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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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03号の感想

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我が魂の作品「遊戯王」の新作映画の制作が発表されました。現在放映中のアニメ「ARC-V」のキャラではなく、遊戯と海馬が出るのか! これは見るしかないですね。来年公開…と思いきや、2016年って再来年かよ! 待たせるなあ。

映画の発表に合わせたのか、久しぶりに遊戯王OCGのカードが付属しています。剣型のモンスターですが、ごめんなさい、最初見た時はトンカチだと思いました。貫通効果が地味に使えるので、悪いモンスターではないですね。シンクロの時代はまだ終わってない!

漫画は終わっても、「NARUTO」の勢いはまだまだ止まらない。映画は絶賛公開中だし、来年はNARUTO展と舞台化が決定。連載も正確にはまだ終わっていないし、「NARUTO」に変わる岸本先生の新作を見られるのは当分先みたいですね。それは少し残念かも。

僕のヒーローアカデミア ★★★
 表紙&巻頭カラーという、アニメ化されていない作品としては異例の好待遇。本当に人気があるんですね。この作品に漫画家人生を賭けていた堀越先生、賭けは先生の勝ちみたいですよ。来年中にはTVアニメ化されるかも。
 日本中から注目されている雄英体育祭。観客やマスコミも盛り上がっていますが、それ以上に生徒達がやる気満々。ヒーロー科だけでなく普通科やサポート科の生徒達も燃えていますね。体育祭の成績次第ではヒーロー科への編入もあるそうだから、燃えるのは当然か。けど、この人達は入学試験ではヒーロー科に落ちているんですよね。恐れる程の相手じゃないな(侮り過ぎです)。
 他人の思惑など眼中にせず、上を目指す爆豪。うーん、落ち着いていますねえ。出久へのコンプレックスを爆発させていた頃とは別人のようです。精神的には、もう一人前のヒーローと言ってもいいかもしれません。
 そんな爆豪や、みんなの上を目指す気持ちを知った出久もまた、本気でトップを狙うと宣言。爆豪だけでなくクラス最強の轟にまでライバル視されて大変だろうけど、この試練を潜り抜けなければオールマイトの後継者にはなれない。大荒れしそうな体育祭、その中心になるのは出久か、それとも……?

ONE PIECE ★★★
 ルフィがベラミーの意地の一撃を受けた頃、外での戦いも激化していました。石で出来ているなら大地と一体化出来るピーカの能力は厄介ですねえ。本体を捕らえられなければ、斬っても意味が無い。見聞色の覇気で居所を掴めないのかな?
 ベビー5がサイに心を揺るがせていたのは、予想通りの理由でした。本当にこの女は惚れっぽいなあ(笑)。ドフラミンゴが心配するあまり町を1つ潰しちゃったのも分かります。でも、真面目なサイとは相性が良いかもしれませんね。意外なカップルが成立するかも。
 一度はマッハバイスに倒された巨人ハイルデインでしたが、巨人の意地と誇りを「槍」にして貫き通しました。懐かしいなあ、ドギーとブロギーも同じような「槍」でルフィ達を助けたっけ。再び巨人の意地を見せられたゾロは静かに、しかし激しく燃える。男の意地が受け継がれる展開は、嫌いじゃありません。
 しかしようやく幹部を1人撃破か。敵はまだまだたくさんいるし、ルフィとベラミーの決着もついていない。さすがに来年中には終わるだろうけど、それでも夏ぐらいまで掛かりそう。尾田先生、もう少しスピードアップ出来ませんか?

斉木楠雄のΨ難 ★★★
 元ヤンキーだという事がバレて以来、喧嘩を売られまくっている窪谷須。違う意味で青春してますねえ。しかし窪谷須がメチャクチャ強い事が分かっているのに、どうしてみんな喧嘩を売りまくるのか。倒せば名を上げられるから? でも、そうなったら次は自分が狙われるのに。血を吐きながら続けるマラソンの辛さが分からないのも、若さ(不良)の現れか。
 果たし状の中に混ざっていたラブレター。さすがの窪谷須も、初めてのラブレターには心ときめかせます。ときめきすぎて、とんでもない所まで未来視していますけど。会う前から結婚を考えるような男子って、女子から見たらどうなんだろう。男としては気持ちは分かるんですけどね。
 幸せな家庭を築く夢を抱きながら待ち合わせしていた窪谷須ですが、ラブレターは不良が書いた偽物でした。あ、こいつら死んだなと思った人、私と一緒に手を上げて。男の純情を弄んだこいつらは、同じ男として許せませんね。連中が窪谷須にボコボコにされたシーンが見たかったけど、違う意味で18禁になってるだろうから無理か。グレるな窪谷須、いつか春は来るさ。多分、きっと、恐らく。

暗殺教室 ★★★★
 父の暗殺を依頼する息子というのは異常な光景ですが、本当に殺す訳じゃないし、浅野親子の関係を知っているなら違和感はありません。改めて見ると、凄い親子関係だなあ。
 学秀が父の失敗を望むのは、自分の為ではなく仲間の為。傲慢なところは変わっていないけど、敵の強さを認めて仲間を思いやる心を学んだ学秀は真のエリートに成りつつあります。彼はいずれE組に落ちると思っていたけど、A組のままで成長しましたね。いや、間接的にはE組のおかげで成長しているのだから、彼も殺せんせーの教え子と言えるのかな。一度対面させてみたい。
 殺せんせーが勝ったら、浅野理事長が教師になった理由が語られるそうです。だとしたら絶対に負けられませんね。過去の絵を見ると笑顔で教えている浅野が、なぜ今のようになってしまったのか。殺せんせーの過去とは関係していないみたいだけど、彼の過去にも興味が沸きます。これで教育最終決戦の舞台は整いました。大いに盛り上げてもらいましょう。

ハイキュー!! ★★★★
 山口のサーブで勢いづく烏野。青城が普通のチームだったら勢いに押されていただろうけど、やっぱり簡単には崩れない。それどころかピンチの場面でこそ冷静になって、的確かつ真正面から攻撃してくる。いやー、本当に厄介なチームですねえ。味方なら頼もしいけど、敵にしたらこんなに嫌なチームはありませんよ。それでも頂点には届かないんだから、この世界の高校バレーのレベル高すぎ。
 何度も烏野にリードされながらも、ギリギリで2点連続は取らせない青城。その驚異的な粘りが、最大のチャンスを招いた。烏野の大反撃がサーブから始まったように、青城も及川のサーブで勝負を決めそう。この少し前にサーブのコツを掴んでいますからねえ。やはり第2セットは青城がゲットして、勝負は第3セットに持ち越されそう。それとも奇跡を起こすか?

学糾法廷 ★★
 大増23ページ。
 今度の事件は盗撮事件。小学生とはいえ、いや小学生の女子だからこそシャレにならない事件です。馬鹿な大人が増えたせいで、規制とか厳しくなるんだよなあ。ロリコン趣味を咎めるつもりは無いけど、犯罪行為はダメ、絶対に。
 盗撮犯だと疑われている魚澄君の弁護をする事になった犬神。相手はまたパインですか。彼女の底は前回まででもう見えてしまったから、敵に回しても全然脅威に感じません。このまま犬神に負け続けるのが彼女の運命なんでしょうね。それでも犬神の力を認めて、彼に恋する様になればヒロインとして存在感がアップするんだけど、それはまだ先の話だろうなあ。ご愁傷さまです。
 転校を繰り返してきた犬神が一つの学校に留まるのは、学級法廷制度が作られた惨殺事件と関係があるようです。「殺すため」とは物騒な発言ですが、本当に殺すのではなく法的に殺す、という意味でしょうね。弁護士としてのプライドを捨てる程、馬鹿ではないだろうし。
 盗撮事件の真相については、どうでもいいです。推理力の無い私でも、何となくですが真相は掴めましたので。それよりもこの漫画から漂う嘘っぽさが、更に強くなっているのが気になります。設定に拘り過ぎて、話と上手く噛み合っていないんですよねえ。小畑先生の絵は相変わらず素晴らしいけど、それだけの漫画になりそうで心配。

卓上のアゲハ ★★★
 全陣全戦型という文字の通り、全ての状況に対応できるオールラウンダー。それがアゲハの型ですか。卓球選手としては理想的な型だけど、それを成し遂げるには体力も技術もスピードも半端なものではいけない。これだけの力を身に付けるには、どれほどの努力をしてきたのか。その頑張りといい、どんな相手でも真っ向勝負で倒そうとする心の強さといい、今回はアゲハのカッコ良さが際立っていました。やっぱり鼻血は出さない方がいいな。
 武虎も全力のスピードを出しますが、アゲハの技術が彼を上回りました。この局面でのゼロバウンドは、卑怯と言いたくなるくらい効果的ですね。武虎は卓球部に加わり、これからは心強い戦力になるでしょう。解説役にも優秀なキャラが入ってくれたし(笑)、卓球部の未来は明るいですね。超高速でボールをやり取りする間に喋り過ぎて、かなり違和感を感じますが。

食戟のソーマ ★★★
 トップバッターは黒木場。アクアパッツァかと思われた彼の料理は、実は耐熱フィルムでサンマ等を包んで熱したカルトッチョでした。サンマを中心とする海の食材とハーブバターが生み出す芳醇な香りは、ここまで笑顔を見せていない総帥がニヤける程。香りを武器とする葉山に対抗して、香りを強化してきましたか。相手の得意分野で戦って、その上で勝利しようとする黒木場の気の強さが伺えます。
 暴力的なまでの美味さに、アリスのお母様もおはだけしてしまいました。服ではなく言葉遣いが、だけど。イメージ映像でもマネージャー役で水着じゃないし、こちらの期待を尽く裏切ってくれるなコノヤロー(これは料理漫画です)。
 自分の武器を先に使われた葉山ですが、その表情に揺るぎは無し。カルパッチョとは意外な料理を作ってきましたね。料理の概念すら変える香りが仕掛けられているそうですが、一体どんなカルパッチョなのか。あまり派手とは言えない料理だけに、期待させてくれます。ワクワク。

火ノ丸相撲 ★★★
 力士として恵まれた境遇にいると思われている草介ですが、決してそんな事はありません。大横綱の息子として生まれ、同じ道を歩むのならば、世間は息子が親を超える大横綱になる事を願っている。その重圧は並の人間ならば押し潰され、相撲を取る気力さえ奪われるでしょう。重圧に負けず土俵に立つ、それだけでも草介が環境だけの力士じゃない事が伺えます。草介を悪く言ってる奴は、彼を僻む前に努力しろっての。
 人々の期待を背負う草介ですが、背負うものがあるのは火ノ丸も同じ。仲間達からの不器用だけど熱いエールは、確実に彼の力になるでしょう。だからレイナちゃんも意地を張ってないで、火ノ丸の相撲を見てあげてください。ほら、ほらほらほら(笑)。
 火ノ丸vs草介、事実上の決勝戦が始まりましたが、序盤から草介が圧倒します。今までの戦いですら草介はまだ本気を出していなかった。自ら望んで立った土俵で、戦いたかった強敵と戦える。力士としては燃えるしかないシチュエーションで、草介のテンションは最高潮なのでしょう。この猛攻を火ノ丸が凌げるかどうかで勝負は決まりそう。この戦い、意外と早く終わるかも?

ワールドトリガー ★★★
 B級とはいえ下位グループは遊真と千佳の敵ではありませんでした。しかしここから先はそうは行かない。部隊ごとに戦術を決めている中位グループと、A級レベルのエースがいる上位グループには、こちらもきちんと作戦を立てて戦わなければ勝てない。先の大戦でもそうでしたが、力押しで来る相手を作戦で倒す、これこそボーダー流の戦い方。訓練からその礎が築かれているようで何よりです。
 玉狛第2チームの次の相手は、銃手2人で近づいて敵を倒す戦法を得意とする諏訪隊と、3人全員が狙撃手で遠距離戦による連携を基盤とする荒船隊。どちらもこちらのチームとは相性が悪いみたいだけど、戦場を選べるという利点があるので何とかなりそうですね。相手チームも対策を考えているので、そう簡単には行かないだろうけど、上に行く為にはこんな所で躓いてはいられない。きっちり倒して昇進しましょう。

E-ROBOT ★★★
 今回はワンワンプレイですか。少年誌なので普通のエロ表現が難しい中、山本先生はシチュエーションで勝負するみたいです。規制に刃向かうのではなく、規制の中で出来るエロスに挑戦し続ける山本先生のその姿勢は、見習うべきものがありますね。
 会ったばかりのおばあちゃんの為に、夜遅くまで犬を探すユウキとアイ。この2人は本当に「いい人」だなあ。エクスタシーソナーはいい意味で台無しなんだけど、この2人がやるのなら仕方ないし面白いと思わせてくれる。キャラクターがきちんと動いている漫画は、それだけで面白い。この漫画もそうなりつつあり、今後に期待できます。

銀魂 ★★★★
 高杉達にボコられた事で、喜々はブチ切れてしまいましたか。いくら神輿役のお坊ちゃまでも、いやお坊ちゃまだからこそ、味方とはいえ自分をボロクソに扱った連中を許せない。さすがの高杉もこの男のプライドの高さだけは読み切れなかったか。まあ形式上とはいえ味方を殺す為に政敵と組むなんて、誰も予想できないだろうけど。
 ボロボロになった銀時と高杉に迫る天導衆の刃。しかし絶体絶命なこの状況でも、銀時も高杉も諦めない。なぜなら彼らの戦いは終わっていないから。憎むべき敵も、護りたい者も同じであるからこそ、2人は戦い、傷つけ合い、そして今は力を合わせる。最凶の敵にして最高の友。この2人こそ、そう呼ぶに相応しい関係です。
 神威と神楽が来てくれたけど、それでも天導衆との兵力差は圧倒的。しかも征夷大将軍である喜々に逆らうという事は、幕府を敵に回す事でもある。この絶望しかない状況で、茂々は将軍の誇りを胸に前に出る。その豪気に応えるように現れた謎の船団は何者なのか。坂本と桂だったら嬉しいんだけど、ヅラは最後まで姿を表さないかも。そしてシリアス編終了後のギャグでオチとして使われる。それもまたヅラの運命(笑)。

オフサイドを教えて(読切) ★★★
 集英社の漫画誌で西尾維新先生が読切を描きまくっている企画の第6弾。ヤングジャンプで連載されていた「ねじまきカギュー」(毎回読んでいました)の中山敦支先生の作画による、まさかのサッカー漫画です。西尾先生、アンテナ広いなあ。
 作中でも言われていますが、サッカーの初心者が最初に脱落する壁、オフサイド。でもそれは仕方ありません。プロの選手はもちろん、審判でさえ間違える事がある微妙極まりないルールなのですから。Jリーグや日本代表の試合を何度も見ている私でさえ、未だによく分かりません。特にスタジアムでの観戦では決まってしまうので、審判が旗を上げたらオフサイドだと割り切ってみています。
 普通の人でさえ理解できないルールなのに、ヒロインとは思えないくらいバカ一直線な大房さんには、サッカー経験者の伊島君でも理解させるのは不可能と思われ、伊島君も諦めかけました。しかし大房さんがオフサイドを理解したい理由を知り、本気を出して教え込む。なかなか熱い男じゃないですか。サッカーへの未練を残していた男が真の意味で燃え尽きさせる事が、この作品の真のテーマだったのかな?
 オフサイドルールが撤廃されない理由には妙に納得させられるものがあり、サッカーファンから見たらなかなか面白い漫画でした。一般受けはしないだろうけど、読切なので構いませんよね。中山先生の濃い作画も久しぶりに見れたし。新連載、楽しみにしています。

トリコ ★★★
 バンビーナに対抗するには猿武を修得するしかない。しかし猿武とは単なる武術ではなく、自分の体を細胞レベルからコントロールして力を受け流すという、動物が考えたものとは思えないくらい高度な技術でした。鋭い牙や爪を持たない猿がグルメ界を生き延びる為には、知恵と技術を磨くしかない。そして生活を豊かにする為の知恵と、生き延びる為の知恵ではそもそも次元が違う。人間の知恵との差は、猿達がグルメ界で生きてきた歴史との差でもあるのか。本当に過酷な世界だ。
 猿武を極めれば、自分の体に掛かる重力さえ受け流せる。敏感なビービーダンゴムシを使った修行は、細胞のコントロールには最適ですね。相変わらず島袋先生はこういうのを考えるのが上手いなあ。バンビーナが隠れんぼに飽きる前に猿武を習得しないと、小松は救えない。厳しい修行を乗り越えて、キン玉をゲットせよ!(キン玉言うな。byサニー)

ニセコイ ★★
 初っ端からトラブルに巻き込まれた一条。彼や千棘もだけど、実は小野寺さんもなかなかのトラブルメーカーなんですよねえ。悔しがっているマリーは、それ程トラブルを起こしていなかったりする。この差が正ヒロインとサブヒロインの差か……。あ、鶫も結構なトラブルメーカーだった。ラブなトラブルではなく、サービス系のトラブルが多いんだけど。
 運命に、いや作者に弄ばれるかのように困難に遭遇する一条と小野寺さん。京都にまで辿り着けるのか心配でしたが、到着してくれてホッとしました。古味先生、ちょっと遊び過ぎかと。
 普通なら2人きりの旅行なんだから仲が進展するんだろうけど、ここまでトラブル続出では気が休まる暇も無く、あまり関係は進展しませんでした。この千載一遇のチャンスをモノに出来なかったのは、小野寺さんにとっては致命的だったかも。早くも千棘が動き出しているし。次回は部屋で千棘と2人になって、布団の中でドキドキイベント発生かな?

ハイファイクラスタ ★★
 あれ? 掲載位置が上がっていますね。「ジュウドウズ」と位置を間違えたんじゃ…と編集部を疑ってしまいました。だって前回までの展開で、一気に面白くなったようには思えなかったし。
 タクシードライバーの紗音が最後に協力してくれるという展開は、まあまあ面白かったかと。報酬さえ貰えれば正義も悪も関係ない、誰であろうと乗せるという彼のポリシーは未だに目的不明な景観モグラよりも目立っていました。
 ただ気になる部分も多いんですよねえ。ノーベルのHi-Fiの略称が略称になってない事とか。エーエルエフアールディエヌビーエルって呼ぶより、アルフレッド・ノーベルの方が呼びやすくね? 細かいツッコミだけど、そういう部分をサラリと流せるのが面白い漫画だと思うので。次号ではまた最下位にまで落ちていそう。

磯部磯兵衛物語 -浮世はつらいよ- ★★★
 センターカラーな上に今号ではジャンプフェスタの紹介漫画まで描いている仲間先生、編集部に扱き使われていますね。新人ギャグ漫画家の宿命とはいえ、あまり無理はしないでください。
 1話目は「時そば」を元にしたお話。この話を初めて聞いた時は、磯兵衛と同じように男の頭の良さに感心しました。でも大抵の人が知っている噺なので、真似しても通じないんですよね。つーか、やったら普通に犯罪だし。無駄な努力をした磯兵衛でしたが、最後にタダで美味しいそばを食べられてラッキー……だったのかな? ペヤングの問題に合わせた訳じゃないだろうけど、何が入っているのか分からない物はタダでも食べたくないです。
 2話目は武士校にやって来た卒業生とのやり取り。あー、これはよくある話だ。学校だけでなく社会人になっても、以前働いていた職場に顔を出す人って多いんですよ。そして大抵は桂木みたいにくだらない話をする。後輩にいい格好したいのは分かるけど、自分をカッコ悪くしているのに気付いていないのが哀れで泣けてきます。今回は珍しくいい事を言った磯兵衛だけど、みんなが思った通り絶対に桂木みたいになるでしょうね。就職できずに見栄ばかり張っていそう(それは言い過ぎ…でもないのか?)

BLEACH ★★★
 黒一色に塗り潰されたユーハバッハに、一兵衛は新たな名前を与える。黒蟻と名付けられたユーハバッハはその名の通りアリのように弱くなってしまい、一兵衛にあっさり潰されました。はい、これでユーハバッハが本当に死んだと思った人はこの漫画を読み始めたばかりの人だと認定します(笑)。勝ち誇る一兵衛ですが、読者目線からは彼が哀れに見えて仕方ありませんでした。
 一兵衛の能力もラスボス級に強かったのですが、ユーハバッハの能力はそれを遥かに上回っていた。未来を見るだけでなく、ユーハバッハに知られた技でユーハバッハを倒す事は出来ない。聖文字Aの能力は、まさに全知全能。いや本当に本気で強すぎでしょ。こんな奴どうやって倒せばいいの? 久保先生、ちゃんと倒し方を考えていますよね?

こちら葛飾区亀有公園前派出所 ★★★
 ラジコンヘリとしては主流に成りつつあるマルチコプター。人が乗るヘリではないのでデザインに制限が無く、見ているだけでも面白いのですが、この奇妙な形状のヘリが自由自在に空を飛ぶところが奇妙で愉快なんですよ。初心者でも簡単に飛ばせるというのがいいですよね。値段が安いのもいいんですよ。一万円以下でも高性能なのがたくさん売られているので、今回の話を読んで興味を持った人は買って操縦してみる事をお薦めします。
 安定性が高いマルチコプターは、空中撮影などで重宝されています。撮影大会では両さんがその操縦テクニックを発揮して優勝。両さんとスーパー電子の技術が合わされば凄いヘリが作れるだろうなあと思ったら、本当に凄いのを作っちゃいました。UFOみたい、いやUFOそのものですね。技術の発展はここまで来たのかと感動させられました。どこかのメーカーが本当に作ってくれないかなあ。絶対に売れると思うんだけど。

ジュウドウズ ★★★
 村に戻って来た陽志は、早速ひと暴れ。村人全員から敵視されているけど、それをあっさり跳ね返すところはさすが最強の男。強くなった華でさえ子供扱いされちゃいました。うーん、これは現時点ではどうにもなりませんね。陽志との決着は当分先になりそう。その前に打ち切られるそうだけど……。
 陽志を倒す前に、華には越えなければならない壁がある。八破羅村で陽志に次ぐ強さを誇る王屋がいよいよ動き出すみたいです。陽志が村に帰って来たのも王屋と関係ありそうですね。嫁さんを心から愛しているっぽい最強の男がどう動くのか。華を鍛えてくれるのなら心強いんだけど、そんな簡単は話にはならない?

Sporting Salt ★
 感想を書きたくない程のダメ漫画ですが、それでも意地で書きます。今回もつまらなかったけど。
 いかれたチャレンジャーと言われている剣道部主将の立花。前回もでしたが今回も、噂に違わぬイカれっぷりを見せています。なぜこんな犯罪者が大きな顔をしているのか不思議でしたが、学園創設者の跡取りだったのか。それならやりたい放題だよなあ。跡取りの教育を間違えた創設者にも問題あるけど。立花学園の未来は暗い。
 内柴に本気を出させ、彼を倒す為なら何でもやる。危険極まりないこの男を止める為、内柴が保健室から出て来ました。強キャラ対決として燃える展開な筈なんだけど、立花が敵キャラとして魅力が無さ過ぎるので、どーでもいいという感じ。フィクションの敵キャラとは強いだけ、悪いだけじやダメなんですよ。久保田先生はスポーツ医学より漫画作りを学ぶべきかと。

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