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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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4月28日 地獄の底でも人は人を思いやり、疑い、争い、戦い、そして愛を育む。それが人の業か

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甲鉄城のカバネリ
 人とカバネの間に立つ者、それがカバネリ。具体的に言えば、人の心を持ったカバネ。ヒーローものとしては王道な設定なので視聴者は信じてしまうけど、一緒に甲鉄城に乗っている人達にとっては敵か味方か分からないから信じられないよなあ。ついさっきまでカバネに襲われていたから、恐怖心や猜疑心がヒートアップしているだろうし。それでも来栖は少し落ち着け、と思ったけど。
 疑いが晴れるまで、生駒と無名は最後尾の車両で大人しくする事になりました。そこで語られる生駒の過去。カバネに殺されたのは両親だと思っていたけど、妹でしたか。そしてカバネになってしまった妹を自分の手で殺した、と。妹を見捨てて逃げ出した上に殺してしまった弱い自分を変えたくて、生駒はあんなにもカバネ胎児に拘っていたのか。無名も同じような過去を背負っているみたいで、この2人は仲良くなれるかな?
 戦う時は冷徹になるけど、普段の無名は普通に優しい女の子です。しかしカバネに対しては一切の容赦なく抹殺し、食料となる血を求める。うーむ、少しぐらいの血液なら用心棒代として上げても良い気がするけど、血を上げたらカバネになるかも…と思ったら上げられないよなあ。無名もその点を詳しく説明すれば良いのに。一緒に来た従者が生きててくれれば、そういうフォローをやってくれたんだろうなあ。惜しい人を亡くしました。
 妊婦でもカバネになってしまう地獄の中で、人々はそれぞれのエゴに走る。逃避行中に葬式をやらせろ!と困った事を言う人もいれば、自分を信じてくれた人を襲っちゃうカバネリもいる。いや、生駒は理性を無くしているから不可抗力みたいなものだし、菖蒲様も死にはしないでしょう。組み伏せられた菖蒲はなかなかエロかったぞ、と(笑)。


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