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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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ジャンプ27号の感想

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「呪術廻戦」初のスペシャルイベント、じゅじゅフェスが来週日曜に開催されます。今みたいな状況でなければ、もっと大規模にやってたんだろうなあ。残念ではあるけど、今こういうイベントをやってくれるだけで感謝。

ブラッククローバー
 精霊憑きの魔法使いのみが到達できる、悪魔を滅する領域・聖域(サンクチュアリとは読みません、念の為)。ロロペチカも使える筈だったけど、優し過ぎる彼女は攻撃魔法が使えず、ウンディーネもそれを良しとしていた。平和な時代であれば本当にそれで良かったんですけどねえ。ロロペチカは生まれる時代を間違えた。
 ……なんて在り来たりな失望、ノエルは認めません。優しい事が間違いである筈が無い。それは彼女自身、多くの優しさに救われてきたからでしょう。特にアスタは無自覚で優しかったし。悪役まっしぐらで大喜びしてるヴァニカはサクッと片付けて、泣いてるお姫様を救いましょう。

Dr.STONE
 超合金。それはいつの時代でも男の子の心を震わせる言葉。「マジンガーZ」から始まった日本のロボットアニメの浪漫ワードが、科学の世界でも尊ばれているのは何だか嬉しい。錆びないし腐らないステンレスは、立派な超合金なんだなあ。プラスチックやゴムもそうだけど、身近にあるとその凄さに気付かない。かがくのちからってすげーっ!
 千空が避ける危険な研究や発明も、ゼノはすんなりとやる。善と悪、理想と利益、情と非情。どちらも科学の発展には必要であり、この両輪が回らないとロケットを作るなんて難行は無理。自ら進んで悪役になるゼノ、彼も立派な科学者です。

ONE PIECE
 単行本でキッドが食べた悪魔の実がジキジキの実だと判明。尾田先生、既に発表したつもりだったそうです。うっかりもまた長期連載の味か(笑)。
 侍達はともかく、チョッパーが心折れかけたのは残念。サンジの言うとおり、ルフィが起こした奇跡を何度も見てきただろうに。ゾロの治療で盛り返してください。
 錦えもんも死んだのか……。いや、首を落とされない限りは生きてそう。もう1人の父の死に様を見たモモの助が、泣きながら皆を励ます展開は素晴らしい。カイドウよ、心の強さではモモの助はお前を上回っているぞ。
 ルフィはローの仲間が助けるのか。キッドとの同盟提案といい、ローが居なかったらもっとヤバい状況になってたな。ゼウスは天気棒に宿ったのか。これは心強い? そしていよいよカイドウとヤマトの親子対決が始まる。彼女はルフィの仲間になると思うけど、父親という強大な壁を乗り越えられるか?

呪術廻戦
 前回の時点で死亡フラグが立ちまくっていた直哉、冒頭からフラグを更に立ててきました。敵を見下す自信過剰と傲慢さ、これから死にますと言ってるようなものです(苦笑)。
 まあ直哉が自信を持つのも分かる。真希には今までずっと勝っていたし、伏黒甚爾や五条悟への恐怖と憧れが彼の目を曇らせていたのでしょう。あのカス女が五条達と同レベルの強さな訳がない、と。男の意固地さと言うべきか。
 でも真希は強くなった。唐突な不知火型は相撲でも取るのかと思ったけど、それも作戦の内。頭が良い上に最強レベルの肉体を手に入れた真希、ボスクラスの敵じゃないと対抗できませんね。直哉君、お疲れ様でした(まだ死んでない、かも?)。

僕のヒーローアカデミア
 敵も味方も複合個性が使えるようになってから、何でもありな展開になってきたかな。能力による駆け引きも、個性を組み合わせればほぼ何でも出来るから、ちょっと面白さが薄れる。出久が工夫しているのは分かるんだけど、それが戦闘の面白さに結びついていない感じ。堀越先生もまだ慣れてないのかな?
 その分、ストーリーで補っていますね。正義に絶望していたナガンが出久の真っ直ぐさに心を開きかけたけど、それを見越していた巨悪の制裁が発動。だが……という希望と絶望を混ぜ込んだ展開は見応えあります。かろうじて助かったナガンから敵の居場所を聞き出して、決戦突入かな?

マッシュル
 センターカラー。マッシュには名前忘れられていたけど、編集部は覚えてたみたい。良かったね、セル・ウォー(笑)。
 イノセント・ゼロとウォールバーグは偉大なる神の如き魔法使いアダムの弟子だった。顔を無くし、人の心も無くしたゼロは人外の存在に成り果てていた。禁忌呪文を平然と使い、自分を強欲だと自慢するこの男、今までの敵とは格が違います。実力も雰囲気もヤバい。
 ボスと比べると格が落ちてしまうセル・ウォー君、以前はマッシュを圧倒していた強敵だったとは思えない噛ませ犬っぷりを発揮してます(笑)。あんな方法で魔法を破られたら、普通に負かされるよりも腹が立つだろうな。でもセル・ウォーも悪い。聖闘士に、もといジャンプ漫画の主人公に一度見た技は通じないのは世界の常識。もっと勉強しましょうね。

アメノフル
 ヘタレっぷりを存分に発揮し、ツムギの足を引っ張る損な役だと思ってた海野マモル。ところがどっこい、親の七光りが無くてもかなり優秀な奴でした。クールそうなトウカが実は天然ボケキャラだった事といい、原作者のたけぐし先生はギャップ萌えが好きみたいですね。私も好きです。
 惚れた女に会う為に頑張るヒカル。こいつは頼りになるぜと安心したのも束の間、怪しい男が登場。敵のペロペロキャンディ使いの手下か? 目障りなルセットを内部から潰すつもりで侵入し、将来の芽を摘み取ったとか。こいつを倒せば試験合格とかにならないかな?

SAKAMOTO DAYS
 各フロアの敵を順番通りに倒していくのかと思いきや、敵も味方も一気にショートカットしました。今のジャンプではそんな悠長な展開、やってられませんって事か。私はそういう展開好きだけど、時代は変わったんだなあ。
 ページを捲ったら驚きの展開、というのがネタになりつつあるこの漫画、作者もそれを分かっているのか、今回は多用してきました。これは映画やアニメでは得られない、漫画ならではの面白さを追求していると言えますが、使い過ぎると飽きられるので注意しましょう。いや、これは釈迦に説法か。次号は巻頭カラーで、人気ありそうだし。

アオのハコ
 ほほう、針生先輩と大喜を組ませますか。恋のライバルとペアを組むとは、なかなか面白い展開。
 普通の子なら恋でもバドミントンでもリードされてる相手にしごかれるなんて、辛くて堪らないだろうけど大喜は違う。針生の嫌味にも挫けず、厳しいシゴキにも耐え抜いて、針生の実力は素直に認めている。好感の持てる男キャラです。
 1番褒めて欲しい人に褒めてもらい、針生と千夏の交際疑惑も晴れて大喜スッキリ。って針生の彼女、アイドルの卵なのか。やっぱ先輩ムカつく(笑)。

高校生家族
 洲崎の復帰とかライバルとの因縁とか、インターハイまであっさり終わらせやがった! 普通のスポーツ漫画なら絶対あり得ない展開、でもこの漫画はギャグなので大正解。
 光太郎は弓木さんとのフラグを順調に進め、春香はバイトが好調。ゴメスも静香ママも頑張っており、いよいよ夏が始まる。これで次回、夏は終わりましたなんてオチだったら怒る、いや笑うぞ。

タタラシドー
 春の大型読切連弾、第6弾は原作はストキン準キング受賞者の末永裕樹先生、作画は「オレゴラッソ」から4年ぶりの復帰となる馬上鷹将先生。このコンビが高校生漫才を描きました。
 名前はカッコいいけどオッサン顔の太っちょというモテる要素ゼロな獅道と、一歩引いたシニカルな態度だけど実は友情に厚い多々良。この2人しか目立っていないのに、2人の軽快なトークと読み易いコマ割りのおかげで、最後まで退屈せずに読めました。このままのキャラと設定で連載するのは難しいけど、読切としては充分合格。楽しかったです。
 だけど漫才をテーマにした漫画は数多くあるけど、肝心の漫才が面白かった漫画って無いなあ。やはり紙の上で漫才を再現するのは難しいという事か。ギャグ漫画とは違うし。

あやかしトライアングル
 センターカラー。
 妖巫女の装束、通気性抜群ですね(笑)。そりゃあ祭里も目を奪われるわ。この服でコスプレする女性は、見える事を覚悟してやりましょう。
 ディスク交換式術式転送機、巻末コメで矢吹先生も言ってるけど、元ネタはファミコンのディスクシステム、店頭に置かれていたディスクライターですね。500円で新しいゲームが出来る、子供にとっては夢のようなシステムでした。やればやるほど、ディスクシステム♪
 日照り神を誘き出す為にみんな水着になろう! こうして書くとイカレた発想だけど、作品の空気に飲まれて納得させられるのは怖い。女の子2人のおっぱいに挟まれた祭里も、祭里の生乳が見れた宗牙も羨ましい。次回は真剣にバトルかな?

逃げ上手の若君
 本格的な軍隊ならともかく、山賊崩れの悪党ならば正攻法の作戦で倒せる。頭上からの矢の雨と落とし穴はシンプルだけど効果的な罠です。石投げもやったら完璧でした。あれは地味に痛いし、下からだと当たらないんだよなあ。
 罠で倒し切れない強敵は、複数で挑む。それでも鎧で身を固めた大将は強い。鎧武者はダメージを気にしなくても良いから、思い切り良く戦えるのか。剣道と違って防具に当たる事を避けなくても良いから、本当に手強いんだろうな。
 頭も腕も優れている強敵に、時行が単身で戦う。逃げ場の無い狭い部屋で、どうやってこの強敵を討ち取るのか。バトルものとしても面白くなってきました。

夜桜さんちの大作戦
 父との決着はつかず。百は妻の心臓を取り戻すのが目的だと思い、その予想は当たっていたけど更なる目的があるのか。百に心臓を手に入れるよう命じたのはタンポポのボスかな?
 皮下を始めとする捕虜達は、各組織で監視・保護されるそうです。アイちゃんやアカイ達は次の戦いで協力してほしい。タンポポにはもう未練は無いだろうし。
 長い戦いは終わり、再び日常へ。六美の笑顔こそ太陽にとって何よりのご褒美です(断言)。しばらくはまた日常コメディ編が続くのかな?

破壊神マグちゃん
 人外の、しかも本来なら倒すべき相手に勉強を教わるなんて屈辱だろうけど、それでもやらなきゃならない程にイズマの成績は悪かった。中学2年の理科で30点以下は、私でも取った事無いぞ(英語と数学は赤点でした)。
 でもイズマは頭が悪い訳ではなく、勉強のやり方とか覚え方が悪いだけ。つまり教育係のウーネラスが悪い。やはり邪神は糞だな(笑)。教える気ゼロだし。ナプタークのカンニング案が1番現実的というのが酷いね。
 それでもイズマは試練を乗り越えた。錬、教師に向いてますね。錬とイズマに友情フラグも立って一件落着。混沌教団は放っておいても大丈夫な気がしてきた(笑)。

僕とロボコ
 ママが持ってるのは斬魄刀ではなく、「NARUTO」の桃地再不斬の首斬り包丁です。「BORUTO」が連載しているけど、もう「NARUTO」も懐かしの漫画なんだなあ……。
 母親のコスプレなんて息子が最も見たくないものの1つ。チャイナドレスは大好きだけど、母が着てたら嫌すぎる。似合っていても嫌なんですよ。複雑な男心。
 ママの誕生日を祝うボンドは良い息子。友達の為に貯金を使うなんて、ママの教育は間違ってなかった。年齢詐称してたロボコは少し反省しよう。

ウィッチウォッチ
 ここまでキッパリ断られ、正直な気持ちを言われたら女子は好意を抱くのか。なるほど、参考にしよう(お前の役に立つ機会なんて一生無いぞ)。
 ニコがモリヒトを好きになった切っ掛けが判明。1番心が苦しい時にこんな事言われたら、そりゃ惚れるわ。ニコの顔を思い浮かべたであろうモリヒト、心が高鳴ったという事はニコに惚れたかな? いきなりの場面でもお姫様抱っこするしっかり者、ますます惚れるわ。
 縁結びの樹の伝説は正しくなかったけど、ニコとモリヒトは正しい伝説を成し遂げていた。これでこの2人がくっつく事は確定ですね。そうならなかったら篠原先生を許さんぞ(何様だお前は)。

アンデッド アンラック
 この期に及んでも憎しみが人を強くすると思っているシェン、愛の拳に負けるのは必然です。体は分かっており、無意識に退いていたけど不真実にとっては格好の餌食。強さに溺れた鬼の末路でした。
 しかしシェンの言うとおり、絶対的な個の強さは侮ってはならない。フェーズ2になったサマーは今までのUMAとはレベルが違う超強敵。だけどアンディ達には心強い仲間達がいる。1人で勝てない相手ならば、みんなで協力して挑む。人類はそうやって多くの危機を乗り越えてきました。今度も同じです。困難だけど弱点は分かっているし、もう勝ったも同然!(油断は禁物)

灼熱のニライカナイ
 鮫島はオルフェウスの願いだけでなく、右腕も受け継いていた。同じ力を持つ者同士ならば、勝負を決めるのは信念の差。娘を思う父の心を継いだ鮫島に、家族から逃げ続けてきた神室が勝てる筈がない。妥当な決着でした。
 だけど今回で決着がつくとは。もう2,3話ぐらい戦うと思ってたけど、いよいよ打ち切りの時期が決まったから話のスピードを早めたのかな?

宇宙カケル忍
 今号のショート・フロンティアは「たくあんとバツの日常閻魔帳」を連載してた井谷健太郎先生。5年ぶりの本誌復帰です。
 「たくあん」は井谷先生の尻フェチ・乳好きっぶりが詰まっていた怪作でしたが、5年経っても先生の趣味嗜好は変わってなくて嬉しい(笑)。忍者と宇宙人ヒロインなんてマニアックな組み合わせ、趣味以外で思い付かないでしょう。この路線を突き詰めてください。

アイテルシー
 怪盗マーの父、貝塚魁人の悲劇。画家としては優れてはいるけど愛を持たなかった父に認められたかった。魁人は娘への愛より、父への妄執を選んでしまったんですね……。
 そんな父でも娘は愛した。祖父が罵倒した父の絵を、誰もが欲しがる最高傑作にする。その為に怪盗になった、彼女の愛もなかなか歪んでいます。血は争えませんねえ。「我ながらくだらないと分かっている」のは救いがあるのか、地獄なのか。
 そんな彼女の自虐を、相生さんは力強く否定する。彼女の犯罪者への愛だって、他人から見たらくだらないと思えて、ずっと否定されてきたからなあ。だから彼女は自分を否定しない。次回の決着はどんな形になる?

クーロンズ・ボール・パレード
 3人の新入部員があっさり加わり、あっという間に季節は夏。連載期間に猶予があれば、この辺りももっとじっくり描いたんだろうな。
 1回戦の相手は昨年秋のベスト8、久我島高校。こういう初戦で優勝候補と当たった場合、自チームが圧勝する展開が多いけどこの漫画も例外ではなかった。まあそれでも1話で終わるとは思わなかった。ハイペースで進みますね。
 このハイペースっぷりは、いよいよ最終回が近いからだと思いきや、次回は再び増ページとの事。うーん、この漫画は人気があるのか無いのか分からん。単行本のページ数合わせかもしれないけど。


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