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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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ジャンプ19号の感想

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ヴェルディが連勝したので筆が乗り、久しぶりに通常バージョンで書きました。書きたい事を全部書けるのは楽だし嬉しい。

懸賞コーナーの絵が競馬のダービーになってる。ダービーの開催にはまだ早いのに。ウマ娘ブームに合わせたかな?

アオのハコ
 新連載第1弾。週刊少年マガジンで「先生、好きです」という漫画を連載した三浦糀先生、ジャンプでの初連載です。昨年の35号に掲載された読切が好評だったんでしょうね。普通に面白かったし。
 メインヒロインが年上で、ヒロインが女子バスケ、男子がバドミントン部という基本設定は読切と同じ。しかし画力の向上もあり、読切より作品の完成度が上がってますね。つまり、すっげえええええエエェェぇぇぇええ甘いラブコメ!(笑)
 いやもう本当に甘酸っぱいラブコメ漫画で、こういう漫画が好きな私にはストレートに嵌まりました。この1話だけで終わらず、ヒロインと同居するオチも実にラブコメの王道。エロスはあまり無さそうだけど、この漫画にエロは求めてないのでそれでOK。エロで挑んでも、大先輩の矢吹先生には勝てないし。
 主人公の友人や筋肉フェチのサブヒロインなど脇役も面白くて、今後の恋愛模様が楽しみ。実は雛も大喜の事が……というドロドロな話になっても良いですよ(こらこら)。

呪術廻戦
 天元様、色々知ってて助かる。偽夏油の名前を教えてくれてありがとうございます。羂索って名前、一発で変換できてビックリ(仏教の用語でした)。
 羂索の目的は日本人への進化の強制、全ての日本人を呪術師にする事。それには天地に散らばっている天元を人間と同化させるのが手っ取り早い。天元自身が拒絶しても、夏油が会得していた呪霊操術で操られて同化させられてしまう。なかなか考えていますね。夏油の死は本当にターニングポイントだったんだなあ。つまり五条先生が悪い(殺らなかったら、もっと大変な事になってました)。
 死滅回游の主催者は羂索じゃない。そいつさえ倒せばデスゲームは終わらせられるけど、探し出す前に大勢の犠牲者が出る。虎杖達を参加させる流れに無駄が無いな。
 五条を開放する為の呪具は、既に五条が破壊してました。何してんの先生(笑)。でも、全ての術式を消滅させる術式の使い手が登場。タイミングが良すぎるけど、これも因果で繋がっているという事か。来栖華、天使を自称するなんてヤバい奴としか思えないけど、さて?

ONE PIECE
 海に落ちそうだったビッグ・マムは既の所でプロメテウスが救ったか。ちっ。でもプロメテウスは何か思い付いた様子。役立たずのゼウスなんて切り捨てて俺だけに力を与えてくれ!とでも言うつもりかな? そうなったら今度こそゼウスはナミの味方になるだろうから、むしろ大歓迎。
 ゾロも覇王色の覇気の持ち主だったか。カイドウに深手を負わせたけど、流石にここまでの様です。覇王色も纏えると気付いたルフィ、いよいよカイドウと一騎打ちか。ここまで長かった。両者共に疲れているけど、闘志は全く衰えていない。頂上決戦は楽しみだけど次号はまた休載。カイドウ戦、今年中には終わらなさそう。

逃げ上手の若君
 雫と弧次郎の悪魔の囁き、私だったら屈してるな(笑)。交渉事も上手いし、雫が有能すぎる。男の娘疑惑があるけど、それはそれで良し!
 面と演技だけで老若男女誰にでも化けられる玄蕃。確かに有能な人材だけど、だからこそ気を許せないのも分かる。信頼するには時間が足りない。人間不信の塊な上、性格も良いとは言えない玄蕃を、裏切られ続けた時行は信じる事が出来るのか? この一件、単なる仲間集めではなく時行の成長話にもなっているのが上手い。
 生の人間以上の錠前は無い。玄蕃の言うとおり、最大の難関は番人でした。しかも厄介極まりない奴。眼力に溢れている貞宗の部下は、聴覚に優れた市河助房(実在の人物です)。7百年早い萌え耳では誤魔化せそうにありませんね。でも時行の知恵と玄蕃の技を合わせれば何とかなりそう。頑張れ少年たち。

僕のヒーローアカデミア
 個性を持ったヒーローに憧れていた出久が複数の個性を持ち、それを道具として扱わなければならないという爽快だけど皮肉な展開。堀越先生、終章に入っても相変わらず上手いですね。
 久々のマスキュラー、脱獄させてもらったけど死柄木の部下に戻った訳じゃないのか。見事なまでの戦闘狂で、求めるのは血と闘争のみ。同情しても敵は止まらない。ならば戦い、倒すのみ。7つの個性に出久の賢しい知恵、これが合わされば並の敵なら簡単に倒せますね。でも真の強者には通じるかどうか。しばらくは野良の敵退治を続けるのかな?

Dr.STONE
 センターカラー。
 最後の最後は運ゲーになったけど、運に託すまでに知恵も力も尽くすのが千空という男。「人事を尽くして天命を待つ」という言葉を吐けるのは、彼ぐらい努力して、仲間を信頼している人だけです。
 捕えられた面々も光を見て動く。フランソワ、判断が的確で助かる。ゼノとスタンリーの馬が合うとか息が合うなんてもんじゃないコンビネーションで絶望させた後、この劣勢の切っ掛けを作ったスイカが希望になるという無駄のない展開。もうこれは芸術レベルですわ。人類の歴史を終わらせた石化が、人類の未来を作るって展開も素晴らしいし。
 石化が解かれた時、ゼノ達と和解してホワイマンとの最終決戦突入か? でも、これだけドンパチやって全員蘇生しました!なんてご都合主義でみんな仲良しENDになるとは思えない。稲垣先生、次はどんな神展開を考えてるのやら。

SAKAMOTO DAYS
 一応ヒロインなのに、酔っ払ったり出番が少なかったりであまり目立ってなかったルー。シンと喧嘩して、彼と間違われて誘拐されて、囚われのお姫様になった事でようやく輝き出した感。いや、お姫様なんて可愛いもんじゃないけど(笑)。
 心が読めるシンは、捕まえに来た連中が言うようにもっと孤独な人生を送っててもおかしくなかった。でも坂本とルーはシンを嫌わず、一緒に居てくれる。助ける理由としてはこれで充分でしょう。ルーがシンに惚れる展開も大歓迎っすよ(今週はラブコメへの好意が増してます)。

ブラッククローバー
 ダイナミックな作画で描かれる一大決戦。魔力が大きすぎてラスボスと言ってもおかしくない合体悪魔に対しても、アスタはす全く怯まない。魔力を持たず、皆から見下されてきた少年がこんなに頼もしくなるとは……。主人公の成長が嬉しくなるのは長期連載の醍醐味ですね。
 国を滅ぼす程の強大な魔力に対して、これまた強大な剣で防ぐ。実にアスタらしい、単純だけど楽しい結論です。どこまでもデカく、そして強くなる男アスタ。敵はまだまだ多いけど、最後に勝つのはアスタだと確信しています。

夜桜さんちの大作戦
 研究体は皮下に救われたように思われていましたが、実は皮下が裏工作していた。本当にこいつは、悪役のお約束をとことん守ってくれるなあ。悲しい過去もあるんだろうけど、それでも倒さないと。
 アイに厳しく接していたミズキ。しかしそれは皮下がアイを手に掛けないよう、先に自分が手を出していたから。それはアイも分かっており、2人の間には確かな絆があった。こうなる事は避けられなかったのだろうけど、それでもアイにとっては哀しい決着になりましたね……。せめて七悪と仲良くなってほしい。
 仲間が死んでも全く動じないどころか、その死を侮辱するような事まで言う。皮下への怒りの一撃、気持ち良かったけど相手は余裕の笑みを浮かべてます。皮下、まだ切り札を隠し持っているのでしょうね。自身を徹底的に強化してそう。

高校生家族
 高校生が煙草を吸ってはいけません。つーか大人も、本来なら吸わない方が良い。だけどニコチンの魔力に取り憑かれたら、それを引き剥がすのは容易ではない。私も煙草を吸わないのでピンと来ませんが、アニメを見る事やソシャゲのガチャを禁止されるようなものでしょうか? 確かにそれは辛い。
 諦めの悪い青山、友情に厚いのもこういう時は困ります。思い込みが激しいので、誤解が解けるのは連載が終わる間際になりそう。つまりまだまだ先の話か。残念なような、安心したような複雑な気分。

ウィッチウォッチ
 センターカラー。
 鬼と天狗のコンビネーション、即席にしてはなかなか息が合ってるじゃないですか。性格は合わなくても目的は同じだから、今後も協力していくでしょう。カンちゃん、ニコの事は女性として好きではないみたいだから恋のライバルにはならなさそうで一安心。今後は分からないし、生活面はかなりのダメ人間もといダメ天狗だけど(笑)。
 ニコを連れ去ろうとした敵の魔法使いの正体は不明。いずれ本人も現れるでしょうね。ニコの下着姿を見せてくれた事には感謝するけど、魔法は割と何でもありだから油断ならない。既に紹介されたクラスメイトの中に潜んでいたりして。

マッシュル
 マッシュの天然ボケに動じないどころか、彼を上回る天然ぶりを発揮したマーガレット・マカロン。ヤバい、こいつはガチの強敵だ。タルタルソース狂信者はガチでヤバい。あ、タルタルソースにはエビフライよりカキフライの方が合うと思います。
 基礎魔法でさえ、マカロンにかかれば強力無比な一撃になる。だがマッシュも反撃。初っ端からド派手な戦いになりましたね。マッシュの肉弾技へのツッコミ、ようやく入ってくれたか(笑)。
 だがこのタイミングで、更なる強敵が接近。最近のジャンプ漫画って、トーナメントを決勝戦で終わらせない作品が多い気がする。こういうのはやり過ぎると飽きられますよ。

クーロンズ・ボール・パレード
 優れた投手と捕手、それに全国トップレベルの打者がいる上、技術だけならこれまた全国レベルの遊撃手がいる。今の綾辻シニアは、負ける方がおかしい強豪チームになってます。本チーム設立前の前哨戦としてはもってこいですね。
 湊シニアの監督が龍堂だけでなく、地味な小豆田も評価しているのは嬉しい。優秀な監督なのだと分かるし、彼が評価している東雲兄弟が強敵だというのも理解できる。そんな兄弟から見たら、椿は遊撃手失格との事。次回への引きとしては充分ですね。今回はなかなか面白かったけど、人気が上がらないのでテコ入れが入ったかな? だったらもっと早くやれと。

僕とロボコ
 センターカラー。
 ロボコがオーダーメイドで結成されたアイドルグループに入りました。入ってしまいました。予選で落ちて暴走するオチだと期待してた私の浅はかさが恥ずかしい。いや、こんな展開を予想するのは無理だろ。つまりギャグ漫画としては非常に優秀。
 美人揃いのアイドルグループは完璧だし、人気も安定する。そこにロボコみたいなダイナマイトを打ち込むのは現実では無理だし、フィクションでも勇気がいる。プロデューサーのJDP、見る目がありますね。可愛い目も気に入った(笑)。
 ロボコが戻ってくるオチは流石に予想してたけど、理由が斜め上でこれまたギャグとしては優秀。宮崎先生、キレッキレだなあ。今のこのマンガの勢いならアニメ化も狙える。いや、水面下ではもう動いているかも。……正気か!?(自分で言っておきながら何言ってんだオマエは)

アンデッド アンラック
 妹の為に、そして己の夢の為に。厳しくも優しい兄弟子と好々爺っぽい師匠、何よりも最愛の妹が平和に暮らせる日々。シェンはこの頃が1番幸せだったのかも。
 懐かしい拳技を振るう敵、その正体はシェンを救った師にして、彼と妹を争わせたファンだった。全てを狂わせたのは妹メイがシェンに匹敵する武術の才の持ち主だった事。いや、その前からファンは狂っていたのかも。メイはどうなったのか、いや今シェンが生きているという事は……。壮絶な結末と恩讐を越えた戦い、シェンの一大決戦に期待。

破壊神マグちゃん
 マグちゃん、流々達のクラスに潜入。こういう話はいつかやるとは思っていたけど、進級時にやるとは。ナイスタイミングと褒めるべきか。名字を乱用された藤沢家は災難だったけど、伝説として語り継がれるのなら良い気が。フジサワ先輩として一目置かれるようになったし、錬くん良かったね(笑)。
 不良に絡まれている少年をマグちゃんが救って信者を増やすのかと思いきや、珍しく邪神らしさを発揮して2人とも信者にしました。流石は邪神、強欲だ。新しい友情を芽生えさせたり、やる事の善悪差が激しい。神様らしいけど。

あやかしトライアングル
 そういえばラチカは祭里が元・男だって知らなかったっけ。祭里のアレはホッキョククジラに似ているそうです(全く必要の無い情報です)。
 しかし改めて見ると、祭里の淫紋もとい性醒流転の紋ってエロいなあ。シロガネの体調によってグルグル回ったり、この後も厄介事の種になりそう。それでエロイベントが増えるのなら大歓迎っす。あとすずさん、君は祭里のナニを見たかったのかな?(ニヤニヤ)

ハッピー・ハッピー・バースデイ
 今号のショート・フロンティアは「さよならマヌケな誘拐犯さん」等、異色な読切を描いてきた百瀬直先生の作品です。天使っぽい魔法少女になった女の子、友達から誕生日をお祝いされパーティーに誘われますが……。
 「まどか☆マギカ」が大当たりして以降、ハードストーリーな魔法少女ものが増えましたが、この漫画もそうでした。それでも従来の作品は、色々と辛い目に合ったけど最後は救われるハッピーエンドになるけど、この作品は1話限りの読切なのでハッピーエンドにする時間も余裕も無い。限られたページ数、読切という制限を上手く使いましたね。割と良かったです。

灼熱のニライカナイ
 任務の為、友の為に自らの右腕を切り落とした南風原。彼を守る為、室伏は公安と教団を股に掛けるダブルスパイになった。南風原がカッコ良すぎたのが原因か……。室伏は南風原を守れなかった自分への負い目もあるんだろうなあ。
 水中で呼吸が出来るようになった室伏ですが、それは魚人の肉を食べたから。それを知らされた室伏は動揺の果てに教祖を殺してしまった。暗くて光が見えないストーリーだなあ。でも田村先生、活き活きしながら描いてそう。青年誌に移ったら、どんな話を描くのやら。

BUILD KING
 最終回。
 こんなに風呂敷を広げまくって、あと1話で収まるのかと思ってましたが、案の定でしたか……。単行本への描き下ろしはファンは嬉しいだろうけど、大半のジャンプ読者はこの漫画の単行本なんて買わないし読まないだろうから不完全燃焼ですよ。私も買うつもりなんてありません。古本屋で立ち読みできるまで待ちます。
 話の内容は考えられていた設定を述べているだけなので、とっとと総評へ。読切の頃から「トリコ」のテーマ『食』を『住』に変えただけの漫画だと思ってましたが、連載版もそうでした。違うのは主人公が兄弟な事。ですがとんかちは見た目がカッコ良くなく、性格もイマイチ掴めない。大人だったトリコとの違いを出したかったのでしょうけど、完全な失敗でした。
 住居を中心にした世界設定も、世界を管理する組織も、対抗する悪の組織も、大会中に敵が乱入するストーリーも、みーんな「トリコ」と同じ。島袋先生、大ヒットした前作と同じ事をやってしまうという、2作目あるあるに頭から突っ込んでしまいました。「トリコ」でさえ終盤はいつ打ち切られてもおかしくなかったのに、それと同じ事をやっても人気が出る訳が無い。読者を舐めていたとしか思えません。
 ともあれ島袋先生はお疲れ様でした。次は衣食住の『衣』をテーマにするのかな? そこまで安直な事はしないと思いたいけど……。

アイテルシー
 遂に最後尾に。でも仕方ないか。犯罪者に肩入れする主人公に共感できない人が多いだろうし、そもそもの設定が連載向きじゃないもんなあ。
 でも相生の性格は少し変わってきており、少しでも連載を続けようと稲岡先生が苦労しているのが伝わります。今回のラストは完全な打ち切り漫画の流れだったので、「BUILD KING」と同時打ち切りかと驚いたけど何とか免れたようで。ここから奇跡の復活をするのか、それとも沈んだままなのか。いずれにしても最後まで見届けます。


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