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ジャンプ41号の感想

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 次号から新連載が2作同時にスタート。こういう形式は珍しいですね。
 2作ともギャグ漫画なのは「銀魂」の後釜を狙っているからか。ここ最近、ギャグの新連載は打ち切りばかりだけど、今回のは生き残れるかな?

 そして43号から「HUNTERXHUNTER」が連載再開! 今年中に帰ってくるとは嬉しいですね。話が複雑になり過ぎてて困っているけど、それでも楽しみ。
 で、「ワールドトリガー」の復活はまだですか? 連載されていた事自体、忘れている人も増えてるみたいで心配。

 「ONE PIECE」は休載です。

約束のネバーランド ★★★
 巻頭カラーで人気投票の結果発表。最初のページの鬼会議には笑った。鬼はムジカとレウウィスとソンジュがベスト20入りしましたね。鬼の皆さん、おめでとう。
 今回から最終章スタート。 長く続けるつもりは無く、きっちり終わらせるつもりなんですね。ジャンプとしては痛手だけど、長く続けて面白くなるタイプの漫画ではないのでこれは正解か。来年中に終わるのかな?
 人間が食材として売られている鬼の町。前回から1年ほど経って心身共に成長したエマ達が潜入していたけど、何とか切り抜けました。怒って暴走する程、馬鹿な子達じゃないですよね。一安心。
 エマ達の謎解きは順調みたいだけど、フィルが気になる。ラートリー家に洗脳されていたりして。そしてノーマンは今、どこで何をしているのか。分からない事はまだまだ多くて、最終章は大いに盛り上がるでしょう。早速期待。

呪術廻戦 ★★★
 クラゲのような式神を操り、毒を撒き散らす順平。しかし彼の心には確固たる信念は無く、自分が正しいと思い込みたいだけと虎杖に論破される。母親を殺された怒りだけで殺戮をやる程、短気でないのは幸運なのか不運なのか。
 順平を高専に誘う虎杖だけど、彼らの背後には強大な悪意が迫る。順平の母を殺したのは、間違いなく……だろうなあ。真実を知った時、順平はどんな道を選ぶのか。虎杖の仲間になると思っていたけど、そう簡単にはならない? 先が読めそうで読めなくて面白い。

ぼくたちは勉強ができない ★★★★
 いくら親しい間柄とはいえ、女の子にブラジャーを送るのは自殺行為だぞ成幸。サイズがぴったりならともかく、ちょっと大きめだし。えっ、中学生用のブラなのに文乃には大きめだったの? うん、文乃ならしょうがない(おいおい)。パッド4枚入れたのに3枚だと見栄を張るところも可愛い。貧乳は素晴らしい!
 成幸からのプレゼントなら、サイズが合わないブラも付ける。あー、もう文乃も完全に成幸LOVEじゃないですか。分かっていましたけどね。成幸が他の子とくっついたら人知れず泣きそうで不憫。あーあ、全ヒロインが幸せになる方法って無いのかなあ。ハーレムルートでも受け入れますよ。

鬼滅の刃 ★★★★
 センターカラー。
 半天狗の本体、大きくもなれるのか。これじゃあどうしようもないと思ったけど、炭治郎達は全く怯まない。それどころか半天狗を更に追い詰めます。炭治郎も禰豆子も強くなったなあ。
 それでも半天狗には一歩及ばず逃げられそうになったけど、新たな刀を手にした炭治郎が半天狗の首を落とした! おお、遂に十二鬼月を、しかも上限の鬼を仕留めましたね。これで炭治郎も柱になれます。それは流石に早すぎるかな?

アクタージュ ★★★★
 私は百合にはあまり興味が無いけど、今回の夜凪と千世子のやり取りにはドキドキさせられました。可愛い女の子がイチャついてる光景って、普通に目の保養になります。
 千世子をカムパネルラみたいだと夜凪は言うけど、千世子から見たら夜凪こそカムパネルラにそっくり。自分の事はよく見えないってやつですね。夜凪を励ましに来たと思わせて、実は役作りに来てた千世子、それでこそ夜凪の友人にして最大のライバルです。
 迷いが晴れた夜凪は、阿良也にも引けを取らない存在感を出してきた。ここからが演出の仕事ですか。役者を怒ったり、文句を言うだけが演出家の仕事じゃない。巨匠の演技指導を見せてもらいましょう。

食戟のソーマ ★★★
 今回はラブコメっぽい描写が多かった。海は人の心にさざ波を立てるようです。肉魅やえりなはともかく、創真まで心を揺らすとは。料理の事しか考えていない朴念仁さえ動揺させる、えりな様の美しさ恐るべし。
 しかしこういう時に何か起きるのがお約束。鈴木先生こと才波朝陽が本格的に動き出しました。4人の仲間はいずれも大人で、学生とはレベルの違う強さを見せてくれそう。えりなの神の舌を使って、朝陽は何をするつもりなのか。悪役っぽい野望を期待します。

Dr.STONE ★★★★
 センターカラー。
 クロムが脱出した事で、何の気兼ねも無く作戦を進める千空。司帝国、見事なまでに切り崩されてますねえ。アメリカが復興していると信じた人達、真実を知ったらどうなる事やら。千空が恨まれるだけで済めば良いんだけど。
 敵なのか味方なのか、何を考えているのか分からなかった羽京も味方になりそう。砕かれた石の人達まで救おうとしているなんて、千空もだけど杠もまともじゃないな。だけど狂気こそが奇跡を起こす。司帝国、戦う前から負けてる気がするけど、こんなに狂った連中を相手にしてちゃねえ。相手が悪すぎますわ。

ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
 幽奈さん、クローン人間の幽霊だったのか。記憶の違いなどちゃんと伏線は張られていたので意外性は無いけど、改めてそう告げられると感じるものがありますね。まあコガラシもみんなも全然気にしないでしょう。幽奈の正体を知っても暖かく迎え入れてくれる筈です。
 幽奈の創造主にして事件の黒幕である天狐白叡、その目的は死にかけている娘に永遠の命を与える事。その願いは純粋だけど、やり方を致命的なまでに間違えている。倒すべき敵を見定めたコガラシは強いぞ。バカ親父の目を覚まさせてやれ!
 それにしても七体目の幻流斎だった幽奈の未練とは何だろう? 父とも言える白叡に反抗し続け、あっさりと逝ってしまった様子で未練など感じられない人生です。いや、だからこそ…なのか? 「普通の女の子として生きたかった」という願いが未練になっているのだとしたら不憫な。やはり幽奈がメインヒロインですね。

僕のヒーローアカデミア ★★★
 個性の使い方が複雑になってきました。「HUNTERXHUNTER」とか「ジョジョ」っぽくなってきたなあ。能力バトルもののお約束とはいえ、複雑になり過ぎると読者を混乱させてしまうので注意。それでもここまで人気を確立させたら、打ち切られる心配は無いだろうけど。
 毒性の粘液で自分の匂いを染み込ませた梅雨ちゃん、これで宍田の鼻を誤魔化した時点でほぼA組の勝利は決まりましたね。宍田の個性はシンプルだけどそれ故に強くて、仲間達も割と頼っていた。要とも言える宍田とコミュニケーションが取れなくなったのは痛かったなあ。B組は残念でした。
 もちろん今回の注目キャラ、心操もナイスアシストでした。今回は梅雨ちゃんの作戦のおかげでもあるけど、場数を踏んで経験を積めば、心操1人でも良い作戦を考えて今回のように敵を惑わせ、勝てるでしょう。つくづく恐ろしい個性だ。敵にならなくて良かった。

恋は戦争 ★★★
 金未来杯第3弾。作者はペンネームからして只者ではない感じを漂わせているアラビア吾郎先生。
 内容は良くも悪くもバカバカしくて、人によっては「くだらない」と一蹴されるでしょう。でも、こういう「くだらない」作品を好む人も多い。話がシンプルで分かり易く、主人公の行動に共感できる。これだけでも大したものだと思います。
 校長をやり込める方法はもう一捻りしてほしかったけど、新人の作品にそこまで望むのは酷なのでOKとします。読後の爽快感は嫌いじゃありませんし。今までの2作よりは作者の個性を感じる、悪くない漫画でした。

ブラッククローバー ★★★
 サラマンダーに認められ、強大な精霊を従えて復活したフエゴレオンは強い! とにかく強い! 圧倒的なまでに強い! エルフさえ圧倒する程の魔力とは、ヴァーミリオン家の血筋には何か秘密があるんだろうか?
 フエゴレオンの復活で戦況は人類側に傾くと思われましたが、エルフ達の攻撃はこれからが本番。かつての最強の魔法騎士団「金色の夜明け」はほぼ全員が敵になり、かつてアスタと戦ったランギルスもエルフに体を乗っ取られた。決戦の舞台は整い、役者も揃った。後は死闘あるのみ!

BE×MADE ★★★
 第95回手塚賞受賞作。作者は独楽京助先生。
 町を壁で囲んで外敵から人々を守るという設定は「進撃の巨人」を思い出すけど、設定以外は全くの別物。民を守る為に身を粉にして働くお姫様と、そんな無茶をやるお姫様に惚れてしまった少年のボーイ・ミーツ・ガールものです。
 絵はまだまだ未熟だけど、話もキャラの動かし方も悪くない、どころかかなり良い。手塚賞を取ったのは伊達ではありませんね。独楽先生の大きな才能を感じさせる漫画でした。もっと絵が上手くなったら、ジャンプを支える大漫画家になるかと。

ハイキュー!! ★★★★★
 漫画を読んでいるのに、現実のスポーツを見ているかのようにドキドキハラハラ、そしてワクワクしてしまう。良いスポーツ漫画です。
 未知の新戦力・手白は天井サーブを使ってきました。うわあ、嫌な武器を使うなあ。それでも烏野はやられず、むしろ以前より成長しているところを見せてくれました。日向も旭もナイス!
 勢いは烏野に移ったけど、音駒も粘る粘る。一瞬たりとも気が抜けない刹那の攻防、バレーボールという競技の醍醐味を見事に表現しています。古館先生、凄いよ。
 シンクロ攻撃の応酬を制した烏野、遂に待望の1セット獲得! 練習試合の頃からここまで随分と掛かりましたねえ。だけど試合はまだ終わっていない。むしろここからが本当の戦い。何が起こるか分からない第3セット、壮絶な戦いになるのだけは間違いないでしょう。あー、ワクワクするなあ。

火ノ丸相撲 ★★★
 みんなの声援を受けてパワーアップしたと思ったら、レイナの事を思い出して力を抜いてしまった火ノ丸。男の子だねえ(笑)。余計な事を考えてしまったけど、それだけ心に余裕が出来たという事でもある。良い傾向です。
 チヒロの兄で彼を負かしただけはある大般若、トリッキーだけど地力も備えている強敵です。一方の火ノ丸は鬼車を出せなくなっていたけど、その先へ突き進もうという決意が新たな技を産み出したっぽい。でも温厚な草薙が怒る程の技とは?

銀魂 ★★★★
 最終回まであと2話、流石にギャグは控え目で新八と神楽、そしてみんなの万事屋への思いを描いてくれました。
 新八も神楽も、それぞれの道を選んだと思っていた。だけど2人とも前には進んでいなかった。2人の本当の願いは、銀さんやみんなとの繋がりを守る事だった。それは銀さんの願いを叶える事でもある。今まで多くの人を救ってきた銀さんを、今度はみんなが助ける。良い話になってきました。
 クライマックスらしく盛り上がってきたけど、次号で最終回なんですよねえ。あと1話で終わるとは思えないんだけど、単行本の描き下ろしとか増刊ジャンプとかで完結編をやりそう。それもまた「銀魂」らしい終わり方だな(笑)。

総合時間事業会社代表取締役社長専属秘書 田中誠司 ★
 3日後に1万人の敵が来る上、田中は不調で時岡も戦力として見るには難しい。この難局を覆せる男、人類最強とも言える傑物・最川強兵。イメージトレーニングから始まった最強への探求は、彼を超人にしました。思い込みの力って確かに凄いけど、これを面白いと思う読者がいるのかなあ……。何事もやり過ぎは良くないかと。
 絵の見辛さには慣れてきたけど、話は相変わらずイマイチ。盛り上げようとしているのは分かるんだけど、どうもなあ。今期の打ち切りは免れたみたいだけど、次は避けられないでしょう。ここからの飛躍はあるのか?

アリスと太陽 ★★★
 「田中誠司」と同時期に始まったこの漫画、個人的には「田中」より好きだけど、こちらもヤバい位置にまで落ちてきました。漫画で音楽の魅力を伝えるのは難しいなあ……。
 しのんはドラムとしてアリス達のバンドに加わる事に。確かに普通のアイドルが生き残るのは難しい。ドラムも叩けるのは大きな武器になりますね。坂東先生、侮れない。
 夢に向かって突き進み始めたアリスだけど、彼女と太陽の絆に迫る危機。派手なアリスより太陽に注目するとは見る目があるけど、それだけに侮れない。太陽の才能に気付いたこの男、歌手としてもアリス達の敵になる?

キミを侵略せよ! ★★
 最終回。前号の掲載位置は何だったんだろう?
 話の方は、もうこれしかないと言わんばかりの内容でした。衝撃の告白はうやむやになり、ハジメは相場さんへの気持ちを固めて、彼女が自分を侵略してくれると確信してその時を待つ。悪くはないけど印象に残らない最終回になってしまって残念かな。
 総評。ギャグ漫画は絵よりギャグが大事と言われているけど、それでも一定レベルの画力は必要。女の子の可愛さが大事な作品なら、特にそうです。相場さんが可愛く描けなかったのが、この漫画の最大の失敗でしたねえ。
 稲岡先生、お疲れ様でした。単行本への描き下ろし、4話分も描くとは凄い。その熱意を次の作品に繋げてください。


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