東京五輪で味スタが使われる為、およそ二ヶ月半アウェイでの連戦を強いられたヴェルディ(FC東京もだけど)。過酷な8連線の成績は0勝4分け4敗という厳しい結末。アウェイに弱いのは分かってたけど、未勝利はキツいっすわ……。
成績不振の責任を取り、永井秀樹が監督を辞めて(藤吉信次コーチと分析の鈴井智彦分析も辞任しました)、堀孝史コーチが暫定監督になりました。私は永井さんを支持してなかったし、昨今のパワハラ問題にも思うところはありませんが、ライセンスを取ったばかりの永井さんを監督にした羽生前社長にも責任はあると思います。せめて最初の半年で辞めさせるべきだった。
堀さんは永井さんの路線を継承すると表明。今年のリーグも残り3分の1、今までやってきた事を全て捨てて、1からやり直すには時間がありませんからね。
でもその路線は失敗し続けてきた道。前節の大宮戦、前半は酷かった。最下位だった大宮に完全にやられて、前半だけで2失点。どっちが最下位なのか分からなかった。大宮はあのメンバーで最下位なのはおかしい。
後半で杉本竜士が1点返して、試合のペースを握りましたが、あと1点が遠く1-2で敗戦。不安と期待を感じさせる結末でした。
そして長いアウェイ連戦が終わり、ヴェルディは味スタに帰ってきました。この時を待っていたとばかりサポーターが集まり、チームも色々なイベントをやりました。選手とのコラボスタグルも更新されたし。
でも私はこの日は仕事があり、味スタには行けませんでした。なのでDAZNで観戦。仕事が少し早く終わったのが、せめてもの救いか。
相手は松本山雅。思えば5連勝の後のアウェイ松本戦で負けてから、ヴェルディは勝てなくなりました。つまり因縁の相手。でも永井さんに引導を渡す切っ掛けになったのは喜ぶべきなのか? 松本には散々やられているけど、嫌いにはなれない不思議な関係。
松本は現在、降格圏。名波浩を新監督に迎えたものの、4試合未勝利で苦しい状況です。それでも前節の京都戦は上位の京都相手に2-2の引き分けに持ち込み、チームのポテンシャルを感じさせました。
試合は見事なパスワークからの小池純輝の先制弾と、CKからのンドカ・ボニフェイスの美し過ぎるヘディングでの追加点でヴェルディが2-0で勝利! DAZNの画像越しでも味スタが良い空気に包まれており、選書の気持ちが乗っているのが分かりました。これがホームの力なんでしょうね。
堀さんの手腕も的確でした。特に選手交代が見事に嵌まり、選手が変わる度にチームに躍動感が生まれてました。永井時代には感じられなかった希望、でもプロの監督としては普通なんだよなあ。やっぱ監督業は経験積んだ人に任せないとダメだわ。
私が行かない試合に限って勝つヴェルディ。やれやれと思いつつ、次のホーム新潟戦の席を予約しました。新潟にも0-7でやられたドデカい借りがある、私の目の前で雪辱を晴らしてくれ!