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ジャンプ12号の感想

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 次号は土曜日発売。いつもより早く読める反面、感想書くのも早くしないと…って、別に仕事とかではないんだから自分のペースで書けば良いんですけどね。そうと分かっていても早めに書きたい損な性分。

 「ブラッククローバー」は休載です。

アクタージュ
 連載2周年突破。マガジンやサンデーならともかく、良くも悪くも少年漫画の王道を行くジャンプでこういう漫画が2年も続けられたのは、時代が変わったという事か。個人的には嬉しい。
 花子の身勝手な演出に翻弄されたのに、自分が悪いと謝る夜凪。花子は真実を伝えたのかな? 黒山が活を入れてくれたおかげで、吹っ切れた花子による夜凪の再逆転フラグが立ったのは良かった。
 その前に千世子の芝居を見せてもらわないと。うわー、これは美しい。それに前日とは別人のように自信を漲らせています。黒山はどんな魔法を使ったのか、かなり楽しみ。アキラ君、この舞台を生で見れなくて後悔しそう。

ONE PIECE
 お湯ではなく油による釜茹でって、普通の人間なら落ちた奴のように焼け死にます。おでんが耐えられたのは覇気を使っているから? 確かにこれを耐えきったら、奇跡の1時間だ。
 オロチの目的はワノ国の支配ではなく、黒炭家を虐げてきたこの国そのものへの復讐だった。ううむ、これはオロチの方に分があるかな。極悪非道の犯罪者でも、その親族にまで罪を問うのは間違っている…と考えられるようになったのは近代からなんだよなあ。日本の歴史の闇は深い。
 おでんがバカな踊りをしていたのにも理由があった。復讐者の約束を信じたのは、おでん痛恨のミス。でもオロチはバリバリの実に守られているし、カイドウも強いからおでん達だけじゃどうにもならなかったか。まだ生きている白ひげが助けに来てくれてたら…と考えてしまう。

鬼滅の刃
 茶々丸も鬼になっていたのか。生きていたのは良かったけど、首を切られてもジタバタしている絵は怖い。アニメ化されたらトラウマになりそう。
 伊黒、お前、眼が……! 無惨の攻撃を見切る鏑丸が凄すぎる。こいつ絶対に普通の蛇じゃない。鬼の血を飲んだスーパーな蛇だったりして。
 老化に加えて治り切っていなかった傷跡と、無惨に弱体化バフが掛けられまくってますねえ。そうでもしないと勝てないからなんだけど、ここまでバフされてる無惨様に同情してしまう。ゴメンね、君が強すぎるのよ。

Dr.STONE
 センターカラー。
 千空と同じらしいホワイマンの声は合成音声でしたか。石化装置はホワイマンが作った物じゃない? 次々と新しい謎が出て来て飽きさせない、この漫画の面白さを再発見させられました。
 新キャラの松風によると、石化装置はある日、空から大量に降ってきたそうです。そしてホワイマンは月にいる事が判明。まさかの宇宙人!? いや、宇宙人なら石化装置ぐらい作れるよなあと納得させられてしまう(笑)。今、宇宙に居るであろうレイとも出会うのかな。うーん、ワクワク。

魔女の守人
 大増23ページ。
 具体的な目的と、分かりやすい強敵が現れて少し面白くなってきました。騎士が魔女の魔法を使って戦うという、この漫画らしいバトルも見られそうだし。
 世界の光景や村の様子など、一昔前のRPGっぽいですね。坂野先生、こういうデザイン好きなのかな? 変装のレベルが低くてすぐにバレそうで心配。

ハイキュー!!
 日向のサーブ、カッコ良く撃ったけどギリギリで入らず。入ってくれたらカッコ良かったのになあ。ここで決められないのは、まだまだ未熟だという事か。影山君は挑発しないの(笑)。
 ニコラス・ロメロが止まらない。日向と影山や顔馴染みのキャラばかりに注目してたけど、これが世界のエースか。こんな凄い選手と一緒にプレイできるなんて、味方としても敵としても得るものは大きいでしょう。良き手本を前にどんどん成長しろ、若人達よ。

僕のヒーローアカデミア
 「とにかく蹴る、話はそれからだ」なんて感じで突き進むラビットヒーロー・ミルコ。頼もしいんだけど、どっちが悪役だか分からん暴れっぷりですな。正義と悪は紙一重。
 命令されなくてもドクターを助けたモカちゃん、ドクターを慕ってたんだろうなあ。その頑張りは報われ、悪の反撃開始。苦戦しそうなヒーロー達には悪いけど、話としてはこうなった方が面白い。ヒーローも敵も頑張れ!

MASHLE
 気弱なルームメイトに意地悪な同級生、そして親の権力を傘にした性格悪いエリートと、こういう学園ものの定番をやってますね。あえてそうしているんだろうし、それで充分面白いのは主人公がユニーク過ぎるからか。今は読者に主人公の力を見せ付ける時、個性ある脇役をぶつけるのはまだ早い。
 ほうきのタイム測定、マッシュは魔法は使えないけど頭は悪くない事が証明されました。単に眼にも止まらないスピードで走っただけと勘違いしてゴメン。でも悪役相手だからといって、約束を忘れるのはどうかと思うよ。次回はキャベル君に謝ってから殴りましょう(殴るのは決定なの!?)。

ぼくたちは勉強ができない
 冬山への卒業旅行以来、出番が無かった理珠と文乃は成幸の背中を押す役をさせましたか。確かにうるかルートでは、この2人はこうするしかありませんよね……。2人のファンは複雑な心境だろうなあ。
 これで成幸とうるかがくっつく事はほぼ決まりましたが、問題はその後です。2人のハッピーエンドで連載終了なのか、それとも別のヒロインとのEDを見せてくれるのか。まだまだこの漫画を楽しみたいので、出来れば後者であってほしい。

アンデッド アンラック
 世界一深い湖・バイカル湖でスケッチとは、贅沢な事をやってるなあ。これ戸塚先生の願望だったりして(笑)。
 ポニーテールの少女ジーナは敵だと分かっていたけど、不変を望む彼女は変化を受け入れた風子とは正反対なんですね。そりゃあアンディとは気が合わないわ。同じ変化を望まないキャラとして、「鬼滅の刃」の無惨様とは気が合うのでは?
 ジーナは間違いなく強い。でも彼女を殺さないと組織には入れない。ヤンデレっぽい性格な上に強いという、厄介極まりないキャラ。手の内を知られているであろうアンディより、風子の不運が勝敗の鍵を握りそう。

ミタマセキュ霊ティ
 ミタマも霊に慣れたんですねえ。人は環境に合わせて成長するんだなあ。ブラック企業に馴染んでしまったようにも見えるけど(気のせいです)。
 ああ、そういえばこんな奴いたっけ。シャケ次郎君、サーモン帝国の建国よりクリスマスにシャケをばら撒いた方が喜ばれますよ(byルパパト)。
 水に浸かるとリアルになるシャケ次郎。DHAはドコサヘキサエン酸の略称だって知ってる人、いるかな? 取り敢えずみんな、熊も大好きなシャケは安くて美味しいからバンバン食べよう(思考放棄)。

約束のネバーランド
 エマ達にとって、GFは目を瞑ってても走り回れる程に慣れ親しんだ場所。地の利は完全に彼女達にある上、ハッキングまでされたら鬼達は後手に回るしかありませんね。敵の狙いが読めないのも辛いな。頑張りが報われない鬼達がちと哀れ。
 これは守備ではなく攻撃。エマ達の狙いはGFに籠城し続ける事ではなく、施設を掌握してピーターを討つ事だった。兵力差がある以上、大将首を狙うのは的確であり必然。ピーターもそろそろ気付くだろうけど、彼は女王のように強くはない筈。早くも勝負あり…にはならないだろうなあ。そういえばママはどこ行った?

呪術廻戦
 時間が限られているのに、思ったより敵が強くて粘る。虎杖達には厳しい状況ですね。何発殴っても相手がノーダメージというのは、地味に堪えるだろうし。
 でも猪野の相手はもっと厄介だった。婆ちゃんはイタコで、死んだ人間の霊を孫に憑依させたのか。しかもかつて五条にも勝った伏黒パパを呼ぶとは。こいつは呪術師にとっては天敵中の天敵。猪野は生き延びられるのか?

チェンソーマン
 続々とやって来る殺し屋達。こいつらは流石に前回のようなギャグ展開にはならないでしょう。女の子を沢山連れたクァンシは、多分デンジの怨敵になるだろうなあ。
 中身はアメリカの殺し屋三兄弟の末弟である黒瀬、友達を殺すんじゃないかとハラハラしましたが、彼は彼で覚悟を決めたようです。いやいや、いきなりプロ意識に目覚めないでください。仕事を全うしなくても良いんだよ。こいつも厄介な敵になりそう。
 しかし一番危ないのは、ドイツのサンタクロース。無関係な無数の人々を下僕にして、デンジに何を届けるつもりなのやら。次の敵は誰が来ても激闘必至か。

MY LITTLE MARS
 新人の踊場ゆう先生の読切。初めて描いた長編漫画をスカウトキャラバンに持ち込んだら、その漫画が新世界漫画賞を受賞して本誌にも即掲載が決定。つまりこの漫画の事です。いやあ、天才っているもんですねえ。
 初の長編漫画とは思えないくらい構成が上手くて、主要登場人物は僅か3名と少ないのに全く退屈せず最後まですんなり読めました。いや、これは凄いぞ。素人が描いた漫画とは思えない完成度です。
 絵も悪くない、いや淡々と進むストーリーに実に良く合っている。踊場先生は自分の特徴というか、漫画家としての武器を分かってますね。こういう天才がいきなり現れるんだから、この世界は侮れない。次回作に超絶期待。

夜桜さんちの大作戦
 打ち切り間近と思ってたけど、次号センターカラーとは。何とか生き残ったかな?
 黒百合はおっさんだけど普通に強い上、情報収集力に長けているし、賢く、何より執念がある。娘の復讐という大義を持っている限り、この男の心は絶対に折れないでしょう。
 逃げたと思われた3人組も戻ってきて、太陽だけでは苦しいと思ってたので、助っ人が来てくれて良かった。心が強いのは太陽も同じ。揺るがない願いを持つ者同士、スパイには不釣り合いだけどきっちり決着をつけましょう。

AGRAVITY BOYS
 じわじわと下がり続けてますが、漫画の内容はまだまだ元気。ここが踏ん張りどころですね。
 高次存在でさえ「酷い」と言い切る程に酷い事になってたゲラルト。前回使ったドーピングの副作用ですか。寝たきりって、こんな形の寝たきりは疲れそうで嫌過ぎるな(笑)。
 友を救う為にサガが走る。異種族とのコミュニケーションは大変ですね。でも正しい思いは種族を越えて伝わる。ゲラルトは助かって良かったね。サガも助かったみたいだけど、ババは……大丈夫か。だって無駄にタフなババだし(酷い。けど真実)。

ゆらぎ荘の幽奈さん
 タイトルを見て「!?」と首を傾げ、読み進めていくとますますおかしくなっており、狭霧のハッピーエンドを喜びたいけど違和感の方が強くて、結末を見て「ああ、やっぱりな…」と納得。狭霧を応援している身としてはかなりガックリしたけど、幽奈を見捨てて幸せになるなんて狭霧は納得しないので、これで良いのだ。
 しかしこの状況はどうなっているんだろう? コガラシが消滅する直前で時間が止まっている? この幻の世界はその影響かな? 他のヒロイン達は何を見ている? ううむ、分からない事が多くて次回が楽しみ。

ZIPMAN!!
 盛り上がりそうな最終決戦でしたが、1話で終わらせました。勇者気取りのボスキャラはムカつく奴だったけど、上司に見捨てられて殺されたのは可哀想でした。鋼志郎の魂を封じるなんて余計な事をしなければ、決戦が長く続いていたら、鉄芽と和解して味方になったかも。
 学校のみんなは救えたけど、鉄芽は鋼志郎を失ってしまった。最初から最後まで無言のジップマンは、まさに魔王の風格。次回からの新展開は会長との最終決戦突入かな?

サムライ8 八丸伝
 終わりそうでなかなか終わらないこの漫画、それでも次の改編期まででしょう。八丸には主人公としての魅力が無いし。
 いや本当に今回の八丸にはガッカリしました。気になる女の子が他の男と親しくしてたらイライラするのは分かるけど、もう少しアンを信じてほしい。嫉妬の仕方もギャグっぽさは無く、ジメジメしてて印象悪いし。
 まあそのアンも、八丸と兄を重ねているんですけどね。この2人のすれ違いっぷり、子供のカップルらしくはある。でもこの漫画にそういうリアルさを求めてはいないんですよ。作者が描きたい事と、読者が求めているものの違い。それが分からなかったのが、この漫画の敗因なんだよなあ……(まだ終わってないけど)。


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