凪のあすから
まなかは光を家族みたいな存在としてしか見てなかった。光にとってそれは望ましい事ではなかったけどそれでもそこは自分だけのポジションだと安心していたら、紡にその役割を取られたような気がして、不安でイライラしていた。だから初期の頃はあんなに喧嘩腰だったのだと。なかなか冷静に自己分析してますね。これもまた成長の証か。
海は冬眠の時を迎え、地上ではお船引きが始まる。海の男スタイルに着替えさせられた光、いやいや結構似合ってるぞ。あかりの花嫁衣装も素敵ですね。旦那さんが海神様に嫉妬する気も分からなくもない。でも、あまりにも綺麗すぎたのかなあ……。
単なる形式だけの嫁入りだったのに、本当に海神様が迎えに来ちゃいました。うろこ様の仕業ではあるんだけど、彼も海神の代弁者にすぎない。ううむ、ここまでの展開だと海神は神というより、陸と海を隔てる障害のような存在に感じますね。海神がいない方が人間は幸せになれる気がするぞ。
荒れ狂う海の中で、それぞれの思いが錯綜する。ちさきと要は紡を助けたけど、振られる形になった要は一人海の中へ。まなかがあかりの代わりに海神の元へ行き、光は行方不明。うわー、とんでもない結果になってしまいましたねえ。あかりが無事で美海から「お母さん」と呼ばれたのが唯一の救いか。この親子は幸せにならなければ。
主役グループ五人の内、三人が行方不明になってしまいました。一人残されたちさきは、海へ戻れるんだろうか? 次回からは新展開になるみたいだけど、何年後の話になるんだろう? 五年ぐらいで再会できればいいんだけど。
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12月26日のアニメ感想
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