仮面ライダードライブ
町はクリスマスイブの雰囲気で浮かれていますが、進ノ介はあまり気が乗らない。彼の誕生日がイブと同日なので、昔から誕生日とクリスマスのプレゼントを一つに纏められていたからだそうです。あー、それはよくある話ですねえ(笑)。イブだけでなく12月生まれの子供は、ほぼ全員同じ苦しみを味わうみたいです。私は9月生まれで良かった。
停電事件はまだ終わっていなかった。復活したボルトは再び電気を吸い上げ、彼のモデルになった作家が書いた小説のように町を暗黒で包み込もうとしている。けど、そんな事をしてもボルトには何の得も無いですよね? それでもやろうとしているのは、モデルの作家の妄執までもコピーしてしまったからなのか。有り得る話だな。完結編を書けずに死んだのは、作家としては無念だったでしょうからねえ。
真っ向勝負を挑んでくる魔進チェイサーに対して、進ノ介は単なる敵意を越えた感情を抱き始めた。倒すべきライバルとして認めた感じでしたね。チェイスの方も仮面ライダーを倒す事に執念を燃やしている。このままならばチェイスはいずれ仲間になりそうだけど、ハートと何か約束しているみたいなのが気になるなあ。ハートに何かあったら、チェイスが殺す約束をしているとか?
ベルトさんことクリム博士を殺したハートが、遂にドライブと対決。敵キャラにしては珍しく仲間思いなハートは、仲間を殺したドライブへの怒りを爆発させ、自分でも抑えられない力を出してしまう。対するドライブも一歩も退かず、命がけのデッドヒートレースに付き合う。敵の覚悟を受け止めるヒーローの姿は、理屈抜きでカッコいい。けどハートが早くも全力以上の力を出すとは思いませんでした。ラスボスではないのかな?
ボルトの事件もまだ解決していません。まさか3週続く話になるとは思いませんでしたが、次週が年内最後の放送になるとしたら区切りは良いのか。前番組でも後番組でも荒れそうなクリスマスですが、ドライブのクリスマスはハッピーエンドを迎えられるのか。ハートは面白い敵キャラなので、早期退場しない事を祈ります。
グリザイアの果実
アニメを見た後、ちょっと喋れなくなりました。こんな経験は久しぶりですよ……。
いや、ストーリーに衝撃を受けた訳ではありません。ぶっちゃけ予想の範囲内だったし、そもそも天音が「生存者は自分一人だけ」とネタバレしているので、彼女以外は全員死亡という悲劇になるのは分かっています。森に入った先生も、どこかで死体になっているんだろうなあ。
私が驚いたのは、この残酷なサバイバルを現実的なものにした事です。美少女アニメではよく見られるキャラデザインの女の子達に、ここまでやらせるのかと。動けない子が小便垂れ流しなんて序の口、傷口にウジ虫を沸かせるわ、体にカビを生えさせるわ、狂う一歩手前まで追い込ませるわ、終いには死んだ犬を解体&食べさせるという、誰が得するんだこんな展開のオンパレード。OPみたいに叫びたくなります。
エロやスプラッターなシーンは無いので18禁ではないし、放映されたのだから規制には触れないのでしょう。しかし地上波放映の美少女アニメで、ここまでやるとは。この作品に賭けるスタッフの意気込みを感じました。一姫と天音のレズカップル一歩手前な仲良しシーンは微笑ましくて、それが余計にサバイバルとの落差を生み、衝撃を更に大きくしている。大したアニメですよ。
ここまで追い込まれたのなら、森に火を点けて人目を引くという方法もありそうだけど、自分だけでなく仲間まで巻き込まれたら全員死亡だからなあ。集団生活である以上、一か八かのギャンブルには出られないか。次回から更に凄惨な展開になりそうで、怖いけど楽しみ。
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12月14日のアニメ感想
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