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ジャンプ19号の感想

 4月30日発売のジャンプGIGAに「新米婦警キルコさん」の平方昌宏先生の新作が掲載されます。巻頭カラーとはかなり期待されてますね。連載なるか?

 次号から新連載がスタート。今期は3作です。
 でも3作目は24号からと少し間が空いてますね。終わらせる作品の都合かな? だとしたら終わるのにもう少し時間が掛かる作品という事か。まさか……!?

ONE PIECE
 モモの助、攫われてしまったか。カン十郎との決着も鬼ヶ島へ持ち越しで、なかなか盛り上げてくれる。ルフィだけモモの助の本音を分かっているのは何となく嬉しい。
 しぶとく妨害する敵船を沈めたのは、最後にして最強の助っ人。ジンベエ、キターーーーーーーッ!!!! あの状況からどうやって生き延びたのか(しかも五体満足で)凄く気になるけど、今は喜ぼう。ジンベエを操舵手にして、いざ鬼ヶ島へ!

鬼滅の刃
 まさかあの無惨が「自分が間違っていた」と反省して、炭治郎に思いを託す展開になるとは。こいつ本当に鬼舞辻無惨なのか?と疑ってしまった(苦笑)。死の際だったとはいえ、人は変われるんですねえ(無惨は人じゃなく鬼です)。
 だけど無惨が託した思いは、人間への敵意と殺意。その思いを受け継がされた炭治郎は最強最悪の鬼になってしまった。日光でも死なない鬼の王。なるほど、こういう展開にしましたか。吾峠先生、流石です。エグいっす。
 善逸の言う通りみんなボロボロで、戦えるのは伊之助だけ。だけど伊之助が炭治郎を殺せる筈がない。唯一の希望は禰豆子か。早く来て、お兄ちゃんを説得してくれー!!

ハイキュー!!
 昔の影山は彼だけがレベルが高いせいで周りの選手達がついて行けず、仲間達に合わせてレベルを落としたプレイをするしかなかった。いくら彼が天才でも、バレーは1人だけじゃ勝てませんからね。
 しかし烏野の選手達は影山の無茶な要求に応え、彼を成長させた。トッププレイヤー達には遠慮しなくて良い。枷を解かれた影山、そりゃ活き活きとするわ(笑)。敵に回したらこんなにも怖い王様になるのか。おのれ影山。でも海外では頑張れ。

Dr.STONE
 ビールも作ってたのか。千空、未成年なのに気が利くなあ。私はお酒を飲まないのでビールの美味しさは分からないけど、好きな飲み物を飲めるのは嬉しい。飲み過ぎてアル中になる人が現れない事を祈ります。
 松風のかつての主は誇り高い人だった。銀狼とは全然違いますね。「人間を舐めるなよ」という彼の最後の台詞は、この漫画のテーマの1つかと。この星を舐めるなよ!(byジュウオウジャー)
 氷月に続いて、懐かしのほむらとそんなに懐かしくないモズも復活! これでこちらの戦力はは万全になりました。でもこれから戦う相手は大自然。海の大波は最強の人間さえ簡単に飲み込む。頑張れみんな、特に銀狼。

ブラッククローバー
 ダンテ達の目的は冥府とこの世界を繋げて、悪魔を呼び寄せる事。昔から碌でもない事をやってたらしいダンテ、悪の大ボスとして相応しくなってきました。女癖も悪いみたいで妙に納得。
 クローバー王国も無策ではなく、敵国にスパイを送り込んでいた。黒の暴牛の一員で影魔法の使い手って……誰? まだ姿を見せていない彼とか?

僕のヒーローアカデミア
 センターカラー。
 荼毘は涙は流さない、いや流せないのか。相当に過酷な経験をしたらしく、ホークスの本名も知っている。でもホークスは彼の事を知らない。荼毘の正体はホークスが過去に助けられなかった子供とか? かなり衝撃を受けたみたいだし。
 ミルコも常闇も、そしてエンデヴァーも最後まで諦めないし油断もしない。ヒーローって敵に回したらこんなにも厄介な存在なんだなあ、と敵側に感情移入してしまった私。ミルコのキックが決まれば死柄木は終わりだけど、決まるかな? ギガントマキアが動き出しそうなのが気になる。

約束のネバーランド
 自分達を裏切った大人達さえ許すエマ。それは他の子供達も同じで、特にレイが許してくれるのならイザベラは受け入れるしかありませんね。震えながらもイザベラを許そうとする子供達が尊い。
 ピーターは倒れたけどまだまだ敵はいる。気を引き締めるエマ達の元へと届けられた通達は……さぞやビックリするだろうなあ(笑)。よりにもよってあのレウウィスに助けられという運命の皮肉。GP出身者達の反応が怖いけど楽しみ。彼も変わったので許してあげて。

ぼくたちは勉強ができない
 無人島で2人きり。この絶好のシチュエーションで理珠が動く。この匂いフェチめ(笑)。関城さんが来なかったらキスしてましたね。鼻血で海を汚してるけど、気にせず喜んでください関城さん。でも後で病院に行こう。
 文乃とうるかは理珠の「ゲーム」と、彼女の本心を知っていた。うるか編もそうでしたが、この漫画では先に動いた方が圧倒的に有利なんですね。文乃編では文乃が最初に動くのかな? 静かに諦めたうるかと、恋敵を応援し続ける文乃。どちらも良い子だ……。

奈落の仔
 14歳の頃から担当編集に見守られ、2017年に「グリム・リーパー」という読切を描いたジャンプ期待の新人・辻田大誠先生の新作。49ページの剣戟アクション漫画です。
 大ボリュームですが最後まで飽きる事無く読めました。絵も以前より格段に上手くなっており、編集部が期待するのも分かる才能を感じさせます。
 主人公のキャラクターが少々弱いのが気になりますが、これはワザとかな? 長編とはいえページ数が限られている読切では、あまりキャラを掘り下げられないし。
 アクションシーンは今すぐ連載してもおかしくないレベル。連載するのもそんなに遠くはないでしょう。その時を楽しみにしています。

呪術廻戦
 センターカラー。
 弟達の最期を聞いて闘志を燃やす脹相。意外と熱血キャラで人間以上に人間らしくて、敵でなければ虎杖と話が合いそう。では殺し合おうか。
 厄介な攻撃をする特定呪霊も、冥冥と憂憂の敵ではなかった。2人で1人、いやそれ以上の力を発揮する最強コンビ。バードストライクの弾はまだまだあるし、相手が普通の呪霊なら負ける事は無いでしょう。相手が普通なら、ね。いよいよ夏油の体を乗っ取っている奴の正体が明かされるかな?

マッシュル
 またまた新キャラが登場。10週打ち切りは無くなったので、作品の人気固めに入ったのかな? 正しい判断ではあるけど、ここでキャラの設定を誤ったら致命傷になります、正念場だぞ、頑張れ!
 新キャラの1人目はモテたくてしょうがない熱血馬鹿、2人目はヤバい感じを隠さない上級生。「無意識のうちに他人を見下している」のはお前だろとツッコみたい。熱血馬鹿と協力して上級生と戦う展開になりそう。でも熱血馬鹿君、その女は危ないと思うぞ。騙されるな!(多分無理)

アクタージュ
 モノマネ対決かなり期待してたのに、シャトーブリアンステーキで流されてしまった(涙)。まあ仕方ありませんね。夜凪はこういう子です。扉絵には和ませてもらったので許します。
 この舞台対決も、影山にとっては前哨戦でしかない。取り敢えず千世子と王賀美はその気にさせました。この2人は夜凪が出るなら、どんな映画にも出てくれるでしょう。夜凪に膝枕してもらってるカメレオン君も。ええい、羨ましい。
 情熱を、怒りを出し尽くしてすっきりした花子さん、美人だなあ。彼女と違って黒山はまだまだ燃え尽きていない。燃え尽きる事は、クリエイターにとって終焉ではあるけど幸福でもある。黒山が燃え尽きるのは映画を撮ってからか、それともそれでも終わらないのか。
 新展開は星アリサのエプロン姿でスタート。予想の斜め上から攻められてビックリしたけど、アキラの復帰と新キャラのロリっぷりには大満足。夜凪はスターズのやり方に付いていけるのか心配だけど期待。

チェンソーマン
 ああ……、またこの漫画はどんどん、そしてあっさりキャラを殺していく。読者が彼らに愛着が湧いてきたのを見計らって、これ以上ない絶好のタイミングで殺すんだ。藤本先生の意地悪! ドS! でも好き。
 パワーやデンジまで殺されるとは驚きを隠せません。闇の悪魔、強過ぎて怖い。地獄に落ちてからは全部幻覚だったって事にならないかな? 闇の悪魔を倒したらみんな復活するとかでも良いですよ。マキマさん、早く来てくれーーー!!

ゆらぎ荘の幽奈さん
 今回はかるらの回。地球外妖怪なんて物騒なのがいるのか。そして、そんな危険な奴らが来るぐらいの異変が起きない限り、かるらがコガラシとくっつく事は無い……。まあ最初から不利な立場だったし、他のヒロイン達と比べたらかなり出遅れましたからねえ。キャラとしては魅力的なんだけど。
 コガラシのラッキースケベっぷりは封印しないと収まらないレベルなのか。某リトさんに匹敵しますね。恋人としては複雑な気分になるのは分かる。かるらは吹っ切れたけど、そう思わないとやってられませんよね。現実世界でコガラシとくっつく子も苦労しそう。モテル男の彼女は大変だ。

夜桜さんちの大作戦
 かなりお茶目な性格をしてる夜桜家の祖父、万さんが登場。名前覚えやすいなあ(笑)。女にモテる為なら機密情報も喋るって、スパイに向いてないにも程がある。体の柔らかさを活かしてサーカスとか、芸の世界に入った方が良かったのでは?
 若い頃の万爺さんはカッコ良かったし、奥さんの京子さんも美人でお似合いだった。こんな女性と死に別れたら、女狂いになっても仕方ない…と思わせて、実は生きてましたというオチ。よくあるパターンなのに騙されたぞチクショー。この老バカップルめ、末永くお幸せに!

ミタマセキュ霊ティ
 きのこたけのこ戦争もそうですが、人はどうでもいい事で争ってしまうのです。食べ物の事に関しては特に。ちなみに私は、どちらかと言えばたけのこ派です(戦争開始)。
 ハゼレナとソウヤ、性格も合わないけど食べ物の好みも合わなかった。ミタマが「どっちでもいい」という意見は正論だけど、それで止まるのなら人は戦争なんてしません。ちなみに私は(パート2)、ポップコーンはキャラメル派です。でも高いので外では塩を食べます。
 オパチュニティの不意打ち登場には笑わせてもらった。こいつ卑怯だわ。ワクワクしすてる姿はちと可愛くて、妙に腹立つ(笑)。ちなみに私は(パート3)、うどんもそばも好き。

アンデッド アンラック
 あらら、掲載位置が……。いや「鬼滅」や「アクタージュ」もこの辺りまで落ちた事がある。大事なのは今後です。
 傍若無人に振る舞っているけど、自分が悪かった時は素直に謝る。アンディは意外と知恵が回るところが魅力的。そんな彼に慣れてきた風子も面白い。逞しくなりましたねえ。
 ゾンビと結婚式をする主人公なんて、アンディが初では? 単にウェディングドレスを着たかったからとはいえ、花嫁(仮)の願いは聞き届けないとね。それにこんな事をした外道を許す訳にはいかないし。ぶっ壊しちゃえ! そして後で怒られよう。

魔女の守人
 ファフナとマナスファ、初めての共同作業。ファフナが自分を守る為に苦しんでいる事を、マナスファはずっと後悔していた。守られているだけのか弱い女の子じゃないのです。もっと早くから、こうして気持ちが通じ合っていたら……。
 知恵を巡らせるより、バカ正直に突き進む方が良い事もある。ようやくドレイクに一矢報いました。でもここから面白くなるのかな? 今回のルール説明は複雑で、先に打ち切られた「サムライ8」を思い出しました。複雑すぎる設定は打ち切りフラグ、これ漫画界の常識。

ZIPMAN!!
 最終回。
 会長は倒しましたが、厄介な着ぐるみスーツは残り、今も事件を起こしている。でも、それを止めるヒーローもいる。会長の正体が謎だった事を除けば、悪くない最終回だと思います。その他の点に興味を持てないだけかも知れませんが。
 総評。絵は良かったけど、それだけの漫画でした。ヒーローものとしては「僕ヒロ」と被っている上、主人公の良さが伝わらず、むしろ重度のブラコンぶりにイラッとしました。死んだ弟が生きていた展開も萎えましたし。
 あと特撮ヒーローもののネタが多かったけど、単にネタとして使っているだけで、原作に対するリスペクトを感じなかった。私のような特撮ファンを取り込みたかったんだろうけど、見事に逆効果でした。むしろ敵に回したんじゃないかな。
 ともあれ芝田先生はお疲れ様でした。これでツーアウト、ここからの飛躍は難しいけど頑張ってください。

AGRAVITY BOYS
 いよいよ最後尾まで落ちてしまった。次に終わるのはこの作品かな?
 でも打ち切りが迫っている割には、漫画の内容から悲壮感とか焦りは感じられません。いや、吹っ切れたようにも見える。「もう終わるのは決まったんだから恐れるものは無い。むしろ俺の好きな話を描いてやる!」と開き直ったかな?
 囚人から宇宙海賊として名を挙げたバカ3人、ババは脱走した後で何やったんだよ(笑)。地球人の恥晒しだぞ、この淫王め。でも面白いので割と好き。


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