Quantcast
Channel: 決闘王F.Kのブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2443

3月31日のアニメ感想

$
0
0

獣電戦隊キョウリュウジャー
 今回登場したモンスターはデーボ・ヤキゴンテ。たい焼き器をモチーフにした怪人は、私が知るかぎりでは史上初かと。たい焼きそのまんまの顔はユニークだけど偽者を作る能力を持っており、人間やキョウリュウジャー、更にはドゴルドの偽者まで作っちゃいました。戦闘力まではコピー出来ないみたいであっさり倒されたけど。半端な能力で助かりました。
 ヤキゴンテが作った偽者は相手の気にしている事を読み取り、悪口を言ってチームワークを乱します。単に騙すのではなく、それぞれが気にしている事を言って怒らせるとはなかなか狡猾。しかしダイゴの馬鹿みたいに仲間を信じる心は計算外だった。悪口を言われたら普通なら言った相手を怒るけど、ダイゴは他人のせいにせず自分のせいだと反省する。この大物ぶりはさすがキング、頼もしい限りです。
 新しい獣電池オビラップーは、相手に強烈な催涙ガスというか屁を放つパワーを持っていました。作中でもツッコまれていたけど、これってどちらかと言うと悪役の能力ですよね? オビラプトルに訴えられるぞ(笑)。
 ヤキゴンテは倒しましたがこちらの作戦は陽動で、カオスの狙いは最強の獣電竜プテラゴードンの封印を解く事でした。プテラゴードンの力はキョウリュウジャーにしか引き出せない筈ですが、なぜかドゴルドには引き出せる。カオスが何か細工をしたのか、それともドゴルドに特別な力があるのか。ドゴルド達の正体は人間だったりして?
 氷結城から初めて出たカオスのバトルシーンは、さすがに迫力がありました。カオスとトリンは昔からのライバルだったんですね。トリンも本気を出したら強いし、キョウリュウジャーと一緒にカオスと戦う展開もありかと。

仮面ライダーウィザード
 ドラゴタイマーによる分身によって危機を脱しましたが、ビーストのベルトとリングは奪い返せず、仁藤の体はかなりヤバい状態に。晴人の魔力はキマイラの好みではないそうで、やっぱりいざとなったらキマイラを倒すしかないのかな? キマイラがファントムを食べなくても生きられるようになればいいんだけど。
 ベルトとリングを盗んだのはやっぱり中本でしたか。しかし彼はソラに唆されただけでした。睡眠薬入りのワインなんてどこから持ってきたのかと思ったら、ソラが渡したのか。この時点で気付くべきでした。事態をかき乱してまでワイズマンの真意を知ろうとするソラ、大した探究心です。しかしここまで好き勝手やってワイズマンに怒られないんだろうか。それさえもソラの計算の内なのかもしれないけど。
 命が危ない状態になっても、仁藤はキマイラとの共存を選ぶ。キマイラは彼にとってチャンスそのものだから。考古学者らしい欲求ですね。命を懸けても真実を知りたいという心は、他の動物には無い人間ならではのものです。人の文明を進歩させてきた探究心と好奇心に乾杯。
 中本が発見した遺物はビーストの強化アイテム・ミラージュマグナムでした。これと新しいリングを使って、ビーストハイパーに変身! 金と青を基調にした色合いはメテオストームに似てるけど、銃と腕のフリンジを鞭のように使って戦うスタイルは遠距離戦向きで、違いを出しています。獣を撃つ狩人のイメージなのかな?
 ビーストハイパーの力でスプリガンを倒し、改心した中本は海外に旅立ちました。中本の研究を横取りした所長もチラッと出たけど、もう少し痛い目にあってほしかったかな。そしてソラは鎖に縛られていた謎の男・内藤を解き放つ。こいつはファントムなのかな? 暴走し始めたソラによって、敵も味方も引っ掻き回されそう。いよいよ晴人に最大の危機が訪れるのか?

ドキドキ! プリキュア
 ジョー岡田に預けられていたアイちゃんですが、ジョーが買い出しに行ってしまいその間マナ達が預かる事に。しかしマナ達は学校があるので、妖精達がアイちゃんの世話を引き受けてくれました。その心は嬉しいけど、絶対に無理だという予感がバリバリと(笑)。見た目じゃ分かり難いけどシャルル達も子供だもんなあ。敏腕マネージャーのダビィがいてくれれば……。
 マナがアイちゃんを抱き締めたら、新しいキュアラビーズが生まれました。愛によって生まれるアイテムですか。今後もどんどん増えそうですね。愛まで商品の材料にするとは、バンダイの商魂恐るべし(苦笑)。
 普通の人には妖精の姿は見えず、アイちゃんも不思議な力を使って好き放題。結果、お化け扱いされてしまいました。話の内容がエスカレートしているのは、実に噂話らしいですねえ。妖精達の可愛い声も、知らない人が聞いたらお化けの声になってしまう。人の心理ってそういうものです。
 喧嘩しているジコチューに説教するキュアハートは生徒会長っぽい。苦戦するプリキュア達でしたがアイちゃんの力でパワーアップして、ダイヤモンドの優秀な指揮で2体のジコチューに勝利。さすが学年成績トップ。どんなに優秀な選手がいても、指揮を執る監督がダメでは勝てません。いやマジで。

ラブライブ!
 最終回。
 ことりが留学し、学校存続という目標を失い、穂乃果と海未の仲も回復しないままμ'sは活動休止。まあ妥当な判断ですね。絵里が言うとおり、ことりの事が無くてもいずれ直面していた問題です。やる気を失っていないにこは頼もしいけど、他のメンバーの心は揺らいでいる。こんな状態じゃライブをやっても盛り上がらないでしょう。
 アイドルを辞めると言ってしまった穂乃果ですが、その心の奥には燻り続ける火があった。アイドルが好きだから絶対に辞めないと言い切るにこと、穂乃果に感謝する絵里の言葉が小さな日を大きくしました。昔の衣装を再び着て、昔の心を取り戻す演出はしてもいいものでした。1クールだけの放映だったけど、積み重ねてきた歴史を感じます。
 最初は学校を救う為だった。でも今は違う。アイドルをやりたいから、歌う事が好きだから、これから何があってもスクールアイドルを続けたい。そう、夢を失ったのならまた新しい夢を見ればいい。自分の気持に嘘を付いてきた穂乃果ですが、ようやく彼女らしさを取り戻しました。前回の暗い展開は最終回を盛り上げる為の演出。そうと分かっていても感動させられる。これぞ青春ものの王道。
 留学を辞めたことりも加え、再び9人になったμ'sのラストライブ。いや、これが本当のファーストライブか。最初の三人だけのライブでは観客ゼロだったのに、今では講堂が超満員。よくぞここまで来たものです。歌って踊って未来に繋がる、素晴らしいライブでした。まさに「ラブライブ!」ですね。
 総評。アイドルもののアニメという事で「あー、アイマスの二番煎じね」とほとんど期待していなかったのですが、いい意味で裏切られました。学生でありアイドルでもあるスクールアイドルという設定を生かし、学生らしさとアイドルらしさを兼ね備えた9人のキャラの個性を出し尽くしたと思います。
 ダンスシーンがCG多めだったのは少し残念ですが、アイマスのアニメはあまり踊ってくれなかったので差異を付けれましたね。今作でアニメファンへの知名度を一気に上げたので、今後の活動も大きなものになるでしょう。まだまだラブライブ!は終わらないみたいですが、真の意味でアイマス越えなるか?

イクシオンサーガDT
 最終回。
 永井一郎さんのガンダムっぽいナレーションで始まった最終決戦。あまりにも巨大なフォレゾーにはハイペリオンになったエレク達の攻撃も効きません。ゴジラと人間が素手で戦うようなものですね。月光仮面とか赤影とか巨大化せずに怪獣に挑んだ昔のヒーローは凄いなあ。
 こんな大き過ぎる相手をどうするのかと思ったら、紺が逆ギレしたら収まってくれました。精神力弱っ!(笑) 恐らく今まで一度も怒られた事なんて無かったんでしょうね。大司教は子供の教育に失敗するタイプか。最後も呆気ないし、ダメダメなラスボスでした。性癖を明らかにされた上に失脚したジャグラバークも悲惨。皇帝陛下はおめでとうございます。
 戦いは終わってもエレクの怨念は消えない。タマ潰されちゃってますからねえ。どうするのやらと思ったら、ここでマリアンとのフラグを綺麗に(?)回収。イクシオンの技術スゲエな。古代人も性転換とかしたんだろうか? エレク様は本当に幸せになってください。
 紺、現実世界に帰る。結局DTのままだったけど仲間との思い出は彼のほっぺと心に刻み込まれている。ちょっと寂しいけどいい終わり方……だと思ったら最後にやってくれました。紺、十年後もDTなのかよ。姫様セクシーに成長しすぎだろ。これなら紺のDTを食べられますね。良かったね紺。地上波では放送出来ないだろうけど、どうかお幸せに。
 総評。ネトゲーアニメは微妙なのが多かった事もあり、放送前は全く注目していなかったのですが、さすがは「銀魂」の高松監督、やってくれました。放送コードギリギリというかアウトなのも多いギャグネタを毎回のように出し、2クールの長丁場を乗り切ったのはお見事。話の本筋だけだったら1クールどころか5話ぐらいで終われた気がするのはここだけの話(笑)。
 下ネタやパロディネタが多いので見る人を選ぶだろうけど、個人的には本当に楽しめた作品でした。ゲームのイクシオンサーガの販促になったかどうかは微妙ですが、アニメとしてはいい出来だったと思います。主題歌もインパクトあったし。もうDTと言われても恥ずかしくない…かな?


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2443

Trending Articles