12月18日のアニメ感想

新ウルトラマン列伝
　ウルトラマンギンガ最終回。
　白井校長が闇の支配者から解放された事で、学校も元の世界に戻りました。かつてギンガと戦った悪人達も改心して駆け付けてくれました。刑務所にぶち込まれていてもおかしくない奴もいたのに、よく来られたなあ。と細かいツッコミは無粋か（苦笑）。
　しかし闇はまだ消えていなかった。遂にその姿を表した闇の支配者、ダークルギエル。時間を操る暗黒の超人は、絶大な力を振るいギンガをも圧倒する。鎧に覆われたその姿はギンガを上回る強さをアピールしています。ところでこいつは一体何者なんだろう?　ギンガと同じ声(杉田智和さん)なのは、実はギンガの関係者とか?
　ギンガの敗北に絶望したタロウですが、人々の希望の力が彼を復活させた。タロウの歌をBGMにして、登場人物全員によるウルトライブでの復活はかなり燃えました。さすがにルギエルには敵いませんでしたが、ギンガを蘇らせる重要な役目を果たしました。元祖ヒーローの意地を見せましたね。
　ギンガvsルギエル、月面での最終決戦。ムギンガスパークとダークスパークを槍に変えてのアクション、高速回転しながらの格闘など見てて面白かったです。ギンガは未来から来たウルトラマンだそうで、タロウが知らなかったのも当然か。という事はルギエルも未来から来たんだろうか。いつか二人の因縁も語ってほしい。
　総評。ウルトライブというアイデアは面白く、ギンガのデザインも印象深いものでした。久しぶりの『TVでの新作ウルトラマン』という事で楽しませてもらいましたが、1クール分割という変則的な放映方式はかなり勿体無い。予算が少ないからだろうけど、建物の破壊シーンが少なくて破壊のカタルシスが味わえなかったのも残念。新作の映画では、この不満を解消してくれるのかな?