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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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ジャンプ12号の感想

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春から新作アニメが始まる「憂国のモリアーティ」と「キングダム」の紹介記事が掲載。どちらも楽しみ。
にしても「キングダム」はいつ終わるんだろう? 面白い漫画だから続いてくれるのは嬉しいけど、今のペースだとあと10年、いや20年ぐらいは続きそう。私が死ぬまでには終わってほしい。

声優の種崎敦美さんにスペシャルインタビュー。「ダイの大冒険」のダイに「約ネバ」のムジカ等、ジャンプアニメとも縁が深い方です。末永く頑張ってください。

「ONE PIECE」は休載です。

アンデッド アンラック
 連載1周年記念巻頭カラー。そろそろアニメ化しそう。
 前回で消滅した安野は、本物の安野が描いたキャラクターだったのか。これは意表を突かれました。今考えたら不自然な点も多かったよなあ。気付けよ自分。
 不明の否定者である安野は、アンディ達にも見る事が出来ない。でも、彼がそこにいる事は分かる。「人が死ぬ時は人に忘れられた時」(by「ONE PIECE」のDr.ヒルルク)と言われてますが、だとしたら安野は今後も生き続けますね。オータムとの決着をオマケにしてしまう程の、哀しいけど見事なハッピーエンドでした。

僕のヒーローアカデミア
 エンデヴァーは冷に燈矢を押し付けて逃げた。彼が側にいても、燈矢にはヒーローとしての自分しか見せられないから。でもそれは逃げ口上でしかなく、冷も追い詰めていく。轟家の皆が燈矢から目を背けた。幼い焦凍は仕方ないけど、他の面々は燈矢を助けられたかもしれなかったのに……。
 誰にも見てもらえなくなった燈矢は暴走し、自分で自分を燃やした。彼は轟家の罪そのものであり、轟家は全員で燈矢を止めなければならない。エンデヴァーだけに責任を押し付けず、でもエンデヴァーがやらなくてはいけない事だと諭す冷。こんなに強い女性だったんだ。いや、強くなったのか。友に恵まれて変わった焦凍のように、今度は轟家が変わる番。荼毘との決着はどういう結末になるのか非常に楽しみ。

呪術廻戦
 淡々と巨大な呪霊を狩る虎杖。強くなりましたねえ。脹相とのコンビプレイも息合ってるし。
 と読者を少し喜ばせてかーらーの強敵襲来。芥見先生、相変わらずやってくれますねえ。禪院直哉、こんなに早く来るとは。そして口先だけのハッタリ野郎ではなく、実力も本物。術式は単なるスピードアップではないでしょうね。瞬間移動かな?
 更に更に乙骨まで来ちゃった。強敵出現の「ズン!!」という感じではなく「ぬるっ」という表現は、乙骨の異質さと不気味さを同時に伝えています。虎杖が強くなったとはいえ、直哉と乙骨の2人相手では勝ち目は無い筈。脹相お兄ちゃん、踏ん張ってください。

逃げ上手の若君
 足利高氏から『足利尊氏』へ。史実では執事の高師直と弟の直義の仲の悪さに振り回される苦労人ですが、この漫画では尊氏を英雄にして怪物と描いている。無数の眼球を宿した眼は妖怪そのもので、何を考えているのか全く分からない。単純な時行とは正反対で、生涯の宿敵として相応しいキャラクターになっています。
 時行に従う諏訪頼重の3人の子供達を紹介。うーん、いずれも松井先生の趣味がかなり入ってますねえ(笑)。デカ女、割と好きです。
 郎党となる3人を連れて、凶暴化した猪退治へ。猪の突進力は本当に凄まじく、鎧を着た大人でさえKOされる威力。まともに戦っても勝ち目が無い相手、獣版の尊氏というべき怪物です。子供では絶対に勝てない猪に、時行はどんな知恵と逃げっぷりを見せるのか。次回が普通に楽しみ。

僕とロボコ
 地味にロボコをフォローしているニョンタ。地味すぎて存在そのものを忘れてたのはナイショ(笑)。
 しかし凄いなこのライオンもとい猫。ロボコより確実に優秀だし、働き者ですよ。洗濯物を取り込める猫って、それだけで飯を食っていけるぜ。
 ラストでリアルなライオンになった上、言葉を話したのには爆笑。宮崎先生はこういうギャップネタの使い方が上手い。パロディネタだけに頼らない、ジャンプでは久々の大ヒットギャグ漫画になりましたね。私も応援します。

クーロンズ・ボール・パレード
 センターカラー&大増25ページ。
 う、うーん……。1話で危惧していた「王道過ぎて作品の個性が感じられない」難点が、まともに出てしまった。主人公コンビの設定も会話も、突然現れたヒロインのキャラ設定もどこかで見たもので新鮮味ゼロ。ストーリーも予想通りで退屈。絵は上手いしコマ割りも良くて読み易いけど、それだけなんですよねえ。
 ジャンプに限らずスポーツ漫画、特に野球漫画は数多くの作品が描かれており、新たなヒット作を生み出すのならその作品ならではの個性を出さないとダメ(個性出し過ぎてダメになった漫画も多いけど)。この漫画は個性ゼロで、このままだと10週打ち切りですね。いや、個性の無さが逆に個性になるかも?

マッシュル
 次の試験は3人でのチーム戦。でもフィールドにはバラバラに配置されます。作中でもツッコまれてるけど、チームを組んだ意味無くね?
 ルール説明されたけど、マッシュは理解できませんでした。最初の頃よりバカになっている気が。そういえばマッシュ達が勉強しているシーンってあったっけ? あったとしても記憶に残らない程度……魔法が使えない事よりヤバくね?
 3個あった水晶が試験開始前に1個だけになったり、1番弱いフィンが1番ヤバい奴に狙われたりと状況は最悪。次号は巻頭カラーだけど、カラーページ内でフィン倒されたりシて。色々な意味で困らね?

アイテルシー
 相生を誘拐した犯人は、彼女に「誘拐犯なんて愛してはいけない」と言い聞かせてました。意外とまともな性格をしていたみたいですね。ならば何故、誘拐なんてしたのか? そして今はどこにいるのか?
 左近の初任給で、3人で温泉街へ。刑事と探偵役が温泉地に赴き、大勢の犠牲者を出した未解決事件、怪しい小説家、不気味な洋館。これだけ揃っていたら何も起きない方がおかしい。案の定、殺人事件が……とミステリーの始まりを思わせて、スプラッターものだったとは。フェイント上手いですね。相生はこの不気味な殺人鬼も愛するのか?

Dr.STONE
 センターカラー。
 フランソワか投げたナイフ、いや希望は松風が受け取り、銀狼を解放した。ここまでやってくれた上、村からずっと一緒だったスイカが殺されそうになっているとなれば、いくら銀狼でも戦わなければならない。臆病者が勇気を振り絞って強敵に挑む展開は、いつの時代でも不変のカッコ良さを感じます。
 スタイリーは冷酷だけど、それは彼がプロの軍人に徹しているからで、人殺しを喜ぶ快楽殺人鬼ではない。軍人は民間人を守る者。そう信じて投降したフランソワの判断はナイスでした。退役軍人が凶悪犯になるケースは少なくないけど、スタンリーは現役バリバリのプロ軍人ですからね。敵を信頼する勇気は素晴らしい。
 スイカ達は捕まったけど、千空に貴重な情報を与えてくれた。これで奇襲される心配は無くなり、千空側が有利になりました。でも勿論、このまますんなりとは行かないでしょう。次の一手はどちらがどう動く?

ウィッチウォッチ
 大増23ページ。
 いよいよ高校デビュー。自宅から徒歩で17分という、近いようで遠くもない微妙な距離は、何だかこの漫画らしいなと(笑)。
 2人が入った1年3組は個性派揃い。真桑先生とは話が合いそう。いずれコミケネタをやるでしょう。今回紹介された4人の男子生徒はモブキャラになりそう。でも、いきなり主役に抜擢されたりしそうで油断は禁物。
 高校生活の始まりにテンション上がりまくっていたニコ、早速やらかしました。モリヒトも結構な天然っぷりを晒したけど、ニコのせいで天然ボケが大ボケになってしまった。髪がゴンさんみたくなったのには吹き出しました。「HUNTER×HUNTER」連載復帰祈願ですか? 先生のツッコミも的確で、篠原先生がノッているのが分かります。私も今日から左手をレフティオスと呼ぼう(やめーや)。

ブラッククローバー
 スペード王国を襲う悪魔の大群。敵国ではなく自国の民を殺そうとするとは、分かってはいたけどまさに悪魔。でもこういう事が現実にもあったのが恐ろしい。悪魔ではなく人間がやった事なのがねえ……。
 絶望に覆われる世界を救い希望の光。このタイミングでオールスター大集合!!という展開は何度見せられても熱い。国を越えて集まった戦士達よ、悪魔どもを打ち払い平和を取り戻せ! この決戦がこの漫画の最後の戦いになりそうなのは残念だけど。

超能力者いのうさん。
 新人の久下翼先生による、33ページで2本立てのラブコメ読切。
 誇り高き超能力者の少年と、彼を遥かに上回る大超能力者のヒロイン。超能力が血統によるものという設定は面白く、だからこそ突然変異的なヒロインの異常さと個性が際立っている。この2人の関係を考えた時点で、この漫画は勝利したと言えます。
 テンポ良く進むストーリー、コメディとして笑えるギャグ、設定に従ってしっかり個性を出しているキャラ。どれも平均レベルを上回っているし、絵も上手い。これは将来有望ですね。来年ぐらいにこの設定のまま連載するかも。楽しみにしています。

夜桜さんちの大作戦
 友だちを殺してほしくない、アイの人として当然の願いを無言で押さえつけるミズキ。普段は和やに過ごしていても、やはりタンポポの面々は「悪の組織の一員」である事が分かります。アイちゃんは救われてほしいけど。
 辛三vsクロサワ。平然と味方を巻き込むクロサワは、元死刑囚で13人も殺した殺人鬼。他人は勿論、自分の死にも関心を持たない怪物で、過酷な改造手術にも平然と耐えた。家族を守る為に武器を作ってきた辛三とは正反対で、2人の対決は運命というか必然。取り敢えずブチのめしてやれ。この怪物を救うか救わないかはそれからだ。

SAKAMOTO DAYS
 酔っ払ったルー、笑い上戸から怒り上戸に変わったりと不安定ですが、かなり強くなりました。でも敵も味方も殺しはしないので、最後は寸止め。パワーアップしても強敵には勝てないというか勝たないのは、なかなか面白いバランス感覚。
 一方、坂本はボイルを圧倒。家庭を得たから弱くなったのではなく、守る者が出来たから強くなったのだ。そんな戯言を実践しちゃう坂本、文句無しでカッコ良い。主人公に相応しい強さを見せてもらいました。ボロボロになっても煙草を吸おうとするボイルもハードボイルド。

あやかしトライアングル
 今回の三角関係は祭里とすずと恋緒。なかなか本心を明かさないメインの2人に対し、恋緒はガンガン攻める。祭里が女性のままでも構わないという百合厨大喜びな発言も。いや恋緒は祭里という人間が好きなのであって、女の子が好きという訳ではないので百合じゃないと思います。でも尊い。
 恋緒のおかげで祭里のファッションショーが開催。矢吹先生、マジカル好きっすよね(笑)。下着姿も見せてくれたし、祭里とすずのモヤモヤな気持ちのすれ違いも面白かったです。ちょっとエロいラブコメ最高。

破壊神マグちゃん
 邪神たちによる闇鍋パーティー。マグちゃん達が序列の高い神である事を忘れてしまうけど、無位の者達から見たら恐ろしい存在なんだなあ。威厳が無いのは主にナプタークのせい(笑)。
 買い出しも料理も出来るナプターク、一家に1体いるとそれなりに役立つかと。ウキウキ気分で鍋奉行する姿は微笑ましいけど、バカっぽくも見えるバランスの良さ。
 闇鍋は予想通りカオスな結果に。マグちゃんの納豆(ケースごと)も前座に過ぎなかったとは。ウーネラスはそりゃあヤバい者入れるわなあ。ハードな新人歓迎会だ。
 そしてここ最近の事件を起こしていた黒幕(お母さんが帰ってきた時の大雪も此奴の仕業だそうです)、マグちゃんには心当たりがあるようです。未だ姿を見せぬ第2位か3位の邪神かな? でも手は人の形をしてる。でもでもウーネラスも知っており、彼女にしては珍しく嫌っている。邪神と手を組んだ人間とか?

高校生家族
 可愛いようで微妙にそうでもない猫ゴメス、激的に太りしました。動物に無闇に餌を与えてはいけないって事です。
 人間が企むダイエットを軽くあしらうゴメスに笑。気まぐれな猫ですからねえ。鏡に写った自分を見てウケてるゴメスは、仲間先生の実体験かも。割と洒落にならないオチは……違いますよね?

仄見える少年
 小さくなった伊織達の前に現れた女性。彼女こそ今回の敵、人形遣いエミリア。邪悪な千手童子に選ばれただけあって、かなりの危険人物です。単純に人形を操るのではなく、霊媒師に恨みを持つ者を人形にして伊織を襲わせる。なかなかの悪趣味で、美人だけどノーサンキュー。
 呪いを浴びて苦しむ伊織。それでも仲間を、研真を信じる心は折れない。これもまた友情パワーか。
 伊織の期待に応えてヒーロー参上! 状況はまだまだエミリアが優勢だけど、この展開で負ける訳にはいかない。人形遣いvs天狗使い、激闘は必至。連載はまだ続くようなので、じっくりきっちり戦ってもらいましょう。

灼熱のニライカナイ
 教団は既に4つの断片を手に入れており、右足が渡れば世界は終わる。神宮寺さん達、出し抜かれっ放しだったんだなあ。
 呼吸と書いてアギトと読ませるとは、なかなかのセンス。仮面ライダーアギトを思い出しました。田村先生、打ち切りが決まったから、こういうセンスを抑えなくなってきたかな?
 ここでチャコに海神が降臨した上、体も急成長。幼女から怪しげなロリヒロインになりましたね。もっと早く成長させていれば、あるいは……と思うのは野暮ってものか。神との戦い、どうなる事やら。

BUILD KING
 あー、島袋先生、打ち切りを告げられてやる気を無くしましたね。見開きの扉絵の出来が悪すぎる。巨大ロボットみたいな2体の棟もデザイン悪いし。
 一次試験の合格者は9人。とんかち兄弟を除いた7人の中に敵がいるのか。毒ガスだらけの国から来たコネチカは少し怪しい。次の試験で半分ぐらいに減ってくれたら、敵を絞り込むのは楽になるんだけど。
 しかし試験が始まっても、話は面白くならないなあ。島袋先生ほどのベテランでさえしくじるとは…と思ったけど、しくじってるベテランは結構いました(苦笑)。やはり漫画は難しい。


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