櫻子さんの足下には死体が埋まっている
一重は生きていました。クロヒカゲが群がっていた時はヤバイと思ったけど、犬の死体でホッとした後ゾッとしました。犬の死体と一緒に寝かせるなんて、花房は悪趣味過ぎる。
一重、二葉、そして三奈美。四年前までは三姉妹と呼ばれ、実の姉妹よりも仲が良かった3人。彼女達を結び付けていたのは友情というより良く言えばお互いの心の補完、悪く言えば傷の舐め合い。3人とも家庭に問題があったり、深く悩んでいたから慰め合う存在が必要だったんですね。
この心地良い関係の中で一重と三奈美は心を癒していったけど、二葉は違った。友達との触れ合いでも彼女の心は癒やされず、遂には3人で自殺しようと提案する。ここで一重と三奈美が頑として跳ね除けていれば、違う未来になってたんだろうなあ。それが出来ない子達だから、こんな関係になったんだろうけど。
二葉の事件は自殺だと思われたけど、骨に刻まれた真実を櫻子が見抜く。一重、殺されたくないからとはいえ二葉を殺したのか。こういう場合も殺人罪になるんだろうなあ。気の毒な話だけど、責任を三奈美に擦り付ける逞しさがあるから彼女は大丈夫でしょう。磯崎先生もいるし。
しかし一番ヤバかったのは、被害者っぽく見えた三奈美でした。心の隙間を花房に埋めてもらったけど、櫻子の言うとおり彼女はもう花房にとってはどうでもいい存在。自分でも薄々分かっていたから、真実を言った櫻子に怒ったんだろうなあ。まあ櫻子のデリカシーの無さが原因ではあったけど、彼女はああいう人なので。
櫻子を庇って正太郎が刺されました。好きな女性を庇うとは、なかなかやるじゃないか。だけどこれで櫻子のトラウマが発動したようで、正太郎は別れを告げられる。死んだ弟と正太郎を重ねている櫻子、もう二度と親しい人を失いたくないのでしょう。花房が何をするか分からないのも事実だし。
だけど本当にお別れする事なんて、正太郎もファンも望んでいません。櫻子の心の扉を開ける時が来たようですが、正太郎1人の力では無理でしょう。最終回は花房との決着ではなく、櫻子と正太郎の物語になりそう。うん、それもまた良し。
一重は生きていました。クロヒカゲが群がっていた時はヤバイと思ったけど、犬の死体でホッとした後ゾッとしました。犬の死体と一緒に寝かせるなんて、花房は悪趣味過ぎる。
一重、二葉、そして三奈美。四年前までは三姉妹と呼ばれ、実の姉妹よりも仲が良かった3人。彼女達を結び付けていたのは友情というより良く言えばお互いの心の補完、悪く言えば傷の舐め合い。3人とも家庭に問題があったり、深く悩んでいたから慰め合う存在が必要だったんですね。
この心地良い関係の中で一重と三奈美は心を癒していったけど、二葉は違った。友達との触れ合いでも彼女の心は癒やされず、遂には3人で自殺しようと提案する。ここで一重と三奈美が頑として跳ね除けていれば、違う未来になってたんだろうなあ。それが出来ない子達だから、こんな関係になったんだろうけど。
二葉の事件は自殺だと思われたけど、骨に刻まれた真実を櫻子が見抜く。一重、殺されたくないからとはいえ二葉を殺したのか。こういう場合も殺人罪になるんだろうなあ。気の毒な話だけど、責任を三奈美に擦り付ける逞しさがあるから彼女は大丈夫でしょう。磯崎先生もいるし。
しかし一番ヤバかったのは、被害者っぽく見えた三奈美でした。心の隙間を花房に埋めてもらったけど、櫻子の言うとおり彼女はもう花房にとってはどうでもいい存在。自分でも薄々分かっていたから、真実を言った櫻子に怒ったんだろうなあ。まあ櫻子のデリカシーの無さが原因ではあったけど、彼女はああいう人なので。
櫻子を庇って正太郎が刺されました。好きな女性を庇うとは、なかなかやるじゃないか。だけどこれで櫻子のトラウマが発動したようで、正太郎は別れを告げられる。死んだ弟と正太郎を重ねている櫻子、もう二度と親しい人を失いたくないのでしょう。花房が何をするか分からないのも事実だし。
だけど本当にお別れする事なんて、正太郎もファンも望んでいません。櫻子の心の扉を開ける時が来たようですが、正太郎1人の力では無理でしょう。最終回は花房との決着ではなく、櫻子と正太郎の物語になりそう。うん、それもまた良し。