櫻子さんの足下には死体が埋まっている
愛する女性の骨を手元に保管していた佐々木先生。彼の姉から佐々木先生と骨の女性・夏子の話を聞きました。足の不自由な姉の世話係だった夏子と佐々木先生はいつしか愛し合うようになっていた。しかし夏子が父親の分からない子供を死産した事が切っ掛けになり、2人は別れて互いに未婚のまま亡くなった。普通の悲恋話のようですが、この件には裏がありました。まあ裏が無くては推理モノになりませんけどね。
子供の遺骨から明かされた真実。子供を産んだのは夏子ではなく、佐々木の姉だった。なるほど、不倫の恋では親に話せる訳ありませんね。しかし家庭のある身で友人の娘を、しかも足の不自由な美少女を孕ませたとは何という男だ。不幸になっている事を望みます。
佐々木姉に代わって汚名を着た夏子でしたが、死んだ子供が姉と同じく足の指が長かった事で佐々木先生は夏子と自分が異母兄妹なのだと誤解してしまった。私は夏子と父親がそういう関係になったと思いましたね。うーむ、私は汚れているな。ともあれ誤解は永遠に解けず、2人とも死んでしまった。しかし遺骨を大切に保管していた佐々木先生は、生涯に渡って夏子を愛し続けていた。櫻子の言うとおり彼は幸せだったのでしょう。
そしていつの間にか理科室から消えていた猫の骨の謎は正太郎が解きました。なるほど、確かに前回の櫻子はおかしな行動をしていました。佐々木先生の名前が出る前から知っていた事には、私も気付くべきでした。櫻子の言うとおり正太郎はワトソン役だけでなく探偵役も務まりますね。今回の名推理で櫻子の評価も上がったみたいだし、良かったね正太郎。次は自力で骨の標本が組めるようになりましょう(笑)。
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11月25日のアニメ 骨まで愛してしまったけれど実は純愛。そんな恋をしてみたいものです
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