ガーネット(以下ガー)「今回は私とニコだけで語るわ。上位の京都はともかく、21位の鹿児島にも敗れたヴェルディ。しかも試合内容も酷かった。2試合だけで7失点って、プロの試合じゃないわよ……」
仁虎(以下ニコ)「第7節の水戸戦以降、毎試合失点しています。守備のやり方に問題があるのは明らかですが、なかなか治りません。ホワイト監督に不信感を抱く人も増えてきました」
ガー「私達もそうだったわ。そして今節の相手はヴァンフォーレ甲府。私達がヴェルディサポになってから8年間、一度も勝った事が無い相手。しかも苦手のアウェイ戦で、甲府はピーター・ウタカを始めとする攻撃陣が絶好調。不利な条件がこれでもか!と言いたくなるくらい揃った試合になったわ」
ニコ「雨の降る中で行われた試合は序盤から甲府のペースで進みます。いつ点が入ってもおかしくない、嫌な流れでした。しかしこの日のヴェルディは今までとは違いました。甲府の強力な攻撃を耐え凌ぎ、チャンスが来るのを待っていました」
ガー「好調だと思ってた甲府だけど、主力選手のドゥドゥが怪我で出られなかった上に、田中佑晶が前半27分に早くも負傷交代。今までの甲府じゃなかった気がするわ。この機を逃さないと気を引き締めたのかしら。前半32分、佐藤優平のコーナーキックにノーマークだった若狭大志がヘッドで合わせてゴールゲット! 良い形で先制したわ!」
ニコ「その後はウタカ選手にゴール前まで攻められる危うい場面もありましたが、ヴェルディはギリギリで守ります。復帰したばかりの藤本寛也選手も頑張っていました」
ガー「待望の追加点は後半が始まって間もない52分。相手GKのミスを見逃さなかった梶川諒太が悠々と決めてくれたわ!」
ニコ「その後は甲府の攻撃をシャットアウトして、2-0で終了。11試合ぶりの無失点、そして上位相手に大きな勝利を決めました」
ガー「この勝利はチームに自信を与える筈よ。久しぶりの勝利ってだけじゃなくて、ロティーナでさえ勝てなかった甲府に勝てた。それが大きいわ」
ニコ「ホワイト監督にとっても大きな勝利でした。これでまたクビが繋がりましたね。こういう見事な試合を見せられたら、監督を信じるしかありません」
ガー「次の大宮戦はボッコボコにやられるかもしれないけど、選手達が頑張っている限りは応援するわ。それがサポーターの心得よ。だから、せーの、」
2人「「頑張れ、東京ヴェルディ!!」」
ガー「にしても本当に今年は土曜日の試合が多いわねえ。土曜日は仕事があるから見に行けないのよ。今回、甲府に行けた人が羨ましいわ。次に私が行けるアウェイ戦は9月以降になりそうなのよねえ。あー、もう!」
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vsヴァンフォーレ甲府 甲府に勝つのは2010年以来だそうです。相性悪いチーム多いなあ
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