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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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12月19日のアニメ感想

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凪のあすから
 美海とさゆに不審者扱いされた灯さん、ちょっと哀れ。美海にとっては義理のお爺ちゃんに当たるのにねえ。まあ本人は「お爺ちゃん」って呼ばれて嬉しいみたいだからいいけど。灯とあかりの親子の語らいにはグッと来ました。不器用だけど確かな優しさで二人の子供を育ててきた灯は本当に良い父親だったんだなあ。この親子にはもっと幸せになってほしい。
 お船引きの日が冬眠の日でもある。楽しい祭りの準備も、光達との別れの時が近づいているのだと考えると、あまり浮かれていられないか。それでも一生懸命に旗を振る光が男らしい。ちきさの告白への対応といい、成長しましたね。そりゃ美海も惚れるわ(笑)。
 今まで完璧なイケメンぶりを見せてきた紡ですが、彼の家庭には問題があるようです。女性に優しい紡が、母親に対しては距離を置いている理由とは? そういえば彼の祖父も海の人間だから冬眠するのか。そうなると紡は一人ぼっちになってしまう。どうするつもりなのかな?
 意外にモノマネ上手だった光が場を和ませたタイミングで、要が爆弾発言をしてしまいました。ちさきの言うとおり、このタイミングで言うなよとも思いましたが、誰かが後押ししないと関係が進まなかったのも事実。要自身も一杯一杯だったそうだし。もう要はロリに走ればいいんじゃないかな(おいおい)。
 男として大きく成長した光、変わろうとしているちさきに対し、まなかはここへ来て立ち止まってしまった。環境が急に変わり過ぎた上、光達まで変わってしまったからパニックになってしまったのか。そんな彼女を救い上げた紡。第1話と同じ展開ですが、あの頃とは二人の心は違うものになっている。陸と海、まなかはどちらを選ぶのか?

アウトブレイク・カンパニー
 最終回。
 邪魔になった慎一を排除すべく動き出した日本政府。暗殺に失敗したら、一度はあっさり引き下がりました。しかしそれで諦める筈が無く、むしろ手の込んだ攻撃を仕掛けてきました。そこまでやって慎一を殺さなくても、手を組んで利用した方が効率的だと思うんだけどなあ。国のメンツというのもあるのでしょうか。
 大切な学校に火を点けられ、駆け付けた慎一は大ピンチに。貴重とはいえ本の為に命を懸けられる慎一は、マジでオタクの鏡ですね。でも慎一の真似は危険なので、皆さんは真似しないように。
 ミュセルにとって慎一は主人である以上に、この世で一番大切な人。だから彼を助ける為なら命をも捨てられる。この忠誠心、まさしく愛か。三森すずこさんの声もバッチリ嵌っており、実にいいメイドキャラになってくれました。
 一連の事態に決着をつけるべく、慎一は政府の高官と話をする。ペトラルカの言うとおり、ここまでテンプレな悪役人も珍しいですね(笑)。偉い奴を黙らせるには、もっと偉い奴から言ってもらえばいい。相手が馬鹿だったおかげもあるけど、的場が隠していたカードを読んでいた慎一も見事でした。
 総評。正直、あまり期待していなかったのですが、予想以上に楽しめました。単なるヒーローものではなく知識で異世界を救うというか変えていく、しかもオタク知識でという設定のユニークさに惹かれました。細かいネタも楽しめました。
 ほぼ全ての登場人物が好感を持てるキャラだったのも大きい。ミュセルとペトラルカのダブルヒロインは、どちらも魅力的でした。まだまだ原作のストックには余裕があるそうなので、二期を楽しみにして待ちます。


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