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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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ジャンプ3・4号の感想

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 2021年最後のジャンプ、表紙は主役達のサンタコスプレ。華やかだなあ。皆さん、良いクリスマス&新年を。

 先週末のジャンフェスで色々な情報が発表されました。「あやかしトライアングル」のアニメ化は予想してたけど、「るろうに剣心」の再アニメ化にはビックリ。「ダイの大冒険」や、講談社の作品になったけど「シャーマンキング」のアニメが成功したからだろうなあ。「SLAM DUNK」も映画化するし、次は「みどりのマキバオー」か「封神演義」の再アニメ化を。
 ……えっ、「封神演義」は再アニメ化してる? そうだったっけ? 覚えが無いなあ(惚け)。

 「呪術廻戦」の映画公開に合わせて、乙骨役の緒方恵美さんにインタビュー。同じジャンプ作品の「幽遊白書」の蔵馬役でブレイクしてから数多くのアニメに出ている緒方さん、ずっと応援してます。乙骨のTV出演が待ち遠しい。

呪術廻戦
 高羽が予想以上にセンターマン過ぎて笑いっぱなしでした。アニメ出演の際は声優は本家本元の原田泰造さんで(無理)。
 高羽のギャグは全く面白くないけど、実力は本物。フィジカル重視っほいところも東堂と似てるな。彼の穴埋め役かな? 下ネタ多めだけど、子供にはウケそう。
 殺意を漲らせる伏黒。本気を出したこの男は強い。レジィに同情する展開になりそう。 

ONE PIECE
 キングの素顔と過去が判明。顔を隠していたのは、一目でルナーリア族だと分かるから。そういえば今まで褐色の体のキャラって出てなかったな。キングの設定はずぅっと前から考えられていたのかも。
 希少な種族な為、政府の実験体にされていたルナーリア族の少年アルベルは、カイドウに救われ彼の右腕になった。こんな目に合ってたなら世界を変えたいという気持ちは分かるし、カイドウへの忠誠心も不動でしょう。たった1話でキングのキャラを一気に掘り下げた尾田先生、やはり並の漫画家じゃない。
 そんなキングの強さも執念も、ゾロがぶった切った! 強大な火龍を放ったキングに対し、龍の名を宿す斬撃を放ったゾロ。最強同士の豪快な決着、見応えあり満足。

僕のヒーローアカデミア
 「皆がヒーローになるまでの物語」という題名が素晴らしい。出久だけじゃない、青山も含めたクラス全員でヒーローになるのだ。いや、もしかしたらもっと沢山の人が…。
 青山はAFOを見つけられる唯一の切り札。ううん、それは理由付けでしかなく、本当はみんな青山を許したいんだなあ。精神だけなら全員が一流のヒーローです。この反撃がAFOの手の内でない事を願います。というか、ここで何とかしないとあいつは倒せないでしょ。正義を侮っている悪魔にキツい一撃を! いや発目ちゃんのパフパフもある意味キツいけど。素晴らしいけど(笑)。

アオのハコ
 ああ、やっぱり千夏も祭りに来てたか。でも今回は、このイベントだけは来てほしくなかった。今回だけは雛に花を持たせてほしかったよ……。
 雛の心理描写の丁寧さは、流石は女性作家。「見てほしいけど見ないでほしい……」という複雑な乙女心は、男性ではなかなか描けません。蚊に刺されたうなじの色っぽさ、大喜が変な趣味に目覚めるんじゃないかと心配になりました。私だったら確実に目覚めてる。

ウィッチウォッチ
 掲載順が安定しないけど、それねまた篠崎先生の作品らしくて良し。
 見晴、単なる美少年ショタにしてはキャラが濃いなあと思ってたら、祓魔師としては彼の方が本命で、しかも吸血鬼とは。色々と盛り過ぎて心配になるレベル。まあ篠原先生なら、こんな濃いキャラでも使いこなせるでしょう。
 しかし見晴の吸血というかエネルギー吸収シーン、台詞だけでもかなりヤバいな。この漫画がアニメ化して、このシーンを女性声優が演じてくれるのかと考えるとワクワクしますね(笑)。あ、女性声優ですよ。男だったら絶望する。いや、ショタ声を出せる人ならありだな(我ながら歪んでる)。

Dr.STONE
 センターカラー。来年夏にアニメSPが放映。龍水役の鈴木崚汰さんの演技、楽しみにしています。
 いよいよロケット打ち上げ。キャラ大集合な上に気合の入りまくった作画、ずっとこのシーンを描きたかったんだ!というBoichi先生の気持ちが伝わってきます。
 軽口を叩いた直後に真剣に「大丈夫」と言い切るゲン。お前、そういうとこやぞ(笑)。カセキとジョエルの技術者コンビは見てるだけで頼もしい。
 かつて千空が刻んでいた、数字を進めるカウントダウン。それは人類の儚い希望だったけど、今は数字も希望も逆方向に刻まれている。この演出と台詞回しの巧さ、稲垣先生もノリに乗ってるなあ。つまり最高。

アヤシモン
 現在の炎魔会のボスにして、歌舞伎町の王に最も近い男、独歩会長。思っていたよりも若い風貌だけど、その危険度は半端じゃない。爆発物を満載した火薬庫が、火種を持って歩いているような男です。賀来ゆうじ先生、こういうイカれたキャラを描くのが上手いな。
 側近の3名もかなりの実力者。間違いなく強敵です。こんな連中がいきなり総攻撃を仕掛けてくるという、怒涛の急展開。話を進める時は一気に進めるべし、これヒットマンガの鉄則。
 しかし炎魔会でも手を出せない組織が、陰陽寮以外にも3つもあるのか。歌舞伎町、戦国時代なんてもんじゃないな。でも美星'S(ビースターズ)はその名前で良いの? オータム書店に怒られない?

高校生家族
 いよいよ一郎の初試合。ギャグは殆ど無く、本格的なスポーツ漫画になってます。春香の将棋編といい仲間先生、描ける漫画のレパトーリー広いなあ。
 初戦は一郎と洲崎のダブルエースの活躍で、余裕で突破。父親が高校バレーのエースとして扱われてる事に、喜んで良いのか分からない光太郎。彼の精神が大会が終わるまで保たれるのか心配です。

ドロンドロロン
 今度のモノノケ退治はギンチヨからの試験。傲慢だけどそれ相応の実力を持ち、一般人の事もちゃんと考えている。なかなか一筋縄では行かないヒロインですね。お姫様抱っこされても全く動じないし、ドラとクサナギが試験をパスしても、2人をスカウトした自分が凄いと我褒めしてるし。
 腹の中で暴れて痛めつけるのではなく、痒みを与えて吐き出させたクサナギのアイデアは割と新鮮。推しても駄目なら引いてみなの精神は、今後の戦い方の主流になるのかな?

逃げ上手の若君
 時行に頼重を父のように慕っている事を自覚させてから、同じく頼重を慕うライバルを登場させるとは、タイミングが絶妙ですね。ラブコメ漫画かな? 頼重のセクシィな入浴シーンもあるし(笑)。
 自分の事を神と言い切る諏訪頼継。中二病かよツッコむ人もいるでしょうけど、頼継は本当に神扱いされてる人なので許してあげてください。長い髪の子供が神聖な存在という説明もあるし。同伴ふくらはぎ殺しはリアルでやったら痛いので止めてください、お願いします。

キルアオハル
 「黒子のバスケ」の藤巻忠俊先生による51ページの長編読切。「ROBO×LASERBEAM」は打ち切られたけど、悪い漫画ではなかったと思います。
 連載経験者、しかも大ヒット作を描いた方だけあって、非常に手堅い作り。話の緩急の付け方が上手くて、最後まで退屈しませんでした。
 見た目は子供、中身はおっさんという鰐淵というキャラを、最大限に活かしているのは流石です。暗殺者のおっさんから見たら学校のイジメなんて、そりゃあ鼻で笑えるレベルだよなあ。イジメは確かに辛いけど、社会に出たら子供のイジメより辛い事なんて山程あるんですよ。いやもう、本当にね……。
 学生のヒロインをときめかせたら不倫になるのでは?という心配もあっさり吹き飛ばして、面白い読切でした。もう少し煮詰めれば連載もあり得るでしょう。藤巻先生の復帰を楽しみに待ってます。

守れ! しゅごまる
 確かに「テニスの王子様」がやってる競技はテニスじゃないな。テニスだと思っていた昔(連載初期)の私が懐かしい……。
 前回といい、この学校は「遊戯王」が好きな人多いな。小福ちゃんもいけるみたいだし、その内デュエル大会やりそう。
 さなぎを守る部、さなぎ部に入部した3人、誰かがスカルの刺客かと疑ったけど、3人とも良い人だった。特に薫君、筋肉を愛する人に悪い人はいない……(涙)。でも退学になったけどね。成長期の未熟な体にステロイドは駄目、絶対。
 だけどバケツに針を入れて、さなぎを狙っていた奴が居たのは事実。怪しいのは眼鏡キャラか。次回まで覚えておこう。合併号なので忘れそうだけど。

夜桜さんちの大作戦
 明かされたつぼみの真意。六美の体を乗っ取るつもりだったのか。五輪が操られているように、百もつぼみに根を植え付けられて操られているのかな? 五輪より強力な根を植え付けてられそう。
 愛する人のかつてない大ピンチに、旦那が燃えない筈が無い。太陽、見事に輝いてくれました。自分が六美を守ってきたのではなく、ずっと六美に守られていた。だからこそ今度こそ、六美を守り通してみせる。愛が人を強くするシーンはいつ見ても感動させられます。

僕とロボコ
 クリスマスなのに会社の忘年会みたいなガチゴリラのスピーチ、ありがとうございます。30分近く話していたのに退屈させないとは、スピーチの天才かこの男。政治家を目指すべきでは?
 あ、この漫画はサザエさん時空ではないんですね。みんなと過ごせるのもあと1年……。それまでに連載が打ち切られませんように。
 最近はルリちゃんが萌えポイントを稼いでいたけど、ここへ来てメインヒロインが動いた。円ちゅわん、やはり動いたら最強だ。彼女の手作りの腹巻きなんて、誰であっても一生着ます。夏でも着ます(熱中症になるぞ)。

マッシュル
 魔法局長の息子という出自、実力もエリートクラス。レヴィが自惚れて、相手を徹底的に見下すのも分かります。そもそさ自分より強い相手と戦った事なんて無さそうだし。
 だからと言って悪事を行って良い筈が無いし、こういう傲慢な敵をスカッとぶっ飛ばすのがこの漫画最大の魅力。今回も決めてくれました。レールガンから発射された弾をナイスバッティングするマッシュ、パワーだけでなく選球眼も一流か。野球選手になったら伝説作れますね。ぜひ我が巨人軍に(私は巨人ファンです)。

SAKAMOTO DAYS
 センターカラー。
 読切の主人公だった篁の爺さんと、スラー一派期待の殺し屋・楽。どちらが勝っても負けてもおかしくないベストマッチ、早速見応えのある戦いを見せてくれました。篁の猛攻を凌ぐ楽の強さを見せた後、楽に「無理無理!」と言わせる桁違い感が素晴らしい。スラーvs篁を見たいなあ。
 そして坂本とスラーが遂にご対面。やはりスラーは坂本の知り合いだったか。坂本を「くん」付けするとは、実は坂本より年上? 強くなった坂本にあっさりナイフをぶっ刺す、篁とは違う形での桁違い感。大ピンチなのにワクワクします。

あやかしトライアングル
 本編ではまだだけど、巻末コメントで発表してるのでOKですね。TVアニメ化、おめでとうございます!
 女の子同士の、しかもディープキスをやらかした事で校内はすずと祭里の噂で大賑わい。ルーの言うとおり、他人に迷惑をかけない限り恋愛は自由だけど、人はスキャンダルを好むもの。このままだったらすずは痴女扱いされて、クロメイの狙い通りになっていたでしょうね。現実でも他人の恋路に反対して、デモまでする暇人がいるし。
 でも祭里は男の子、好きな女の子のピンチに動かない筈がない。クロメイは祭里の愛を見くびりましたね。まあ恋愛に関しては素人同然だから仕方ないか。魔性の女になった祭里、これから男女問わずどんどんたらしこみそう(笑)。

ブラッククローバー
 アスタがルチフェロを一刀両断して、ユノが被害の拡大を防いだ。このシーンの2人の構図が実に素晴らしい。
 ヤミとヴァンジャンヌも救出、ユノはスペード王国の人々に迎え入れられて一件落着……なんて筈ありませんよねえ。勝利の余韻に浸る間なんて与えない、一瞬で希望を絶望に変えるラスボス登場。強くなったアスタでさえ敵わない、と見ただけで思わせるルチフェロのデザインの秀逸さと、そんな絶望感を絵に表せる田畠先生の画力。素晴らしい。来年で完結しそうだけど、最後まで楽しませてもらいます。

アンデッド アンラック
 ジャンフェスでは何の発表も無し。次のアニメ化は本命は「あやかし」、対抗はこれか「マッシュル」だと思ってました。やはりアンディが下半身を出しまくるのが良くなかったのかな?
 スプリングの悲しくも尊い過去。不壊の能力のご先祖様とも言える一心がスプリングの心を開いたというのは、運命の皮肉を感じますね。いや、神から見たら喜劇なのか。悪趣味。
 一心の願いは遠い時を越えて、風子に受け継がれた。UMAとも仲良くなりたいという風子の願い、今度こそ叶えられるか? 神が定めた運命を乗り越えろ!と素直に応援したくなります。

PPPPPP
 敵側にも味方側にも女の子の新キャラが登場。マポロ先生は可愛い女の子を描けるのに、今まであまり描いてくれなかったのは残念に思ってました。ここから挽回なるか?
 ラッキーの演奏が敗れた理由、ちゃんと説明してくれたのは好感が持てます。天才を捨てたメロリは音楽プロデューサーを目指しているのかな?
 そして音上家第2の刺客、ミーミンはセクシーだけど気まぐれな天才肌っぽい。レイジロウみたいに素直に屈してはくれなさそうですね。彼女との対決、そして決着で連載終わりそう。

破壊神マグちゃん
 最近、掲載順が低くなっていましたが、遂に最後尾に。1年半近くも続けて来たけど、遂にその時が……?
 クリスマスにサンタになろうとするマグちゃん。異教の祭りを排除するのではなく、成り代わろうという発想は柔軟ですね。日本人の宗教感に染まってきたとも言えるけど。
 リアル等身のマグちゃんの破壊力は何度見ても凄い。そりゃあ文恵さんもインスピレーション受けるわ。ある意味、神の御業か。
 クリスマスらしい気持ちの良いオチ。マグちゃんに来たサンタの正体は言わぬが花よ。


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