キルラキル
実の母である羅暁に反旗を翻した皐月。針目には四天王を当たらせ、側近とも言える伊織には原初生命繊維の鎮圧を任せ、自らは精鋭軍団を引き連れて羅暁に挑む。完璧な布陣ですね。流子も協力してくれたし、羅暁が人間であれば皐月が勝っていたでしょう。
しかし生命繊維と完全に同化した羅暁の力は、人間の常識を遥かに超えていた。精鋭だった生徒達はあっさりと操られ、流子も一時的とはいえ皐月の敵になり、挙句の果てに首を切り落としても糸一本繋がっていれば再生可能。こんな怪物、どうやって倒せっていうんだ……。皐月と流子が力を合わせて戦っていれば、あるいは何とかなったかも?
今まで流子にさえ負けた事が無く、今回は主役と言ってもいい活躍をしていた皐月でしたが、彼女の反逆は失敗しました。敗因は皐月が純潔を着こなせなかった事でしょうか。流子と鮮血のように会話をしたり、心を通わせていなかったもんなあ。いや、あれは流子が特別なだけか。天才と思われた皐月が生命繊維との相性に関しては凡人というのは皮肉な話か。
鮮血と完全なる人衣一体を果たした流子は、針目をも押しまくります。しかし純潔を纏った羅暁には敵わず、心臓を抉り出される。そして明かされる衝撃の事実。と言っても、あまり驚きは無いかな。纒博士の奥さんが出て来なかった時点から怪しいと思っていたので。
流子が羅暁の娘で皐月の妹というのは予想通りでしたが、私は皐月もこの事を知っており、あえて心を鬼にして妹を鍛えているのだと考えていました。でも皐月は知らなかったみたいですね。実の姉妹だと分かり、共通の大敵が出来た今、二人は真の共闘をするのか? いや、その前に二人が生き延びられるかどうかか。マコについてはまったく全然心配してないけど(笑)。
↧
2月14日のアニメ感想
↧