仮面ライダー鎧武
黒影とグリドン(初瀬が勝手に命名)に変身した初瀬と城之内は、あっさりバロンを裏切りました。しかしそんな卑怯なやり方に腹を立てた鎧武と龍玄に負けて、スゴスゴと引き下がりました。いいなあ、この小物コンビ(笑)。単純な初瀬と策士気取りの城之内、ライダーのデザイン的にも早々に退場しそうではあるんだけど、面白いコンビなので出来るだけ長く頑張ってほしい。
チームバロンの連合はあっさり崩壊し、ランキングもチームバロンとチーム鎧武が並びました。浮かれるチーム鎧武のメンバーですが、ライダーの戦いでランキングが動くという、既にストリートダンスとは関係無い事態になってますね。インベスゲームで決める事でさえおかしかったのに、どんどんおかしな方向に行ってるなあ。紘汰達がこの違和感に気付く時は来るのか?
なかなか仕事が見つからない紘汰の前に現れたのは、オカマでマッチョで凄腕のパティシエで元傭兵という、どんでもなく濃いキャラをしている鳳蓮という人物でした。演じている吉田メタルさんがノリノリなせいもありますが、初登場時から紘汰をも食ってますな。ここまで個性的な奴を序盤から出すとは、今後のキャラは鳳蓮よりも濃い奴が出るんだろうか。それは怖いけど楽しみ。
紘汰達のバトルをアマチュアのごっこ遊びだと断じた鳳蓮は、奪い取った戦極ドライバーで仮面ライダーブラーボに変身する。トゲトゲでモヒカンなブラーボのデザインは、中の人に負けないぐらい個性的。遂にダンサーではない人物がライダーに変身しましたか。これでライダーバトルはますますエスカレートして、鳳蓮が言うとおり古代ローマの闘技みたいになりそう。紘汰達は見せ物にされるのか、それとも自らの正義を貫けるのか。シリアス度が増してきましたが、取り敢えず紘汰は就職しよう(笑)。
ワルキューレロマンツェ
昨今、表現の規制は厳しくなっていく一方で、アニメにおいても昔はOKだったシーンは制限されるようになりました。特にお色気サービスは胸や股間などは不自然な光などで隠され、絵的に不満を感じさせます。DVDでは修正されるけど、それを売りにするようではダメだと思います。
そんな規制に対し、今回このアニメは一つの答えを出しました。光で隠すのがダメなら闇で隠せばいい、つまり暗がりでお色気サービスをやればいいのだと。うん、それなら自然ですね。まったく問題ありません。……ものすごーく馬鹿な事を褒めているような気もしますが、まあいいや。面白かったのは事実だし。
スィーリアに憧れる気持ちが強すぎる茜にとって、今回の事件はラッキーでした。スィーリアへの耐性が出来て、もし対戦する事になっても堂々と戦えるでしょう。一方、スィーリアはその天然キャラぶりを発揮して視聴者の好感を高めたかと。なぜそこで紐を出す。そしてなぜ二人一緒に縛る(笑)。
写生大会。それは学生にとって、ごく自然に存在するイベント。なのにこの状況で「しゃせい」と言うと、エロスにしか聞こえません。実際そのつもりだろうし。へー、学生の写生って早いのかー。個人差があるとか、確かにそのとおりですよねー。うん、何も不自然ではないな。多分。
今回の脚本は、いい意味で頭が悪い。ギャグ話はとことんまで突き抜けないと面白くありませんからね。ストレートなエロギャグを繰り出す一方で貴弘の冷静さを活かして、変則的なギャグも見せている。正統スポ根からエロギャグまで幅広い話を見せるこのアニメ、本当に侮れません。
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11月17日のアニメ感想
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