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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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12号の感想

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 3月14日に公開される映画「イントゥ・ザ・ウッズ」の宣伝記事が掲載。おとぎ話のハッピーエンドのその後の主人公達を集めた映画です。バッドエンドの主人公を救うという話は見た事あるけど、ハッピーエンドの主人公を使うのは珍しい気が。
 しかしハリウッドの大作映画をわざわざ宣伝する必要なんてあるのかな?と思って、3月公開の映画を調べてみたら……な、何という激戦区。これは宣伝しないとハリウッド映画でも赤字になるわ。オタクとしてもドラえもんにプリキュア、ウルトラマンに仮面ライダーと見る映画に困ります。

 「ワールドトリガー」は休載です。

ブラッククローバー ★★★
 新連載第2弾。短期で打ち切られたものの「HUNGRY JOKER」で科学バトルという珍しいジャンルに挑戦した田畠裕基先生の新作です。
 無表情な主人公に共感できず、設定も分かりづらかった前作の失敗の原因をちゃんと分析し、改善しようとしていますね。主人公を喜怒哀楽の激しい明るいキャラにし、クール系だけど根は熱い親友キャラも出す。魔法の設定も初見でも分かりやすい。「堂々、王道、少年魔法ファンタジー!!」というキャッチコピーがこの漫画の全てを表しています。
 そう、全てをです。良くも悪くも王道であり、前作のような田畠先生ならではの魅力が薄まっています。それに魔法の才能がまったく無いけど悪魔のような反魔法の力に目覚めたアスタと、魔法の才能に溢れているユノ。共に魔法帝を目指す二人の関係は、「NARUTO」のナルトとサスケを思い出させます。キャラデザインも似ているような気がするし。
 良くも悪くも王道で、編集部としては「NARUTO」の後釜を狙っているのかもしれませんが、今のままでは平均点を上回る事は無いでしょう。ここから先、田畠先生がいい形で個性を出していけば勝算はあるかと。今後に期待しましょう。

ONE PIECE ★★★★
 キュロスvsディアマンテ、過去と現在のコロシアムの英雄が激突。と言ってもキュロスは過去の栄光に興味は無く、ディアマンテとの因縁を晴らし、娘を護る為に戦っています。キュロスが背負っているものの大きさと重さを見抜けなかったのがディアマンテの敗因かな。ヒラヒラかわしてばかりでは、本当の強さと重さは分かりません。
 過去編を見た後だと、キュロスの言葉の一つ一つの重みが段違いに伝わります。かつては自分の事を忘れてほしいと願っていた男が家族からも忘れられるという悲劇を味わい、その怒りが無限の力を生み出している。レベッカが人を傷付けなかった理由も、母への愛だったからと判明。この一家は本当にいいなあ。マーガレットもこの場にいてほしかった……。

僕のヒーローアカデミア ★★★★
 物間の作戦に翻弄されていた爆豪だったけど、執念を見せて大逆転しました。トップを狙う者と「2位でもいいや」と考えて甘えている者の差はとてつもなく大きい。人の命を守るヒーローは、絶対に負ける事は許されない。勝利を求める執念は悪を上回らなければいけない。その点では爆豪はヒーローとしては花マル合格です。言動はやっぱりヴィランっぽいけど(笑)。
 執念を見せたのは爆豪だけじゃない。出久も力を上手く使ってハチマキを取り、轟は万が一の用心で1000万のハチマキを守り抜き、常闇が僅かな隙を見つけて奇跡を起こしてくれた。どいつもこいつも熱くて頼もしいなあ。特に常闇はいぶし銀の活躍をしてくれました。今後もこういうポジションで活躍しそう。
 父と子、師匠と弟子がそれぞれ対話する。そういえばオールマイトとエンデヴァーの関係って、まだ明かされてませんよね。単なるライバルなのか、それともとんでもない因縁が隠されているのか。轟が父に逆らう理由も、その辺にあるのかも?

カガミガミ ★★★
 センターカラー&大増25ページ。
 アクションシーンが多かった1話とは逆に、恭介と真子の共同生活の始まりをじっくり描いています。式神もペット探しとお掃除にしか使っておらず、1話とは別ジャンルの漫画みたいです。少しペースをとした感じがしますが、連載経験者である岩代先生ならではという事で。
 真子のダメ人間っぷりが強調されていますが、探偵としては真面目にやろうとしているし、彼女がダメ人間だからこそ恭介のフォローが目立つので問題ありません。恭介は本当に出来た子だなあ。家事がダメダメな年上ヒロインと家事万能な美少年、おねショタものとしては王道ですよね(笑)。

暗殺教室 ★★★★
 二学期末の微妙な自機に演劇発表会とは、大学までエスカレーター方式の学校ならではの余裕ですね。雰囲気もかなり良くなってきたし、E組への評価も上がっている。E組にとって今の椚ヶ丘は、理想的な学校と言えるでしょう。
 そんな良い雰囲気を自らぶち壊すかのようなE組の劇は、まさかの殺せんせー出演。どうするのかと思いましたが、こんな暗い桃太郎にするとは。飯の肴になるくらいなら飯を食えなくする、狭間さんの意地の悪さと物書きとしてのプライドを感じました。渚が主役の阿部サダ劇も見たかったけど。一応、男の子のままで(笑)。
 しかし理事長が予感したように、かつてない嵐がE組に迫っている。シロが最後の暗殺を仕掛けてくるようですが、これでさえ嵐の一部でしかないような気がします。次回、いよいよ最後にして最大の暗殺劇が始まるのか?

トリコ ★★★
 真の姿を表した猿王。それは世界中の多くの生物に、死を予感させる程の衝撃だった。地球最後の日に食べたい物ですか。私だったら……いかん、甘い物ばかり思い付いてしまう(笑)。どんだけ甘党なんだか。歯医者さんのお世話になりっぱなしなのも当然ですね。
 トリコ達の猿武が崩れてしまいましたが、猿武を使ったままでは殺されていた。猿王も遊び気分は捨て去り、ここからはお互いに真の実力を発揮する。四対一、しかも四天王揃い踏みなのにトリコ達が勝利する光景が思い浮かばないのだから、猿王強すぎ。それでも何とかするとは思うので、トリコ達についてはあまり心配していません。
 心配というか不安なのは小松の方です。いよいよ動き出したカカも不気味ですが、いきなり目を覚ました小松にはカカだけでなく私もビックリ。ペアが近くにある影響なのかな? テリー達に気付かれないよう小松の元に来たカカは、一体何を企んでいるのか。興奮と不安に包まれつつ、猿王との決戦開始!

食戟のソーマ ★★★
 センターカラー。秘書子が操縦しているロボは創真だったのか。変わりすぎてて気付きませんでした。鉄人28号は永遠の名作ですね。
 秋の選抜で敗退した秘書子は、すっかり自信を喪失していました。えりなとも会っていないみたいですね。敗者として顔を見せられないし、えりなに恥をかかせたくないんだろうけど、えりなはそこまで狭量な子じゃないでしょう。優しくしたりもしないだろうけど、見捨てたりもしないと思います。だから秘書子さんは安心して、もっと着替えシーンを見せてください(おいこら)。
 美味しい料理を作るだけでは、プロの料理人とは言えない。スタジエールは料理人としての実戦経験を積ませる為のものであり、秘書子のような現場を知らない若手を鍛える為のものです。しかし今の精神状態の秘書子では、創真がいなかったらパニクっていただろうなあ。秘書子は天(作者)の配剤に感謝すべし。今回の話でヒロイン候補になりそうだし。
 既に実戦を経験している創真は、この程度の大混雑では狼狽えない。秘書子もディナーの頃には慣れたそうだし、スタジエールはこれで終了……なんて甘い展開にはなりませんよね。むしろ本番はこれからのようです。一流の料理人と二流の料理人、その違いとは何か? 今回の話は料理人そのものの意味を問う話になりそうで、なかなかに楽しみ。

ハイキュー!! ★★★★★
 青城のマッチポイント。あと1点許したら即負けというこの緊迫した状況でも、日向の集中力は途切れない。それどころかますます研ぎ澄まされていき、見事なブロックをやってくれました。ピンチの時こそ冷静かつ的確なプレイをする、どんなスポーツでもそれが出来る者こそがエースと呼ばれる存在なのです。日向はその片鱗を見せていますね。頼もしいなあ。
 同点に追い付いた烏野、その勢いに乗った強烈な攻撃をするかと思いきや、ここで影山がフェイント気味のツーアタック! 今までの強気な攻撃のイメージが残っていた青城の選手達は、完全に騙されました。影山、個人的にも及川に一矢報いましたね。さすがは王様です。
 これで今度は烏野がマッチポイント。しかし青城もこのままでは終わらないでしょう。次回で決着なのか、まだ続くのか。どちらにしてもこの一戦が、更に盛り上がる事だけは間違いないでしょう。まるで決勝戦のような熱さです。どちらも頑張れ!

斉木楠雄のΨ難 ★★★
 もしも動物と話せるようになったら、というのは人間にとって永遠の夢の1つですが、斉木は止めた方がいいと忠告します。確かにハチならぬ刃血みたいな子犬がいたら、イヌ好きの私はマジ泣きするかもしれません。夢は夢のままでいた方が、人間にとっても動物にとっても幸せなのでしょう。お肉とか食べられなくなるだろうし。
 動物と話せるが故に、動物関係のトラブルに巻き込まれてしまった斉木。とっとこ走るピカチュウもといハムスターはもう古い、今はジバニャンのような猫の時代だとばかりにアンプが登場したけど、マスコットキャラを気取る割には出番が少ないですね。正直、存在を忘れていました。
 逃げたハムスターを探すより、新しいハムスターを買った方が手っ取り早い。人間って勝手な生き物だけど、今回の件は仕方ないかな。逃げた上に鷹に捕まったハムスターが生還するなんて、斉木だって予想できないでしょう。哀れなハムスターの未来はどうなるのかな? あまり可愛くないので、グッズ展開はやらないと思いますけど。

火ノ丸相撲 ★★★
 センターカラー。
 頭でっかちの口だけ男ではない。桐仁は力士としてもかなりの実力の持ち主でした。超低空からの平蜘蛛型仕切りによる立ち合いは、素人目から見ても見事。国宝クラスが相手でなければ、かなり勝てるんじゃないだろうか?
 横綱相撲を貫こうとする火ノ丸ですが、横綱相撲とは勝ったからこそそう呼ばれるのであって、負けた者が取る相撲は「横綱相撲」とは言わない。桐仁は火ノ丸に足りない技を、それも火ノ丸が目指す横綱相撲に相応しい強烈な技を考えてきたそうです。何という友情。腐女子層を狙っているのか、と思う自分が汚れている事を実感させるくらい熱くて激しい友情です。これぞジャンプのスポーツ漫画。

学糾法廷 ★★★
 打ち切り間近でも、連載安泰でもない中間位置ですか。この漫画の微妙な立ち位置が分かりますね。ここからが正念場です。次号はセンターカラーなので、しばらくは安泰だろうけど。
 今回の事件は著作権問題を争う民事裁判。ほう、こういう裁判もので民事を扱うとは珍しい。刑事裁判と違って華が無いし、問題が難しい割には微妙な内容になるからだろうなあ。
 しかし刑事だけでなく民事まで学級会の裁判で争う世界って、かなり歪んでいますよね。その歪みの原因となった血の学級会、犬神が転校してきたのはその真相を暴く為でしょう。犯人がこの学校にいるのか、それとも……?
 そして犬神と同じ目的で、もう1人の弁護士が転校してきました。忍者弁護士、猿飛虎太郎。かなりの忍者バカだけど弁護士としての手腕は確かで、今まで一度も負けた事が無い。裁判になったらキレ者になるのかな? この漫画が生き残れるか否か、それは今後の展開都新キャラの猿飛に懸かっているので、頑張ってもらいましょう。

銀魂 ★★★★
 喜々は殴られたショックで記憶を無くしたそうです。高杉からもそう扱われていたけど、まるで壊れかけの昔のTVみたいだなあ(笑)。しかし喜々を甘く見た高杉は手痛いしっぺ返しを食らった。佐々木もそうならない保障は無いと思いますが、ちゃんと考えているのかな?
 法の番人として剣を振るってきた真選組。しかし今はその法によって追い詰められている。いや、彼らが従ってきたのは国の法ではない。局中法度という彼らの魂の法こそが、真選組の守るべき唯一無二の法なのです。敵である桂の方が真選組の事をよく知っているというのは、それだけ真選組を観察し続けてきたからでしょうね。宿敵だからこそ生まれた絆、漢らしくて震えます。
 普段は土方の事をからかったり、おちょくったり、殺そうとしている沖田ですが、彼もまた真選組の一員。いざという時は土方に従い、やるべき事をやります。雨の中でも土方が戻る言を信じて待ち続けていた沖田達には感動させられました。暗い夜は明けた、あとは夜明けの光の中を突き進むのみ! 史実の新選組とは違うラストを迎えましょう。

とんかつDJ アゲ太郎 ★★★
 ジャンプ+からの出張読切第3弾は、そのタイトルだけても分かるくらいの異色ギャグ漫画です。
 作画の小山ゆうじろう先生は、昔ジャンプ本誌にも作品を掲載しました。その時の漫画ははっきり言って酷いもので、小学生が描いたのかと疑いました。ギャグもイマイチでしたがそれ以上に絵が下手すぎて、プロの漫画家を名乗って良いレベルじゃありませんでした。
 現在も絵のレベルはあまり変わっていませんが、この小学生みたいな絵はイーピャオ先生の原案と見事にミスマッチし、独特の世界を築き上げました。とんかつ揚げとクラブDJを結びつけた大胆なアイデアと、それを強引に推し進めるパワー。どちらも素晴らしいもので、誰にも真似できない個性的な漫画を生み出しています。
 しかし読む人を選ぶ漫画である事は間違いなく、大ヒット作にはならないでしょう。それでもいいと開き直ったかのように、己の道を突き進むイーピャオ先生と小山先生に拍手。ジャンプ+での連載、頑張ってください。

ニセコイ ★★★★
 そうか、千棘と鶫がアメリカに戻るのならポーラも転校しちゃうんだ。この漫画では数少ない「一条にデレないヒロイン」だったので、もっと活躍してほしかった。いや、多分転校は取り止めになるだろうから、お別れの挨拶にはまだ早いか。でもポーラの泣き顔はキュートでした。鶫もそうでしたが、彼女にとっても学校での生活は楽しい物だったのでしょうね。
 騒がしくも楽しい学校生活を送れた事を、鶫は一条に感謝する。そして一条が千棘の恋人だと認め、「お嬢の事、頼んだぞ」と言って別れる。鶫は自分の恋心を押し殺して、一条と千棘の仲を応援するモードに入りましたね。やっぱり愛人ルートは無かったか……。この漫画がもう少し上の年齢層向けだったら、そういう展開もあったかもしれないけど仕方がない。鶫もいつかまた素敵な恋をしてくれるといいんだけど。
 転校したくない千棘は色々と考えますが、クロードも千棘の父も納得してくれない。娘の恋心に気付いた父ですが、だからと言って千棘を残すつもりは無い様子。そして最後の登校日、一条は運命の質問を受ける。遂に結論を出す時が来ましたか。ここでの選択によって、千棘ルートか小野寺さんルートに別れるのでしょう。恋愛ゲームと違ってやり直しは出来ない、さあ一条が選ぶのはどっち? あと選択肢に上がっていないマリーは……まあその、頑張れ。

こちら葛飾区亀有公園前派出所 ★★★
 路上での会議は、両さんみたいなサボり魔には効果絶大ですね。部長がいるし、一応警察官だから人目を気にして騒ぎ立てたりもしない。これからはこういう会議の仕方が主流になったりして。
 警察官による掃除の出向サービスは、なかなか面白いアイデアです。やる警官は大変だろうけど、警官が出入りする家には泥棒も詐欺師も近づこうとはしないだろうから犯罪を未然に防げますね。でも無料というのはキツイなあ。こればかりは両さんでなくても文句を言いたくなるかと。
 一番のエコは物を買わない事。それはメーカー側も知っているけど、そういう方針を推し進めたら商品が売れないからなあ。商品の流れが滞って不景気になったら困るし、エコと経済の問題は人類にとって永遠の命題でしょうね。
 無料での仕事なんてやってられるか!と両さんが考えた、高価な粗大ゴミを売る作戦。これは頭が良いなあ。当人にとってはもういらない物でも、他人にとっては大金を出してでも欲しい物ってたくさんある。こういう事を思い付く両さんは、違法業者としても一流になれそう(笑)。警察官になってくれて日本的には本当に良かった。

卓上のアゲハ ★
 子供の頃から卓球に打ち込み、努力と経験を積み重ねてきたアゲハと、中学から卓球を初めて中3で全国制覇した犬子。努力家vs天才という図式は分かりやすく、この対決を盛り上げようとする作者の狙いは分かります。
 しかし、その狙いはちょっとズレている気が。今になってアゲハに卓球の才能が無いって、アゲハの超人的なプレイを散々見せられた後でそんな事言われてもねえ。説得力を全く感じないんですよ。凡人なら凡人らしいところを見せなければ、読者には伝わりませんよ。
 問題だった説明文の長さは、以前より短くなっているけど話のテンポを殺している点は改善されていない。掲載位置もここまで落ちてしまったし、来期で打ち切りかな。この犬子との一戦が最後の試合になりそう。犬子君、「未だ無敗」という強烈な負けフラグを立ててるし。

BLEACH ★★★
 霊王の死は世界の崩壊に繋がるという和尚の言葉は本当だった。尸魂界も虚圏も、そして現世も消滅しようとしている。霊王の死を喜ぶユーハバッハですが、世界が消滅すれば彼も無事では済まない筈。自分の命よりも復讐を優先したのか、それとも何か考えているのか。石田を後継者に任命した事と関係ありそう。
 夜一も来てくれてユーハバッハを抑えてくれましたが、織姫の能力でも霊王を復活させる事は出来ない。世界が崩壊していく中、妙な沈黙を保つ浮竹。そういえば彼の斬魄刀の能力はまだ明かされていませんね。織姫以上の再生能力なのかな? その代償で彼自身は体が弱いとか。とにかく浮竹の行動に注目。

E-ROBOT ★
 最終話。
 漫画の内容についてはすっ飛ばして総評。絵と内容があまりにも合っていなかった。短期で打ち切られた理由は、これに尽きます。
 ジャンプでは久しぶりのエロを主体とした漫画でしたが、山本先生の絵はエロ系漫画にまったく合っておらず、加えて最近の厳しい規制のせいか、サービスシーンも肝心な部分をまったく見せないダメっぷり。今回だって乳首どころかおっぱいさえ見せていないんですよ?
 シチュエーションについては色々と考えられていましたが、それだけで興奮できる程の上級者は若いジャンプ読者にはいません。若者はもっと直接的なエロスを求めているのです。
 せめてもっとエロい絵を描ける人(桂正和先生とか、矢吹健太朗先生とか)ならまだ良かったのかもしれませんが、何度も言いましたが山本先生の絵はこういう漫画には全く合っていません。この打ち切りは、先生にこういう漫画を描かせた編集部のミスです。もう少し考えてください。
 とにかく山本先生はお疲れ様でした。もう一度チャンスが与えられたら、今度は自分の絵に合った作品が描けるといいですね。幸運をお祈りしています。

磯部磯兵衛物語 -浮世はつらいよ- ★★★
 磯部流道場はもう飽きたのか、寺子屋に戻った磯兵衛。意外な特技を発揮して、みんなから褒められています。骨を鳴らす男がカッコよく見えるのは、どうしてなんだろう。体にはあまりいい事ではないらしいけど、妙に憧れてしまうんですよね。ちなみに私は骨鳴らしは出来ません。疲れた時に首を振ると鳴る時があるけど、あれは自分の意志で鳴らしているのではないし。
 アバラ骨まで鳴らせる磯兵衛の骨鳴らしは、大道芸としても大繁盛。遂には全身の骨を一度に鳴らすという、恐らく人類初となる偉業?に挑みました。その結果、気持ち良すぎる快感で失神してしまいました。何それ、そんなに気持ちいいの? 私もやってみようかな?なんてマジに考えて挑戦する人がいたりして。その結果、本当にやってしまった人がいたら、皆さんで褒めてあげましょう。私も褒めます、多分。

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