2020年のJリーグはこの日で終了。J3は長野との熾烈な2位争いを制したSC相模原が、初のJ2昇格を成し遂げました。相模原の皆さん、おめでとうございます。近場のアウェイなので、来年は伺わせていただきます。
勝てば昇格だった長野は、いわてグルージャ盛岡に0-2での完敗。昇格の重圧に負けてしまったのかなあ。この勝負弱さ、ヴェルディと良く似てます。
J2は前節で徳島と福岡が昇格を決めたので、今節は全て消化試合になりました。やはり昇格POが無いと盛り上がりませんね。来年も上位2チームのみ昇格なのは寂しい限り。おのれ新型コロナめ。
昇格争いにも降格争いにも関わらなかった今年のヴェルディ。ですが少しでも盛り上げるべく、現在盛岡に期限付き移籍している中野雅臣のお兄さんがやってるカレー店「mahana」が味スタに来てくれました。
初めて来た店、しかも選手の身内がやっているのなら応援しなければという事で、ヴェルディサポが長蛇の列を作りました。私も買わせてもらいました。トッピング無料、大盛り無料で700円。そして味も良い。来年は毎試合来てほしいですね。
味スタのヴェルディ選手とのコラボメニューもこれが最後という事で、一番美味しかったピタサンドを購入。うむ、何度食べても美味い。この企画は来年もやるべきです。
キッズパークにはヴェルディ君のふわふわが置かれ、パトカーや地震体験車などが来ていました。コロナ禍以前のスタジアムの光景が戻って来て、子供でなくても嬉しくなりました。
リヴェルンに正式マスコットの座を譲ったヴェルディ君、この日はいつもより張り切っているように見えました。歴代のヴェルディ君のユニフォームは、東京ヴェルディの歴史そのもの。感慨深くなります。
日野市の大坪市長、東京ヴェルディビーチサッカーチーム、そして東京ヴェルディバンバータの挨拶。大変な年でしたが、皆さんお疲れ様でした。
水戸も昇格争いには加われなかったのですが、最終節という事からか大勢の水戸サポが来てました。最後の試合、いい思いが出来て良かったですね。羨ましい。
2020年最後の試合も、永井ヴェルディは負けました。スコアは0-1。両チーム共に細かいミスが目立ち、今年のチームの出来が良くなかった事を証明していました。
ですが水戸は得点チャンスに選手達がゴール前に集まり、何度もチャレンジしてヴェルディのゴールを破ったのに対して、ヴェルディの選手達はパスを横や後ろに回してばかりで水戸の守備を崩せない。ドリブルで切り開いてチャンスを作り、シュートを撃っても枠に入らない。練習不足を疑う内容でした。
今期でヴェルディを去る澤井直人や、去る可能性が高い大久保嘉人、河野広貴をベンチに入れたのは恩情かな? 引退試合になった近藤直也はともかく、そういう余計な恩情はチームを弱くすると思います。永井監督が求めているのは勝利ではないのかな? だとしたらプロチームの監督をやる資格はありません。
36節から7試合未勝利、12位でシーズンを終えたヴェルディ。補強は期待できないし、このままだと来年は昇格どころか降格争いに巻き込まれるでしょう。開幕から10試合までの成績で、永井監督への最終判断を下すべきかと。
シーズンの締めくくりとなるセレモニー。キャプテンになってた平と永井監督の挨拶の後、
羽生社長が涙を交えての挨拶をしました。
現在、ヴェルディは大株主のゼビオと揉めており、このままだと来年早々に活動資金が無くなります。これを回避するにはゼビオが株を手放して新たなスポンサーに託すか、ゼビオがヴェルディの親会社になり全面的に支えるかしかありません。
しかしこの10年、ゼビオはヴェルディとあまり関わらず、コロナ禍で本業も不振。ヴェルディの経営なんてやる気もは無いし、やりたくても出来ないでしょう。
客観的に見てもゼビオはヴェルディから手を引くべきだと思うののですが、苦しい時だからこそ株を少しでも高く売りたいらしく、羽生社長との交渉は決裂しています。ゼビオから一方的に解任を要求された社長は、まだ辞めるつもりはないとゼビオに宣戦布告。27日の株主総会に注目です。
私を含めたほぼ全てのヴェルディサポは社長を応援しています。ロティーナ以降の監督選びには失敗したけど、社長のヴェルディ愛は本物で信頼できます。ゼビオにも悪い印象を持ちたくありません。少しでも良い形で収まってほしいのですが…。
続いて近藤直也選手の引退セレモニー。19年もプロサッカー選手を続けたのは、本当に凄いと思います。お疲れ様でした!
最後はヴェルディ君のメインマスコット引退セレモニー。Jリーグの他チームのマスコット達が労いのメッセージを送ってくれました。っておいサンチェ(笑)。
そして横浜Fマリノスのマスコット、マリノス君が花束を贈呈してくれました。マリノスへの感謝の意を評して味スタにマリノスのテーマソングが流される中、三体のマスコットは場内を一周しました。ヴェルディ君、今までありがとう。さようなら!
……いや、ヴェルディ君は「メインマスコット」を辞めるだけで、マスコット界から消える訳じゃないんですけどね。名誉マスコットとして、リヴェルンより自由に活躍するかも(笑)。
僅かな期待を打ち砕かれ、改めて失望させられた2020年の東京ヴェルディともこれでお別れ。チームを去る選手、来る選手、そして経営問題。来年はどうなるのか全く分かりませんが、それでも私はヴェルディを応援し続けます。ファンクラブ更新したし、来年はもっと私を喜ばせてくれ、東京ヴェルディ!