銀河機攻隊マジェスティックプリンス
当初の作戦は失敗しましたが、ゲートを破壊しない限り地球に未来は無い。前線で戦うアサギ達はもちろん、後方で指揮するリンやアマネも必死ですね。緊迫した空気が感じられます。
しかしウルガル側も総力戦で挑んでくる。ここでジアートが、更にウルガル最強の将と言われるドルガナも出て来るとは。ジアートはチームラビッツを圧倒するし、ドルガナはストラグルレーザーの発射装置を壊して苦境に追い込む。強い敵って嫌ですねえ。
苦戦しても誰も諦めない。そしてイズルも、好きな人達を守る為に出撃する。無断で出撃するのではなく、みんなから暖かく送ってもらえるのは意外だったけど、こういう展開の方が燃えますね。ジアートとの宿命の対決は予想通りの激闘。戦いの最中にイズルの体に異変が起きたりしないかハラハラさせられます。今回は無事だったけど、次回は……?
チームドーベルマンの唯一の生き残り、チャンドラも来ました。仲間を殺されて黙っている訳無いですよね。アンジュとの共闘はまったく息が合ってなくて笑ったけど、ドルガナのような正統派の戦士に対してはこういう型破りな戦法の方がいいのかも。
タマキ機にロケットブースターを装着させて突撃させるという豪快な作戦も失敗。残る手段は唯一つ、旗艦であるスターローズそのものをぶつけるしかない。次回のタイトル「宇宙に散る花」ってスターローズの事か。散る花はスターローズだけですよね? 不安だ……。
ローゼンメイデン
雪華綺晶が作ったフィールドに閉じ込められた一同。巻かなかったジュンは真紅と水銀燈、蒼星石、翠星石と共に止まった時を動かそうとする。それには水銀燈が持っている蒼星石のローザミスティカを元に戻す必要がある。水銀燈をやり込めるとは蒼星石、なかなかの交渉上手ですね。普段大人しい子が開き直ったら強くて怖いな。
一方、巻いたジュンは本物の真紅の体を見つける。何を考えているのか分からないラプラスの魔との珍道中は、もっと見てみたかったかも(笑)。審判役を自称するラプラスだけど、公平に審判をしているようには思えませんよね。一体何を企んでいるのやら。
夢の庭師である蒼星石と翠星石は、ジュンの願いを叶えてくれる。純粋なジュンの願いは、舞台を元に戻す事。変なお願いをするかとちょっとハラハラしました。そこまで空気が読めない男じゃないよね。
もう一度体を手に入れようとする雪華綺晶が執拗に迫る。しかしジュンは雪華綺晶をはっきりと拒絶する。雪華綺晶の力で世界を変えるのではなく、自分の力で変えてみせる。成長しましたね。あまりにもきっぱりと断られた事で消滅した雪華綺晶。しつこいストーカーにはきっぱり拒絶すべきという教訓でしょうか。
雛苺のローザミスティカによって守られていた真紅の体も取り戻されましたが、それは仮の体の真紅の終わりでもある。そして蒼星石と翠星石にも別れの時が。ハッピーエンドには程遠い展開で、原作でもこの辺りの話は読んでてキツかったなあ。それもまた漫画の醍醐味だけど。