櫻子さんの足下には死体が埋まっている
3話で語られた百合子の祖母の遺品の中に絵が3枚あり、その内の1枚が百合子に譲られる事になりました。しかし祖母が自分に残した絵がどれなのか百合子には分からないので、櫻子の知恵を借りる事に。便利に利用されているなあ、櫻子さん。まあ本人は気にしていない(百合子の事も名前で呼ぶくらい好感を持っている)ので、それでいいのだ。
3枚の絵にはそれぞれ秘められた意味がある。しかし櫻子にはどれが百合子への絵なのかは分からない。なぜなら、これは祖母の事を誰よりも良く知っている百合子が選ぶべき事だから。そしてどの絵を選んでも祖母は喜んでくれるでしょう。重要なのは絵の内容ではなく、孫に大切な絵が受け継がれたという事実。個人的には湖と岩の絵だと思いますけどね。
百合子の祖母の話に刺激され、正太郎も亡き祖母のお墓参りに。祖母へのお供え物として、生前ガンに犯されていた祖母が好んで食べたプリンを持っていました。そしてプリンから始まる名推理。しかし今回の探偵役は櫻子ではなく、ばあやさんでした。キレ者の櫻子の面倒をずっと見てきた人がバカな筈ありませんよね。戦前から鍛えていたりして(笑)。
幼かった正太郎に対し、祖母が残してくれた温かい真実。骨までガンに侵されて激しい苦痛で苦しんでいるのに、それでも痛み止めを打ち、孫との一時を楽しんでくれた。いいお祖母ちゃんじゃないですか。実の子供より孫の方が可愛いそうだけど、その通りだったか。今も生きていたら、正太郎を猫可愛がりしたでしょうね。ばあやさん、ナイス推理でした。
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12月2日のアニメ 最近のプリンは本当に色々な味があるけど、私は昔ながらのカラメル味が好き
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