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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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ジャンプ23号の感想

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 巻末コメントを見ると、漫画家の皆さんもコロナ対策に苦労しているのが分かる。あの「ゴルゴ13」さえ休載する異常事態だもんなあ。新作が読めるだけでも感謝しないと。
 それでもつまらない漫画にはキッパリ言いますけどね。それはそれ、これはこれ。好きなものだからこそ拘ります。

 付録は「鬼滅の刃」のアニメとのコラボポスター。こうして比べてみると、キャラデザインは結構違うんですよねえ。でも同じ漫画の絵という事は分かる。これが出来てないアニメが案外多いんですよ。「鬼滅」は良いスタッフに恵まれました。

鬼滅の刃
 多大な犠牲を払ったけど、悪い鬼は全て滅びた。無事ではなかったけど炭治郎は生き残れたし、禰豆子も人間に戻れた。炭治郎とカナヲの関係も深まり、文句無しのハッピーエンド。伊之助はアオイと、善逸は禰豆子と結ばれるでしょう。いや善逸は微妙だな(笑)。
 そして舞台は現代へ。次回から炭治郎達の子孫や、死んだ面々の生まれ変わりキャラが登場するのでしょう。蛇柱と恋柱は絶対結ばれるべし。あ、義勇は結婚できたのかな?
 って現代編って、キメツ学園じゃん! あのギャグ漫画は番外編ではなく本編だったの? だとしたら、やってくれるなあ吾峠先生。ラストページの作画ミスも許します。
 次回のセンターカラーか、それでなくてもあと数話で終わりそうな流れだけど、ジャンプ編集部がこれ程の人気作をそう簡単に終わらせるだろうか? 青い彼岸花の謎もまだ残ってるし。ジョジョみたいに第2部開始でも良いよ。

Dr.STONE
 川に流れていたコーンを見つけて順調過ぎるぐらい進んでいましたが、やはりすんなりとは行かなかった。来ましたよ、今までで最強・最悪の敵が。
 千空達が求めているのがコーンだと見抜き、それを使った罠を張る知能。マシンガンという圧倒的な火力。そして人殺しを楽しむかのような悪意と殺意。ホワイマンと繋がっているかもしれませんね。
 敵が同じ科学使いなら、絶対に負ける訳にはいかない。人類の未来と科学者としてのプライドを懸けた戦い、絶対に盛り上がる筈!

ONE PIECE
 切れ者のオロチが、まだこちらの侵入に気付いていないのは有り難い。モモの助がカン十郎を少しでも足止めしてくれれば、勝算は更に高くなる筈。頑張れ未来のワノ国の将軍。
 カイドウの息子の名はヤマト。カイドウが手を焼いており、飛び六胞からも「手強い」と言われるとは相当強いのか、それとも弱いけど手に負えない程のワガママ馬鹿息子なのか。逃げ出した理由はシャーロット家との政略結婚を嫌がったからとか?
 食べ物を粗末にする百獣海賊団の下っ端どもにルフィが怒る。私もおしるこ大好きなので怒る気持ちは分かるけど、今は暴れちゃ駄目だぞ。落ち着けルフィ。そしてゾロはどこだ?

ボーンコレクション
 センターカラー&大増25ページ。
 アクションとお色気シーン多めで、2話目としては手堅い作り。ですが雲母坂先生の画力はまだまだ低くて、お色気サービスから色気を感じないんですよ。雲母坂先生には色々あったみたいだけど、だからこそもっと画力を上げてから連載してほしかった。
 ストーリーも特に光るものは無くてガックリしていたのですが、最後のオチには笑った。兄貴がこれ程の変人だったとは……! でもカザミに兄を尊敬させていた方が、兄への失望感が増してもっと面白くなったかも。

ぼくたちは勉強ができない
 ボードゲーム即売会の雰囲気、コミケを思い出させる……。冬コミこそ開催されますように。そして理珠と紗和子のメイド服サイコー。
 紗和子を素直にさせる為、理珠との友情をテーマにしたボードゲームを制作。これは卑怯なくらい有効な武器だわ。最初の頃は単なる顔見知り程度だったのに、理珠から「自慢の親友」と思われるようになった。紗和子ファンでなくても心揺さぶられますね。
 これで紗和子の家庭の問題は解決したと見て良いでしょう。残るは成幸と理珠の方ですが、こちらもいよいよ成幸が理珠を意識して動き出しそう。理珠編はここからが本番かな?

僕のヒーローアカデミア
 やはりあっさりとは終わらなかった。死柄木弔、名実ともにオール・フォー・ワンの後継者として覚醒。まさかオール・フォー・ワンの個性を宿していたとは……。他人の個性を取り込む事も出来るようになったのなら、ヒーローの大群は死柄木を強くする糧になりますね。何という逆転劇。
 覚醒しようとする死柄木を家族のイメージが止めるけど、既に彼らの事を吹っ切っている死柄木は止められない。父の手を粉砕した死柄木は、男の人生の壁である「父親」を超えた巨悪となった。ここからヴィランの反撃が始まる。クライマックスを盛り上げる為、まずば絶望を見せてもらいましょう。

HEAVY METAL YANKEES
 「火ノ丸相撲」の川田先生によるサイバー不良アクション読切。53ページの大作です。
 川田先生、こういう漫画が描きたかったんだなあ。先生の熱い思いがしっかり伝わりました。
 ストーリーは不良ものとしてはよくある話だし、キャラクターも新鮮味は無し。でも最後まで楽しく読める。「王道」と「在り来り」の違いを見せ付けられた感じですね。世の漫画家志望の方々は、この漫画を読むべきかと。
 なかなか面白い漫画だったけど、このまま連載作にするのは厳しいですね。主人公の個性とギミックにもう一捻り欲しい。川田先生、連載復帰待ってます。

森林王者モリキング
 大増21ページ。
 姉弟とモリキングで町へお買い物に。モリキングの仰向けポーズに妙な色気を感じた私は狂ってるのかな? そりゃあカブトムシは好きだけど。
 王冠隠して角隠さず。帽子を被ったモリキング、どこかで見た事あるんだよなあ……。思い出した、何とかクリニックの広告だ。モリキング剥けてるなあ(安直な下ネタあぁぁぁっ!)。
 迷子になった犬を見つけたり、勝子の言う事は素直に聞いたり、モリキングは性格的にもイケメン。種族の違いさえ無ければ勝子もデレデレだったでしょう。愛で種族の差は埋まらない。悲しい現実ですね(そんなに深い話ではない筈。多分)。

ハイキュー!!
 宮侑も止まらないけど、木兎も止まらない。どちらもチームに勢いを与える選手なので、どちらも止まらなくなったら更にヒートアップして大激走する。相手にとっては悪夢だろうなあ。いや影山はむしろ燃えるタイプだけど。
 単純に力でブチ破るのではなく、ちゃんと周りも見えているのが木兎の凄いところ。私もビームしたくなる程のスーパープレイ連発で、見てて楽しい。いつも元気な選手は精神的にも強くて尊敬します。
 どんなボールも打ち切るのが普通のエースだそうですが、巻末でも言われてるけどそれは「普通」レベルの選手じゃないぞ。梟谷の面々も楽しんでいるようで何より。でもそろそろ影山達の反撃開始かな?

約束のネバーランド
 センターカラー。
 成長したフィルとの再会。取り敢えずフィル自身が無事で良かった。あの幼い子供が随分と大人っぽくなって……。色々と苦労したみたいだけど、エマ達と再会できて良かった。白井先生も出水先生も、ずっとこの場面を描きたかったんだろうなあ。
 ママ達との壁はまだあるけど、ともあれこれでハッピーエンド…にはならなかった。イザベラ、まさかこんな形で死ぬとは(まだ死んでません)。愛する子供を庇っての最期は、ママとしては本望でしょう。実の息子であるレイに何か言い残してほしい。

マッシュル
 痛快!

 うんうん、こういう展開を待っていた。それなりに強いけど性格はゲスでクズなカス野郎を、圧倒的な力で打ちのめす。古今東西多くの作品で使われている古臭い展開だけど、それでも燃えるんですよ。甲本先生、クズを描くのが上手いなあ(褒めてます)。
 力の差を見せ付けられた先輩、これでマッシュが魔法を使えないと知ったら更にショックを受けるだろうなあ。女の方は殴れないけど、クズ男がボコられる場面を見せ付けて絶望してもらいましょう。この2人に対してはドSになっても良いですよね? あと8回、打ちのめされてくださいねー(ニッコリ)。

呪術廻戦
 虎杖に一撃与えた脹相ですが、彼もダメージは大きい。どちらかが一方的に勝つのではなく、こういう互角の戦いは見応えあります。完全に格闘漫画になってるけど、呪術は使っているし面白いのでオールOK。
 自分は捨て石になっても構わないと覚悟を決めた虎杖も、自分の身の安全より虎杖を倒す事を優先した脹相も強いな。壮絶な攻防は脹相が勝利したけど、何か起こるようです。存在しない記憶とは、弟達の記憶かな? 両面宿儺の影響で虎杖の体の中に宿っていたとか?

ミタマセキュ霊ティ
 ジャンカ、悪い大人に育てられてたんだなあ。意外と重い過去と家庭の事情を背負ってたけど、ファンはこういうギャップに弱いんですよ。一気に人気アップしそう。
 ミタマは幽霊には弱いけど(セキュ霊ティとしては失格。って今更か)、人間には強い。そりゃあ殴っても通じない幽霊より、殴れば倒れる人間の方が楽でしょうね。たまにこういうカッコ良いところを見せるからミタマは評価に困る。取り敢えず兄貴と呼ばせてください(こらこら)。

ブラッククローバー
 ハート王国の精霊守さえ倒す強敵出現。レオも苦戦したけど、終わってみたら相手を手の内で踊らせていた感のある完全勝利。強くなりましたねえ。兄も姉も強すぎるから目立たなかったけど、そろそろレオも活躍しないとね。アスタ達の世代の代表になれる逸材だと思う。
 徹底的に遠距離からの攻撃を仕掛けてきた敵の戦法は、全然悪くなかった。相手がレオでなければ勝っていたでしょう。眼魔法は戦闘より偵察や諜報に使うべきでしたね。レオの言う通り、傷つく覚悟が無いのなら戦場に来ない方が良いですし。適材適所は国の基本。

アンデッド アンラック
 掲載位置が少し上がり、次号はセンターカラー。どうやら打ち切りは免れたみたいですね。単行本の売上が良かったのかな?
 シェンが否定するのは相手の行動。相手がやりたかった事とは逆の事をやらせるという、とんでもないチート能力です。でも「対象を好きになる事」という枷が設けられているから、そこいらのチート能力者みたいな理不尽さは感じない。こういうバランス感覚が最近の作品には欠けているんだよなあ。
 アンディも再び動きます。決戦の舞台は宇宙ですか。確かにそこなら腐る心配はありませんね。スポイルも無重力の世界では、今までみたいに好きには動けないだろうし。
 最後にアンディが「勝てよ」と言ったのは、本気を出して暴走した自分をシェンが倒してくれる事を望んでいるのかな? 本気のアンディ、スポイルより強いんだろうなあ。怪物みたいになりそうだけど、風子には受け入れてほしい。

チェンソーマン
 流石のデンジも人殺しにはなりたくないし、やりたくもない。でも襲ってきたらしょうがないから殺る。殺した後の僅かな沈黙は、デンジの優しさですね。悪魔の力を身に着けた正義?のヒーロー、それで良いのだ。
 夜が訪れ、闇の悪魔は更にパワーアップ。やり方も悪どくなり手に負えなくなってきたけど、デンジだってやられっ放しじゃない。闇には光、これ世界の常識。どちらかと言うと炎属性ですけどね。殺れれば良いのさ!

AGRAVITY BOYS
 クリス可愛いよクリス。まあ彼の可愛さならアイドルになって当然、むしろ遅すぎたぐらいですよ。宇宙人にも男の娘文化が分かるんだなあ。言葉ではなく、魂で理解した!(嫌な魂だなオイ)。
 とにかくクリスの可愛さを全面的に出して、ギャグ漫画としても萌え漫画としても一級品に仕上げてます。番組の出来が素人レベルじゃなくなっていくのがリアル。危ない危ない、メイド服クリスには私も課金しそうになったぜ。現実にこんな子がいたら全財産注ぎ込むかも。クリスに怒られそうだけど、それはそれで幸せなので問題無し!
 にしてもこんなに可愛いクリスでさえ四天王の一人でしかないとは、銀河は広いなあ。四天王の残り3人は登場するんだろうか? もっと連載が続いて、ぜひ出てほしい。

アクタージュ
 イメージだけで汗だくになれるようになった夜凪、人間辞め始めてませんか? 役者としてのエゴを通した上で、CM撮影を見事にやり切りましたね。難しい課題を成し遂げて、更に成長した感じがします。そりゃあ皐月ちゃんも惚れ込むわ。
 スタジオでの撮影でもその実力を発揮し、夜凪を起用したCMはヒット連発。本物の芸能人として、知名度は鰻登り。もう素顔では街を歩けませんね。
 そしていよいよ天知が動きますか。ここまで有名になった夜凪は逆に動かし辛いと思うんだけど、更なる仕掛けを用意しているんだろうか?

夜桜さんちの大作戦
 スパイって免許制だったのか。いや、無免許でも凄いスパイも沢山いるんだろうけど。「あの」凶一郎が免許を持っているのには激しい違和感。まあシスコンだけど、仕事は真面目にやる奴だもんなあ。
 シスコン凶一郎と並び称される程の危険人物、星降月夜が登場。老若男女に相手が既婚者でも構わない上、直接手を出す事もあるとは無敵か。顔はハンサムだから、嫌う人は多いけどファンも多そう。人間、美形なら大抵の事は許される。
 おや、六美にとっては新たなライバル登場なのに、太陽が月夜に抱かれても嫉妬してませんね。太陽が合格した事がそんなに嬉しいのか、月夜に何か秘密があるのか。

ゆらぎ荘の幽奈さん
 感動的な話でも、出だしはサービスシーンから。しかも美青年の。歪んでいるけど、この漫画はそれで良い。むしろそうでなくては。
 幽奈の過去、改めて見ると不幸なんてもんじゃありませんね……。幻流斎という名の実験動物として扱われ、自由な時間も寿命も奪われていた。白叡は割と感動的な退場をしたけど、今なら許さんぞオイコラ。
 謎だった幽奈の未練は、コガラシと暮らす事だった。何という細やかな、だけど悲しくて、そして愛おしい夢……。流石メインヒロイン、圧倒的な存在感を出してくれました。早くコガラシを復活させて、ハッピーエンドを迎えましょう!

魔女の守人
 うーん……。前回、理由は説明されたんだけど、それでも追われている身で敵の本拠地に乗り込んでまで魔女を説得する展開は無理があるなあ。これなら戦闘の最中に説得しても良かったのでは? スピカの着替えもそんなに色気無いし(おいコラ)。
 掲載位置は最下位だし、話も面白くならない。このままだと次期での打ち切りは間違いありませんよ。次回からの戦闘が少しでも面白いものでありますように。


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