6月18日のアニメ感想

棺姫のチャイカ
　トールvsアカリ。敵になったとはいえ、さすがのトールも義妹は殺せないか。しかしアカリが洗脳されているとは考えず、本気で裏切ったと思ったところがトールらしい。いや、いつもアカリにキツい事を言われているからなんだろうけど。日頃の行いって大切ですよね（笑）。
　謎の少女レイラはチャイカの一人で、今回の事件の黒幕でした。魔法に長けた白チャイカ、戦闘能力に秀でた紅チャイカ、そしてレイラこと蒼のチャイカは薬を作り他人を操る技術に長けている。レイラの言うとおり各チャイカには特性があり、ガズ皇帝の遺体を集めるという任務を果たしやすくなっていますね。チャイカとは何者かによって作り出された存在であるのは間違いないようです。作ったのはガズ皇帝か、それともギイか。
　父親への思い、自身の記憶を否定されて狼狽えるチャイカと違って、父を手にかけたリカルドは新たな戦乱への興奮を抑え切れない。さらわれた女性達を切り刻んで思念料にしたり、見事なまでに壊れていますね。彼に仕えるグラートも戦争を望んでいるし、何とも困った主従です。戦争を望む連中を止められるのが、同じように戦争を望んでいるトールというのは皮肉な展開というか。
　トールは要塞に潜入していたヴィヴィ、ズィータと共に要塞からの脱出を目指す。ズィータの冷静な判断力は心強いですね。ヴィヴィは微妙ですがトールとフラグが立ったかな?　部下2人を助ける為に祖国の軍に剣を向けるジレットは熱いけど、さすがにこれは国家反逆罪を問われても仕方ないかと。戦乱で兵士が全員死んで、反逆そのものを無かった事にするしかない?　強引だなあ。
　フレドリカ、生きていたと思ったらまた死んだ（笑）。1人で状況をひっくり返せるぐらい強いから、トール達を活躍させるにはこうやって退場させるしかないんですね。その変わり最後の最後では大活躍するんだろうけど。脳が弱点らしいけど、このまま死んでは気の毒すぎるので一花咲かせてくれると期待します。彼女が死んだらトール達も脱出できないし。