスどころか喜びを感じている。攻撃が好きだから、攻撃を続けられる事が楽しいというポジティブシンキング、プロの選手にも見習わせたい。
 自分達の全力を次の瞬間にも越えてくる。だからこいつらが嫌いという、実に良きライバル関係。ポイントをゲットした烏野も、決められた音駒も一切の油断も過信も自信の喪失も無いというのは良い。この試合、間違いなく名勝負になります。

銀魂 ★★★
 悪ガキ達の帰還。高杉と語り合っている時はシリアスだったけど、別れた途端にギャグキャラに戻ってしまう銀さんが好きです(笑)。土方も一気に崩れたなあ。ロボコップ山崎は、まあ良いや。ロボになってもあんぱんを愛する彼に拍手。
 ラストはギャグが多かったけど、全体的にはまだまだシリアス。天導衆はあれ程痛い目に合ったのに、全く懲りてないな。いや、永遠の命を手に入れた事で止まらなくなっているのか。でも絶対、柩に寝首を掻かれそう。むしろそうなってほしい。

キミを侵略せよ! ★★
 センターカラー&大増23ページ。
 一のペット、ルルルも宇宙生物だった。一が子供の頃から飼っているそうだけど、それからずっと外で遊ばせなかったのか。そりゃあストレス溜まるわ。むしろ今まで大人しくしていたルルルは我慢強いぞ。
 今回も勘は鋭いけど、お馬鹿なので一の正体を見抜けないりあ。あと少しなんだけどねえ。獣娘のコスプレグッズがすぐ近くで売っている公園って、どうなってんだか(笑)。りあのサービスシーンは稲岡先生の画力が足りなくて、色気をあまり感じませんでした。惜しい。

紅葉の棋節 ★★★
 大増23ページ。
 二次試験は奨励会員との対局。奨励会になる為には、先輩達に勝たなきゃいけないのか。今更だけど厳しいなあ。奨励会員になったらもっと厳しい道を歩くんだけど。
 3回戦って1勝すれば合格。だけどその1勝するまでが大変…と思ったら、紅葉はあっさりクリアしました。元々これぐらい出来る実力を持っていたし、急速に成長している紅葉は下位の奨励会員なら勝てる。これは正しいキャラ設定。物語はまだ始まったばかり、こんな所で苦戦させたら白けますからね。
 新たなライバル、染井吉野。病弱っぽいけど紅葉とは正反対の攻め将棋をして、銀杏への弟子入りを望んでいるという王道のライバルキャラ。紅葉に銀杏の弟子の座を懸けて勝負を挑むけど、銀杏の意志を無視してますね。次回、銀杏からツッコミ入りそう。

ブラッククローバー ★★★
 クローバー王国の激震は、王都以外にも広まっていた。ハージ村はアスタ達が来てくれたけど、王国の各地でこんな事が起きているんだろうなあ。人間のままでいられる魔法騎士がどれだけいるのか……。
 思わぬ形での帰郷になったけど、憧れのシスターを守る為に戦うアスタとユノは頼もしい。特にアスタはシスターにカッコいいところを見せるチャンスですぜ(笑)。頑張れ男の子。
 自分を見下していた兄が、ようやく自分を認めてくれた。ノエルは本当に嬉しいでしょうねえ。彼女の努力は見事に報われました。良かった、良かった。

食戟のソーマ ★★★
 センターカラー。
 連隊食戟から4ヶ月。遠月学園は新たな体制になりましたが、今までよりも明るい空気に包まれています。恵と葉山と黒木場、アリスも十席に選ばれたんですね。落ちこぼれだった恵がここまで昇り詰めた事にかなり感動。
 3年生達は卒業して、それぞれの新たな道を歩んでいた。司は竜胆と一緒に珍食材ハンティングですか。一足早い新婚旅行みたいで何より(笑)。竜胆、嬉しそうだし。
 そして新展開へ。遠月学園内の問題は解決したけど、今度は外部からの侵略ですか。まだまだこの漫画は続きそうで一安心。別の料理学校とのバトルが始まるのかな?

ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
 座敷童子の仲居さんは、運勢を操作する能力の持ち主。強い弱いという問題ではない、別次元の存在と言ってもいい妖怪です。完全にブチ切れたら、ゆらぎ荘の全員で挑んでも敵わないでしょう。
 仲居さんはコガラシを巡る恋愛バトルには参加していないので、彼女の話はほんわかとした雰囲気になります。サービスシーンはあるんですけどね(笑)。人間と妖怪の友情話は定番だけど良い。百合っぽいので更に良い。

呪術廻戦 ★★
 いきなり大量殺人。ショッキングなスタートですが、掲載位置が微妙なので話にインパクトは必要ですね。話が面白くなるかどうかは別問題ですが。
 非常に微妙な状況なのに、人気を得にくい特訓話をやりますか……。主人公が強さ的にイマイチなのでパワーアップさせる必要があるのは分かるんだけど、ここから盛り返せるのかな? 「鬼滅の刃」の奇跡再びなるか?

ノアズノーツ ★★★
 現代の都市のように高層ビルが聳え立つ島。ノアが興奮するのも分かるくらい異様な光景です。服が濡れたらすぐに脱ぐ未来は良いヒロインだ(笑)。ハントは不細工で可愛くないけど。
 未来が見た宇宙人の正体は、遠隔操作できる複数の義手を操るティッツィでした。武器の性能も高い上にティッツィの性格も問題あり。ノア達を獲物に見定めた彼と戦いながら、島を探索するのか。今回のミッションも厳しいけど頑張れ。

アクタージュ ★★★
 クランクアップした後で交流会って遅ぇんだよ!との竜吾のツッコミは至極ごもっとも。彼は心を開いたら良い友人になってくれそう。
 枕投げは不発気味だったけど、夜凪は千世子の心に近づく。演じるだけの機械に見える千世子ですが、売れる作品を作る為なら何でもする覚悟がある。高すぎるプロ意識こそ、監督が夜凪に壊してほしいものでしょう。今の千世子は役者としては最高だけど、人間とは思えない。
 千世子の熱意が夜凪に伝わり、伝説のシーンが作られようとしている。こうなってくると荒れ模様な天気も、最高の映画を作る為のエッセンスでしかない。2人の天才の共演、見せてもらいましょう。

火ノ丸相撲 ★★★
 土俵際に追い詰められた火ノ丸。しかしここから驚異の粘りを見せる! これ程の突きを何発も食らっても、全く退かない火ノ丸の執念には脱帽します。絵も静かに迫力あるし。
 見ている方はハラハラさせられるけど、火ノ丸はこういう相撲を取るしかない。1日目から捨て身の覚悟を見せられたら、相手をする方だって応えるしかありません。殺気と殺気の激突で、遂に廻しを掴んだ両雄。火ノ丸が決めてくれるか? むしろ決めてくれ、頼む。

ジガ ★★★
 ランダも人間の姿になれるのか。異空間に入り込んだり、人間とは違う文明からの侵略者みたいですね。こんな怪物が45匹もいるのか。人類に未来無しと言っても良いな、これは。
 自分が人外の怪物である事を思い知らされたコウ。しかしこれでランダ達の仲間になるようでは、少年漫画の主人公をやってはいけません。むしろ「それでも俺は人間を守る!」という心意気を見せてほしいけど、今のコウには人間の為に戦う理由が無いんだよなあ。ヒロインがいれば話は楽だったんだけど。打ち切りの危機も迫っているし、ここからどうする?

ROBOT×LASERBEAM ★★★
 延長戦になったらロボに勝ち目は無い。もう1ホールも落とせないロボは、精神的にも肉体的にも限界ギリギリのスーパーショットを繰り出します。アイアンの刃先で打つとは、とんでもないなあ。だからこそ納得させられる猛攻です。
 スーパーショットを成功させたロボだけど、銀狼が次のショットでボールを入れれば勝利を確定できる。そしてここで外すような男ではない、と朱雀も断言しています。何かトラブルが起こるのか、それとも延長戦でロボが奇跡の勝利を手にするのか。次回の銀狼のショット、見逃せませんね。

トマトイプーのリコピン ★★★
 本誌とは今回でお別れ。ああ、やっぱりこうなったか……。残念ですが、大石先生はジャンプ+で頑張ってください。
 ジャンプの巻末ギャグ漫画は長続きする作品が多かったけど、この作品は1年も持たなかった。ネタが時事ネタが多すぎて、マニアックになり過ぎたからかなあ。私は好きだったんだけど、ギャグ漫画は難しい。


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