新年最初の号の表紙も「ONE PIECE」ですか。尾田先生、働いてるなあ。
「僕のヒーローアカデミア」と野球の侍ジャパンのコラボが決定。日本代表チームとコラボするとは、この作品も成長しましたねえ。
1月8日からジャンプ+で連載中の「エルドライブ」のアニメがスタートします。最近は連載のペースが落ちているけど、これを機に以前のペースを取り戻してほしい。
ONE PIECE ★★★
サンジを欺いた演技力に加え、相手の記憶を変えてしまうメモメモの実の能力者だったプリン。これでレイジュもサンジの味方になってくれるとは限らなくなった。真実を知るのはサンジだけ。彼は家族を救うのか? タバコを濡らしているのは雨だけじゃないかも。
チョッパーとキャロットは何とかなりそうだし、ブルックも粘ってくれそう。でもルフィとナミは……と心配してたけど、そうだこいつが居たっけ。ビッグ・マムの賭けから逃げたジンベエですが、それでもルフィを助けてくれた。しかし正式に抜けていないのにビッグ・マムを裏切っても良いのかな? あの女が本気で怒ったら怖いぞ。
僕のヒーローアカデミア ★★★
大目玉を食らった出久と爆豪ですが、雨降って地固まるという感じで少し距離が縮まりました。これでこの2人が戦う事はもう無いでしょう。爆豪ファンは一安心かな?
B組は仮免試験、全員合格か。A組の影に隠れている&物間のせいで読者からの評価も低いけど、彼らも雄英の生徒。無能ではありません。心操はかなりゴツくなってるけど、相当鍛えたんでしょうね。出久とコンビを組んだら面白そう。
オールマイトは出久を後継者に選びましたが、実は出久より前に選ばれた生徒がいた。出久の方が適切だから選ばれなかったのかな? そして彼自身は選ばれた事を知っているのか。彼の性格にもよるけど、爆豪と和解した出久の新たなライバルになるかも。
鬼滅の刃 ★★★★
大増23ページ。しかも次号は巻頭カラー。人気がどんどん上がっているようで何よりです。
冨岡はかつて炭治郎を助けた冨岡義助その人だったようです。炭治郎が気付いていない様だったとはいえ、双子というのは考え過ぎでしたね。自分は仲間から嫌われていると言われて、割と気にしているところはなかなか可愛い(笑)。
逃げる炭治郎ですが結局捕まり、禰豆子と一緒に鬼殺隊の本部に連行されてしまう。姿を表した柱の面々は、見た目だけで只者でない感をバリバリ出しています。これから炭治郎と彼らがどう関わっていくのか、非常に楽しみ。
背すじをピン!と ★★★★
センターカラー。
大迫力の作画で描かれた激闘(ダンス)が終わって、各校のダンス部の面々はそれぞれの思いを浮かべる。喜ぶ者、悔しがる者、新たな夢を描く者など様々ですが、共通しているのはいずれも未来を見ているという事。みんなとことん前向きなので、見てて気持ちいいです。
特に八巻は、プロを目指す咲本の言葉に衝撃を受けています。彼ほどのダンサーが今までプロになる事を考えなかったのは意外ですが、目の前の勝負に勝つ事だけを考えていたからでしょう。咲本や部長達という目標を失いましたが、新たな目標が出来たようで八巻の今後にも注目ですね。
斉木楠雄のΨ難 ★★★
センターカラー。
今回はサイレント形式で描かれています。台詞が多い漫画なので、台詞が一切無いと別の漫画を見ているようで不安になりますね。台詞が無くても面白いと思えるのは、キャラクターの性格や言動が読者に完璧に刷り込まれているからで、長期連載でなければ出来ないやり方です。
おみくじは大凶だったし、今年も斉木の周りは煩くなるでしょう。斉木は平穏無事な生活を望んでいるけど、それは連載が続く限り無理というもの。そもそも照橋さんの着物姿を見れた時点で大凶じゃないですよ。贅沢で絶対に叶わない願いをしている斉木君、今年もよろしく。
ハイキュー!! ★★★
作中では初出場校の烏野が注目されており、読者も主役である烏野サイドに気を取られてしまうけど、椿原の選手達も負ける為に全国まで来たんじゃない。ここまで来た選手はみんな勝利を求めており、そう簡単には諦めたりしません。去年の悔しい思いを胸に戦う椿原の選手達は、敵でなければ応援したくなります。
緊張から解き放たれた烏野は、椿原と一歩も譲らないラリーを続ける。月島の読みを上回るスパイクを放ったけど、そこには日向が居た! ボール拾いの経験は無駄ではなかった。偶然ではなくちゃんと予測しており、日向は選手として大きく成長しています。試合の流れはまだ掴めていないけど、そろそろ烏野に傾くかな?
ブラッククローバー ★★★
マルスとファナ、妙に似ていると言われていたけど、マルスの回想シーンに出ていた子か! 三つ目になっていたので気付きませんでしたよ。すぐに気付いたマルスはさすが幼馴染と言うべきか。あるいは愛の力?(笑)
ダイヤモンド王国の軍の訓練で死んだ筈のファナが、なぜ白夜の魔眼にいるのか。それにファナはマルスの事を覚えていないのは何故か。ファナの過去はマルスの過去と結び付かないし、別人の記憶を植え付けられている? だとしたらダイヤモンド王国(あるいは魔導学者モリスだけ)と白夜の魔眼は繋がっているのかも。
ともあれマルスとアスタ達の目的は一致し、因縁の2人がコンビを組む事に。大切な人を助けたいという思いは2人とも同じ。ならば絶対に成功するでしょう。問題はその後ですね。本当の記憶を取り戻したファナが白夜の魔眼に粛清されない事を願います。
ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
不思議なすごろくに閉じ込められた一同。只のすごろくではないのは分かっていたけど、エロイベント盛り沢山のすごろくとは、誰が作ったんだか(笑)。家族や男友達とやったら気まずくなるだろうなあ。美少女ばかりのゆらぎ荘でやるからこそ、このすごろくの価値はあります。
そんな訳で正月からエロイベントを体験しまくったコガラシ。こゆずとの入浴も条例的に考えたらヤバいんだけど、読者もコガラシも慣れてしまったんだなあ。女将さんコレクションは今後も私達を楽しませてくれそうで、次に何が出るのか楽しみ。
デモンズプラン ★★
新たな仲間の登場、最強の座に近い10人の悪魔・十愚魔の存在が明かされたり、最有力の優勝候補の登場など一気に話を進めてきました。掲載位置はまだ高いけど、人気は危ういのかな? でも話のスピードを早めるのは悪くありません。ゆっくりやっていたせいで一気に落ちてしまった「アマルガム」の例もあるし。
しかし話が進んだのは良いんだけど、それでも特に面白いとは思えないのですよ。良い意味でも悪い意味でも地味な漫画になりつつある。昨年は多くのレギュラー連載が終わっているので、新連載陣には頑張ってほしいんだけどなあ。
火ノ丸相撲 ★★★★
センターカラー。
値千金どころじゃない、文字通りの金星をあげた佑真。本当によくぞ勝ってくれましたよ。彼の過去を知っている者にとっては、この勝利は何よりの喜びでしょう。
国宝である加納に続き、バドまで負けてしまい流れはダチ高に傾いています。さすがの王者・白桜の面々も動揺が隠せませんが、それでも天王寺は揺るがない。久世に敗れてもまったく動じておらず、むしろこの窮地を楽しんでいるかの様。プロではないけどこの風格は、既に横綱ですね。
仲間たちが繋いでくれた運命の一戦、状況も相手も不足なし。これで燃えなきゃ力士じゃ、いや男じゃないと言わんばかりの燃える展開です。個人戦では敗れたけど、今回は絶対に負ける訳には行かない。最強の敵に勝ってプロに行け、潮火ノ丸!(まだ決勝戦が残っているけど)
約束のネバーランド ★★★★
大増23ページ。
ママと比べたら与し易い相手に見えたシスター・クローネですが、彼女も地獄を生き抜いた逸材。頭は良いけど経験値が足りない子供達より一枚も二枚も上手でした。ママもだけど、この漫画の大人達はみんな切れ者だから、敵としてキャラが立っていますよね。手強い相手だからこそ勝利した時の喜びも大きいのです。
シスターに上回られたものの、貴重な情報を手に入れる事が出来たのも事実。特に鬼と対等に接している人間がいるというのは、鬼が単なる怪物ではない何よりの証拠。独自の言語も持っているし、施設を抜け出した後の鬼との戦いも知略を駆使したものになりそう。
オレゴラッソ ★★★
大空中戦の末、キャプテンの熱心な指導のおかげで勝利した幡場。敵なのに自分を導いてくれたキャプテンにも感謝する等、なかなかの漢っぷりを見せています。
ちょっと成長するのが早すぎる気がするけど、もたもたしていられないのも事実。掲載位置がじわじわと下がっていますからね。まだ慌てる時間じゃないと思うけど、最近のジャンプのサッカー漫画を見てるとね……。ここからの挽回はなるのか?
左門くんはサモナー ★★★
天使ヶ原家の家長である円お父さんが登場。天使のような娘さんを溺愛しており、家族の仲は良くて周りからの評判も上々。理想的な父親ですね。ラブコメ漫画的にも(笑)。
愛する娘に近づく男(ゴミ)は誰であろうと認めないのが父親というもの。特に左門は、絶対に恋人の父親から好かれるタイプじゃありませんからね。左門と天使ヶ原さんが本当に付き合っていたとしても、この2人は戦う運命にあります。取り敢えず頑張れ左門、男は父親(義理のだけど)を乗り越えて成長するのです。
食戟のソーマ ★★★
月日は流れ、極星寮は黄金時代を迎えていた。その中でも一際活躍しているのが城一郎でした。十傑としての席は2位だけど、実力は遠月で、いや世界を見回しても同年代で勝てる料理人はいないでしょう。道を外れなかったら、どこまで登っていたのやら。
しかし勝利と賞賛の日々を送る中、城一郎は疲れ果てていた。どれだけ素晴らしい料理を作っても、人は更なる美味を、奇跡を求める。そして城一郎にはそれが出来てしまう。だから挫折して立ち止まる事が出来ず、自分を追い詰めていった。才能があり過ぎたが故の結末と言えるでしょう。城一郎と本当の意味で互角に戦えるライバルがいれば、あるいは……と今考えるのは無意味か。悲劇とも喜劇とも取れる城一郎の物語の結末を見届けましょう。
はるよ、こい! ★
2話連続掲載のラブコメ読切、第2話は春編です。
う、ううむ……。悪くはないし、ハッピーエンドのラブコメは好きですよ。でも、あまりにも捻りが無さすぎる。この程度のラブコメなら、男の私でも飽きるくらい読んでいるんですよ。
絵は良いし、キャラクターにも好感が持てる。だけど漫画としては面白くない。王道のラブコメ漫画を描きたかったのでしょうけど、王道=使い古された話になり易いんです。次にラブコメ漫画を描く時は、もっと話を考えてください。
歪のアマルガム ★★
大増23ページ。掲載位置はこんなに下だし、話の方もクライマックスに突入して最終回は近い筈。なのに大増ページとは、編集部から優遇されているのか、それとも「たくさん描いて、さっさと終われ」と急かされているのか。
ともかく話は一気に進みます。敵の本拠地に攫われたヒロインを救う為、主人公が自滅覚悟の突撃をするというヒーローものの王道をやってくれました。「はるよ、こい!」でも書きましたが王道=使い古された話になり易いのですが、こちらはギリギリ踏み止まれたかな。殺人鬼に後押ししてもらうのは新しかったです。
しかし強そうな巨大な敵はあっさり倒されたし、割と簡単にヒロインの元に辿り着けたし、これは次回で終わっても不思議じゃありません。有終の美を飾れるのか?
青春兵器ナンバーワン ★★★★
いやあ、今回は笑った笑った。長谷川先生はこういうギャグをやらせたら半端じゃない話を描きますね。堅物なゲストキャラが自由に振る舞うトラブルメーカーに振り回されるというのもよくある話だけど、それでも笑ってしまいましたよ。
とにかく教官のリアクションが良い。そりゃあ自分に恐怖を植え付けた殺人兵器が、これまた最強の兵器や自分の教え子と一緒に青春を楽しんでいたらパニクるわな。オチで人間止めちゃうのかもと心配しましたが、元に戻ったようで何より。
尻上がりに面白くなってきたけど、こちらも打ち切り間近。うーん、勿体ないなあ。とにかく今後の話を見守ります。
銀魂 ★★★
西野はかろうじて生きていたけど、彼だけでなく他の四天王も歯が立たない。力も速さも体の硬さも地球人とはレベルが違う。さすがは荼吉尼、夜兎と並び称されるだけの事はあります。こんなのが群れで来るんだもんなあ。軽く絶望しちゃいましたよ。
かつてない強敵ですが、それでもみんなの力と知恵を合わせて戦う。女だからと見下された九兵衛が勝利の鍵になるというのは、なかなかナイスな展開。でもまだ止めの一撃は入れてないんだよなあ。ギリギリで躱され、誰かが死ぬかも?
磯部磯兵衛物語 ★★★
218話という長期連載になっても、未だにその素顔を見せない磯兵衛父。母上と五分に戦える先生からも逃げるとは、大した男です。でも床屋なのに髪を生やちゃうなんて、磯兵衛の言うとおりもうそれ床屋じゃないよね。次に現れる時はどんな技を会得しているのやら。