「ブラッククローバー」は休載です。
休載中の「ルリドラゴン」ですが、単行本は出るようで一安心。ジャンプ+への移籍も噂されてるけど、連載再開を待ってます。
僕のヒーローアカデミア
見開きの表紙絵、ヒーローとヴィランが一緒にTVを見るという本編ではあり得ない光景にほっこり。そして少し哀しい。
ルミリオン、個性を失っても精神面が強くて頼りになります。出久がプロヒーローになったら、是非サポート役に。
遂に激突する両雄。出久にとって目の前の敵は「死柄木弔」ではなくAFOなんですね。沈んだ死柄木の心を救い出した時、彼はどうする?
SAKAMOTO DAYS
周はスラーの仲間になった訳じゃなかったのか。むしろこちらの味方になりそうで一安心。爺ちゃんは守らなくちゃね。
スラー側の尖兵は京。相変わらず映画に狂ってるなあ。しかし腕は一流で、並の教師では相手にもならない。ならばこちらも最強をぶつける。年配の女教師が主役のジャパニーズホラーって、どんな映画を撮るつもりなのやら。
ONE PIECE
パンクハザードで巨大化された子供達、元気そうで何より。ってドレークが行方不明? 政府の命令で動いているのではないらしいけど、どこへ行ったんだろう。
ロボットの巨大鮫に未来島。もしやと思ってワクワクしたら遂に登場、Dr.ベガパンク! 世界最高の天才頭脳の持ち主にして、数多くの発明で世界を揺るがしてきた科学者が、まさか美少女だったとは。でもベガパンクは「世界最大の頭脳を持つ男」って呼ばれており、昔アニメにシルエットだけ登場した時の声優は男性(安原義人さん)でした。パシフィスタみたいな人造人間っぽいこの少女はベガパンクに遠隔操作されてるのか、それとも自分を改造したのか。
アオのハコ
菖蒲は他人の恋愛には興味津々だけど、自分の恋愛にはそんなに興味無さそう。好きって言ってもらえたら嬉しくなるし、取り敢えず付き合ってみようという考えは分からなくはないけど、別れた相手が悪質なストーカーになる場合もあるよなあ。菖蒲が本当の恋愛をした時の反応が楽しみ。
そして波乱必至の秋合宿が始まる。この学校、恋のジンクスが多いな(笑)。松岡君は千夏の事が好きそうで、大喜をモヤモヤさせそう。それもまたラブコメ漫画の醍醐味。
呪術廻戦
直哉の領域展開は強力なもので、相手が普通の呪術士だったら勝っていた。しかし相手が悪すぎた。真希には領域展開が通じないと考えて良いのか。まさに鬼人。呪術士の天敵と言って良いですね。
そして予想通り、さらば直哉。君は良い敵キャラだった。
僕とロボコ
アニメの重大情報発表記念で2号連続センターカラー、その1。放映時間は5分のショートアニメか。適切ですね。大地丙太郎監督なら、きっと傑作に仕上げてくれるでしょう。
天体観測は人をロマンチストにする。シリアス顔のボンド達は面白かったけど、芹澤さんは別格だった。時に子供より大人の方が夢に走る。
月の裏には要塞が作られていたのか。確かにあそこは昔から悪の組織や侵略者がよく基地を作りますからね。地球防衛メイドだったロボコに感謝。巨大隕石も彼女なら何とかするでしょう。多分。
大東京鬼嫁伝
最初に戦ったかえるちゃんこと翠川けろるが再登場。悪いもののけは厄介だけど、もののけさえ音を上げるブラック企業も何とかしてほしい。人間の世界は地獄、これもまた1つの真理。
最近は異界で異変が起きており、多数のもののけがこちらの世界に来ているそうです。愛火が原因じゃないだろうなと焦ったのは、ここだけの話で。武丸ネタは他誌だけど良いのかな?
あかね噺
朱音の躍進は落語界を仕切る落語連盟からも注目されていた。続々登場する大落語家達とは仲良くなるのか、激突するのか。いずれにしてもワクワクします。
世間からの評価や様々な感情、それは良いものばかりではないけど朱音は堂々と受け止めて成長の糧にする。頼もしいですねえ。あっという間に8ヶ月が経ち、高校を卒業した朱音は前座修行を始める。からしはライバルだけど、先輩としてサポートしてほしい。
ギンカとリューナ
大増23ページ。
初めての都、初めての魔術師との出会い、そして初めてのお仕事。どんな出来事にも素直に感情を出して、良い意味で猪突猛進するリューナには好感が持てます。渡辺先生の絵も良いし。
ベレッタは良い人だけど、仕事は失敗続きで世間の評価は悪い。それでも挫けない心の強さは応援したくなり、だからギンカ達のフォローが嬉しい。読者の感情を操るのが上手いな。この漫画、長続きしてほしい。
絵に描いた餅を描いた餅
今年度の金未来杯のエントリーNo.1、つまり最も期待されている作品。作者の林快彦先生は第101回手塚賞で佳作入選した上、第49回JUMP新世界漫画賞に準入選、更に超新星賞まで受賞したジャンプ期待の大物ルーキーです。
私は林先生の作品は初めて読むので期待半分、不安半分でしたが…………いやあ、何というか、新人らしい初々しさとベテランの完成度が共存している、異質で凄い読切でした。こういう天才というか怪物がひょっこり現れるから、新人の作品を読むのは止められない。
何よりも音楽を愛して頑張ってきた主人公が、突然音が聞こえなくなる。監修:全日本ろうあ連盟という表記を見た時からそういう気はしてたけど……。純香に主人公らしい心の強さを与えず、むしろ一度心を折れさせてから小南の漫画を読ませて再起させるという流れは、残酷なまでに現実的で、そして美しい。タイトルの意味が分かるラストまで完成度の高い傑作でした。
今年の金未来杯、優勝は今作でほぼ決定ですね。それともこれ以上の作品があるんですか? 期待していますよ。
高校生家族
バーチャルアイドル、いやアマゾネスの応援演説は卑怯だろ! 確かにその通りだけど春香陣営に非難する資格はありませんね。
光太郎の演説、「ホントにいろいろ起きたから…」という嘆きには大いに共感しました。いろいろ起きても、なんやかんやで何とかなる。人生もそう思って過ごしたいものです。光太郎、当選おめ。
マッシュル
センターカラー。
昔のオーターは今ほど真面目ではなく、適度にいい加減で自分の目的を達成する事だけしか考えていなかった。ですが後輩の想いと願いを受け継ぎ、平和を守る為に命を懸ける熱い男になった。在り来りな話ではあるけど、悪いとは思いません。それはこの漫画そのものへの評価でもあります。
どこに現れるのか分からない敵に対して、周囲全てを砂にする無差別攻撃で勝利。性格と違って大味な、だけど爽快な逆転勝利。不自由な生き方も良いかもと思わせる、スッキリする決着でした。
ウィッチウォッチ
魔女三人娘によるお泊まり会。私も混ざりたい、いや気まずくなるからやっぱ良いや(この臆病者め)。
言葉を話さない人形による観察は、プライバシー保護のラインギリギリかな。動きだけだと異常過ぎるお泊まり会になったけど、それはコメディ漫画のお約束。
音夢は自分の魔法をまだ明かしていなかったのか。ニコに引け目を感じる内は、まだまだ親友レベルじゃないな。やはり彼女も同居すべきでは。音夢の恋も気になるし。
ゴッドハンド藪
「ジモトがジャパン」の林聖二先生によるギャグ読切。
うーん、相変わらずパワーで押し切る感じの漫画だなあ。これは先生の画風なんだろうけど、合う人より合わない人の方が多そう。オチより2年も入院した事の方が面白かったし。
逃げ上手の若君
足利の武将達はいずれも強いけど、若さ故の未熟さや敵を侮る傾向がある。彼らの弱点を見抜いて、勝負の流れを引き寄せる信濃勢の賢さが頼もしい。戦は兵が多くて強い方が勝つとは限らないのだ。
豊穣の若君をド変態呼ばわりするとは、恐れ多いけど事実だもんなあ(笑)。時行を護らない孤太郎は武士としては信じられないだろうけど、それは時行の逃げ上手を信頼している証。そして時行もその信頼に応えて、孤太郎に最高の手柄を挙げさせる機会を作った。これで渋川の敗北はほぼ確定。史実で決まっていた事とはいえ、ちと哀れ。せめて最高の主従の礎になってやってください。
でも渋川義季は史実だと……んだよなあ。松井先生はどう折り合いをつけるのか楽しみ。
夜桜さんちの大作戦
決戦の舞台は海上の武装船にて。船そのものが生きているのか。こんな不気味な代物を「家族の理想郷」にするつもりとは、改めて百の異常っぷりを思い知らされました。
こんな父親の元に大事な家族を置く訳にはいかない。六美も前線に来て、夜桜家の総力戦が始まる。まともになった凶一郎の頼もしい事。数の上では太陽達が有利だけど、百にはまだ切り札がありそう。長い戦いになるかな?
PPPPPP
それぞれの「神」にして「正しいもの」。レイジロウはラッキー好き過ぎるだろ。ミーミンは自分とメロウへの愛が揺るがないのは流石。ファンタは正しいと信じているものが無い?
日野の言う通り「正しいもの」と「正しく理解する事」は違う。優しさはタチの悪いエゴに過ぎない。1番大事にしたいエゴこそ、全身全霊で守るべきエゴ。この辺はマポロ先生の考えでもあるのでしょうね。難しい考えを上手く纏めて読者に伝える技術が凄い。マポロ先生は教師としてもやっていけそう。
アンデッド アンラック
風子以外の総動員で挑むが、神であるサンの力は圧倒的。否定能力でさえ僅かな足止めにしかならないとは……。分かってはいたし、ここでの敗北は確定イベントだけど、それでも絶望感は否めません。
残り8分20秒。まだまだ長い。ですがここでかつての恋人達にして最強コンビが復活! ヴィクトルとジュイス、この2人なら5分ぐらいは稼いでくれるでしょう。残った時間は……奇跡を信じる! アンディもこのままでは終わらないだろうし。
ALIENS AREA
立浪の両親はA3のメンバーではなかったか。両親の裏切りという最悪の事態は避けられたけど、漫画としてはそっちの方が良かったかも。時に悲劇は作品に命を与える。
A3の危険な目的が判明し、情報の信憑性も問題無し。会議は全員一致で終わって、特別捜査本部の設置が決まりました。うーん、たった2話なのに退屈すぎて長く感じた。作中でも「面倒臭い会議」って言ってるけどその通りで、やらない方が良かったと思います。
すごいスマホ
全一朗の父にして関函家の当主、全得が登場。全一朗の父親だけあって、こちらもなかなかの怪物です。こっちにグーググ・スマホが渡っていたら、Qは何も出来ずに終わっていたかも。
全一郎の目的は死んだ妹の復活と、冷酷な父の打倒。テンプレとも言える目的ですが悪くありません。全一郎の人間味が一気に増したし。Qの正体も突き止められて話は盛り上がってきたけど、掲載位置は遂に最下位。年内で終わりそうで残念。
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ジャンプ43号の感想
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