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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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ジャンプ1号の感想

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2023年度初のジャンプ。今年の背表紙ネタはジャンプキャラ初登場シーン集ですか。ルフィの初登場、懐かし過ぎる…(涙)。

「僕のヒーローアカデミア」は休載です。

人造人間100
 新連載第4弾。昨年の金未来杯の優勝作品が連載化。江ノ島だいすけ先生、初連載おめでとうございます。
 なかなかにグロい設定を読み易くしている構成力は、新人にしてはなかなか。ただ最初だから仕方ないけど、説明的な台詞が多いのが気になる。こういうのって嫌いな人は、途中で読み飛ばして2度と読みせんからね。丁寧な説明が吉と出るか、凶と出るか。
 絵は及第点。グロさは最低限に抑えながらも凄惨な光景である事を分からせ、小物や背景もちゃんと描いている。でも女性キャラから色気を感じないのはマズいかな。今のままでは「口は悪いけど強い」だけで、魅力が無い。おねショタものは大好きなので、次回で盛り返してくれる事を願う。

僕とロボコ
 アニメ見ました。5分間だけですが、なかなか面白かったです。単行本持ってないからネタが懐かしかったし(笑。買ってやれよ)。
 出会いの記憶を捏造するロボコ。早速タイザン5先生をネタにしたり、相変わらずだなあと笑ってたら、実は……という割と感動的なオチが。ロボコ、ここに来るまでは何気にハードな人生送ってるんだよなあ。この幸せな日々がまだまだ続きますように。せめてアニメが終わるまでは(短っ!)。

ONE PIECE
 ベガパンクの夢は、世界中に無償でエネルギーが行き渡る世界を作る事。確かにそれが出来れば、戦争の半分は消えるでしょうね。でも実際にやろうとしたら、ベガパンクの様に敵に狙われるかと。そういうのを独り占めしようとする大国とか石油メジャーとか(ゴルゴ13の定番ネタ)。
 CP0が上陸したけど、ベガパンク側にはミホークとハンコックとジンベエのセラフィムがいるのか。なら逃げなくても良くね? それともCP0には切り札があるのか? カクはかなり浮かれてるので当てにならないし、ルッチも昔より強くなっているとはいえルフィには敵わないでしょう。ステューシーが怪しいなあ。
 まあ可愛いアトラスをスクラップにした時点で、ルッチは私の中で死刑決定ですけどね(趣味丸出し)。ルフィ、ボッコボコにしてやれ!

SAKAMOTO DAYS
 大佛ちゃんは農家の生まれだったのか。マイペースに生きている様で、自分を「生きてるだけで他人を苦しめるクズ」だと自覚して、許されていないと考えている。自分の正義に酔う事が無いタイプか。なるほど、確かにこの子は殺し屋に向いてる。
 戦闘力もズバ抜けており、舞妓の殺し屋を一蹴。この人、結局単なるフリーの殺し屋だったのかな? これ程の凄腕がゴロゴロいるこの世界、狂ってて可笑しい。そりゃ殺し屋が治安維持する羽目になるわ。

呪術廻戦
 策の読み合いと術の出し合い、掛け合いが入り混じり、かなり複雑な戦闘になってきました。芥見先生、そんなところまで「H×H」をリスペクトしなくても良いんですよ。
 複雑化した状況を動かすのはシンプルな行動。先手を取った羂索が遊星化と思いきや、九十九も根性出して粘る。やはり勝負は肉弾戦かと読者にまで思わせてからの、意外な切り札投入。これは羂索が驚くのも納得の配役ですわ。お兄ちゃん、意地を見せてやれ!


イチゴーキ! 操縦中
 センターカラー&大増25ページ。
 「やばっ」とか「マズっ」とか連呼する操。この子、医者にだけは絶対にしてはいけないタイプの人間だ。
 細かいネタを交えつつ、一本のネタで強引にラストまで持っていく流れは「ジモトがジャパン」と同じ空気を感じました。地元ネタもちょこっと入れてるし。これが好まれるかどうかは分かりませんが、これが林先生の個性ならしゃーないですね。
 とことんマイペースというか、スルースキルが高すぎる先生には笑った。この人、実は全て知ってるんじゃね?

アオのハコ
 菖蒲ちゃんが何かする度、ドキドキハラハラしてしまう。一度やらかしたキャラを再び信じるのは難しい。現実の人間関係と同じですね。
 それでも菖蒲がフォローしてくれたおかげで、雛は少し立ち直れた。菖蒲を悪く言ったクズ男には、よくぞ言ってくれたとスカッとした一方で、失恋で傷ついたばかりの女子にこんな事言わせるか…と三浦先生のドSっぷりに引いた。男性の漫画家だったら雛に同情して、描けない展開。素晴らしい。
 まだ本気で人を好きになった事がない菖蒲。好きになるとしたら、お相手はやっぱり匡かな? その時が楽しみ。

一ノ瀬家の大罪
 翼と中嶋は本当に親友だった。そして昔の翼はサッカーが大好きで、ちょっと臆病な中嶋を引っ張ってくれる、明るくて優しい良い奴だった。
 だけど翼は突然サッカーを辞めた。中嶋を相棒とまで呼んでいた明るい少年は一転して暗く、冷たい心の持ち主になった。自分の才能に限界を感じたからとか、中嶋の才能に嫉妬したからではありませんね。中嶋がレギュラーになれたのは努力した結果だし。となると家庭で何かあったのか。翼が死を願った相手は中嶋ではない?
 謎が渦巻く中、謝る中嶋に翼が駆け寄る。瞳は以前の輝きを取り戻しているけど、中嶋を助けるんだろうか? また記憶に無い憎悪に引きずられそうで怖い。そういう不安が面白い。

マッシュル
 センターカラー。
 ボロボロになっても立ち上がるライオ。自分の無力さを思い知らされても、仲間の為に強大な敵に立ち向かう。彼は魔法使いとして最強ではない、男として最強で最高だ。
 そんな男の心がヒーローの心に響かない筈が無い。シュークリームを与えるのは、マッシュにとって最高の感謝の証。役者は揃い、舞台は整った。ここからは正義の大反撃あるのみ。マッシュよ、遅れてきた分ぐらいは大活躍しろよ。

あかね噺
 弟子を取らない事を決めていた昭和の大落語家が、後継者だと認める程の実力と才能の持ち主。そんなうららの凄さを伝えようと、ストーリーも作画もかなり頑張っています。実際、素晴らしい出来栄えです。
 それでも作者がイメージている「蘭彩歌うららの落語」の半分も伝えきれていないんだろうなあ。そう分かるぐらい作中の空気と作画が剥離している。それは決して悪い事ではなく、うららの底知れなさを伝えてくれて、話は盛り上がっている。でも作画の馬上先生は無念そうだなあ。漫画って難しい。

暗号学園のいろは
 大増23ページ。
 凍はいろはにとって救いの女神ではなく、確実に何か企んでいる。でも凍を守ろうとしてくれた事にときめいたり、可愛い部分も見せてくれる。見事なまでに「西尾作品のヒロイン」だなあ。つまり好き。
 ここまでのいろはの活躍は、凍の眼鏡あってこそ。難しい暗号も眼鏡があれば簡単に攻略できるから拍子抜け…と思わせてからの眼鏡停止は、いろはでなくても焦るわ。緩急の付け方も、それをやるタイミングも実に上手い。これぞ西尾維新作品だ!

ブラッククローバー
 龍禅七人衆、みんな強いんだなあ。彼らだけでも何とかなりそうだけど、シスター達はもっと強いんだろうか?
 アスタが絶天を完成させられないのは、彼が迷っているから。ユノならシスターを救えたかもしれない、か。親友でありライバルでもある男が、どんどん先を行っているような気がして僅かに嫉妬もしてたんだろうなあ。傍から見たらアスタの方が凄いのにね。自己評価が低いのはアスタ最大の欠点。自惚れるのも困るけど。

ウィッチウォッチ
 古典レベルで使い古されている透明人間ネタも、篠原先生の手に掛かればご覧の通り、今でも十二分に通じて笑えるネタになります。
 目を瞑らないと透明になれないんじゃ、女風呂を覗けないな(最近は銭湯自体が無くなってるけど)。魔法界のコンプラは厳しいねえ。いや、カメラで録画すれば(それも犯罪です)。
 裸で図書館を歩き回る羽目になったカンシ。美少女の前で裸になったり、愛の告白中に裸で通り過ぎたり、何この以上で面白い情景。カンシがそういう趣味に目覚めなくて良かった。未来から来た人のフリで誤魔化せたのかな?

ギンカとリューナ
 センターカラー。
 天才な上にギンカが型破りな教育をしたから、リューナは魔法の基本を知らない。基礎の積み重ねが無いのは、ちょっと不安ですね。知識の少なさは伸び代ではあるけど、大きな弱点になりそう。
 親切だけど怪しげな女性ヘラ。正体はアネモネの師匠シェヘラザードだった。イカれた性格をしているのは知ってたけど、予想以上にヤバいなこいつは。ギンカの事も狙っているみたいだし、少なくとも一戦は交える事になりそう。流石のリューナでもガチバトルでは勝ち目が無いので、本を奪い合う知恵比べになるかな?

逃げ上手の若君
 自信を持つのは良いけど、強敵を侮るのは未熟極まりない。孤次郎もまだまだですね。いや、十歳の子供がここまで戦えるだけで凄いんだけどね。
 今川範満が馬に拘る理由は、かつて愛した名馬を復活させる為だった。その為に多くの駄馬を乗り潰して、理由し続けてきたのか。狂ってるけど、ここまで極めれば大したものではある。松井先生もそう言ってるかのような書き込みっぷりだし。先生、「ウマ娘」にハマったとか?(笑)

夜桜さんちの大作戦
 百の開花にも惑わされない凶一郎の頼もしい事。でも惑わされないのは、百を今でも父と慕っているからというのは、何という皮肉。歪んだ愛を鎮めるのは、正しい愛なんですね。
 昔の幸せだった頃の夜桜家を取り戻したいのは、凶一郎も同じ。だけど夢を追い続けている百と違って、凶一郎は夢は所詮夢だと割り切っている。どっちが父親なんだか分からんな。少なくとも夜桜家の今の家長は凶一郎だ。遂に開花したし、哀しい家族対決もそろそろ終わりかな?

HUNTER×HUNTER
 ああ、やはりこうなってしまったか……。分かっていても、そしてフィクションでも子供が殺されるのは、しかも最低最悪なやり方で殺されるのは辛い。
 仲間を殺した者には必ず報復する流星街のルールは、クロロが作ったのか。サラサが望んでいないと分かっていてもクロロは人を殺し続ける事を決めた。哀しいけれど、彼がそうしなければ流星街の人々は今も遊びで殺されていたでしょう。現実でもそうだけど、悪が人を救う事もある。
 この決意が幻影旅団の誕生、クルタ族殺戮に繋がり、生き残ったクラピカがウボォーギンとパクノダを殺すのか。サラサを殺した奴がクルタ族だって説があるけど、だとしたら何という因果。冨樫先生ならやりかねないのが怖い。

高校生家族
 将棋部、5対5の団体戦に挑戦。春香と葵は確実に勝てるので、あとは部長が頑張れば……って色々おかしいな。でも仕方ないか、春香はガチで天才だし。
 春香は高校生じゃないだろというツッコミは、今となっては逆に新鮮。学生証を持ち歩かないと駄目ですね。舞ちゃん、ええ子や。

アンデッド アンラック
 クエストってパス出来るのか。でもペナルティもある。いや、今の風子にとって年月が過ぎ去るペナルティは問題ではない、むしろ仲間の死亡イベントを吹っ飛ばせるので大歓迎。まさかニコがツッコミ役に回るとは(笑)。しかし戸塚先生、よく考えてるなあ。もう最後の道程まで、きっちり考えているんでしょうね。
 世界の理さえ逆手に取る、世界一カッコ良いリセマラを繰り返して、遂に狙いのイベントをゲット。風子の狙いはリメンバーだったか。不可避の否定者ボイドとは、これまた懐かしいキャラだ。どちらもゲットして、一気に仲間集めを進めましょう。

大東京鬼嫁伝
 打ち切りが迫ってきたからか、新キャラをどんどん出してきましたね。もう手遅れだと思うけど、足掻くだけ足掻くのは悪くないかと。次の連載に繋がるかもしれないし。
 でも今回の新キャラも、デザインも性格も新鮮味ゼロなんだよなあ。ヒロインに惚れてるレズストーカーなんて、昔はともかく今では全然珍しくない。嫌いではないけど、飽きてます。仲間先生と私の趣味は微妙に噛み合ってないようで残念。

PPPPPP
 ブラボーって言葉は、今ではサッカーの方が浸透しちゃいましたね。長友佑都選手とW杯、恐るべし。個人的に今年の流行語大賞です。
 謎の人物は世界的な指揮者だった。彼に褒められたフルスは、ファンタに薦められた事もあり指揮者の道を選ぶ。うんうん、良いんじゃないですか。むしろ彼女こそ指揮者になるべき人材ですわ。ラッキーに秘められた天才を導く役としては最適のポジションですよ。母の死で落ち込んでいるであろうラッキーを救ってほしい。


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