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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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12号の感想

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 ジャンプNEXT!!が年4回から6回の発刊になります。こちらでもこき使われている仲間先生、どうもお疲れ様です。

 「ONE PIECE」は休載です。

i・ショウジョ ★★★
 新連載第二弾。ジャンプLIVEに掲載された「ケータイショウジョ」が好評だったようで、本誌にて連載される事に。高山としのり先生、おめでとうございます。
 「ニセコイ」と同じ学生を主役にしたラブコメ漫画ですが、こちらは主役カップルを固定化せず、オムニバス形式で行くみたいです。また「ニセコイ」よりもコメディ色が薄く、ラブの方に重点が置かれています。お色気サービスありなのは同じだけど(笑)。
 絵はまだ完成されているとは言い難いレベルですが、話はなかなかいいかと。愛を叶える魔法のアプリで、気になっていた幼馴染の女の子の体を操れるようになった鉄太。男っぽかったギンコが見せる女の子らしさに動揺したり、彼女に恋している事に気付いたりと甘酸っぱい青春を送っています。あー、微笑ましいけどムカつくなあ(僻み乙)。
 しかし物語のキーアイテムである魔法のアプリは、タイトルでは「悪魔のアプリ」となっていますね。世の中、そんなに上手い話なんて無い。鉄太は強烈なしっぺ返しを食らいそうで心配ですが、そのトラブルによってギンコとくっつくのかも。ラブコメ漫画は割と好きなので、今後の展開を楽しませてもらいます。

暗殺教室 ★★★★
 理事長が竹林に渡した原稿には、E組を最低辺にまで貶める文章と、E組再教育委員会なる組織を立ち上げる計画が書かれていた。さすがは理事長、E組から離脱者が出たこのチャンスを逃すまいと仕掛けてきましたね。追い込める時にはとことん追い込む、やっぱりこの人は頭が切れるわ。
 しかしエリート教育に凝り固まっていた理事長は、人の心が読めなかった。いや、殺せんせーと出会う前の竹林なら理事長の申し出を受け入れていたでしょう。しかし彼は様々な暗殺ミッションを熟す内に変わっていった。強くなっていった。地球の運命を背負って戦ってきた竹林から見れば、理事長に従っているエリート達は弱すぎる存在に見えたのでしょう。支配者である理事長でさえ小物に見えたかも。
 爽快な反逆劇を経て、E組に戻ってきた竹林。やっぱり彼にはこっちのクラスの方が居心地良さそうですね。ハッピーエンドで終わりましたが、竹林から臆病者と言われた浅野の動向が気になります。父親を、竹林を見返そうと思い切った行動に出るかも?

トリコ ★★★
 他の四天王も逞しく成長していましたか。みんな元気そうで何よりです。リンも美人になったなあ。でもトリコへの愛は変わっていない。トリコへの愛の告白もいつも通り……と思ったら、トリコが受け入れましたよ。えーっ!? トリコ、結婚するの? いやリンはいい子だし、お似合いだと思うけど本当にいきなりでビックリしました。トリコから見ればリンの事は嫌いじゃないし、断る理由も無いからという事なんでしょうか? 結婚式はグルメ界から戻ってからになりそうだけど、取り敢えず二人共おめでとうございます。
 一龍がトリコ達に見つけるように命じていた彼のフルコースは、全部集めれば無限に食べられる食材が得られるというものでした。す、凄すぎる。それさえあれば世界の食糧危機は解決しますね。
 しかし人類を救うフルコースの最後の一品は巧妙に隠されていました。トリコのパワーアップした嗅覚が無ければ、絶対に見つけられなかったでしょう。人類滅亡の危機を秤にかけてでも、トリコ達を成長させなければならなかったのか。一龍は弟子だけでなく人類全体に対しても厳しいなあ。それにまだ試練は続く? 最後の一品を守る番人がいるみたいですね。こいつとの戦いで、トリコ達の今の力を見せるのかな?

ILLEGAL RARE ★★
 センターカラー&大増25ページ。
 絵は相変わらずの高レベル。可愛い女の子から怖いギャング、異形の狼男まで実に見事に描かれています。よくもまあこれだけの絵を週刊誌で描けるものです。
 去年の21号に掲載された読切の闇質屋が本作にも登場したのも、嬉しいファンサービスです。あのまま埋もらせるには勿体無いキャラクターでしたからね。アクセルの敵になるのか味方になるのかは分かりませんが、どちらにしてもこの漫画の重要なキャラになるでしょう。
 しかし肝心のストーリーは…………うーん、悪くはないけど、少年漫画らしいワクワクドキドキするような話じゃないなあ。飄々としたアクセルの雰囲気が、この作品そのものも飄々とした感じにしているような気がします。もう一押し欲しいところです。まだ始まったばかりですが、ジャンプは大ベテランでも容赦なく切り落とすので、仕掛けるならお早めに。

ニセコイ ★★★
 姉と一条がくっつけば、自分は一条の事をきっぱり諦める事が出来る。そう考えた春は姉と一条のデートを企画しました。うん、ここまでは良かった。肉親だからこそ出来る立派な作戦だと思いました。
 しかし春は二人の天然ぶりを計算に入れてなかった(笑)。 はっはっは、この程度の後押しでこの二人がくっつくのなら、とっくの昔にカップルになってますわ。千棘という異分子が混じったせいもあるとはいえ、ここまでお互いの気持ちに気付いてさえいない天然&鈍感カップルですぜ。舐めちゃあいけません。
 二人をくっつけるどころか、一条が何も考えずに優しく接してくれるせいで春の恋心は収まりません。さすが一条、無意識に女子の好感度を上げまくる男。この女たらしっぷりは羨ましい限り。春の片思いは当分続きそうですねえ。連載が終わるまでこの状態は続くんだろうか? だとしたら、ちょっと気の毒かも。

NARUTO -ナルト- ★★★
 二代目火影の前に現れた人物は誰なんでしょうか? イザナミから復帰したカブトかと思ったけど、香燐はそのチャクラに覚えが無いと言っている。同じ大蛇丸の部下だったんだから香燐がカブトを知らない筈ないですよね。新たな敵なのか?
 テンションはMAXだけど体がついていけないガイと、それを騒々しく支えるリー。テンテンにとっては相性最悪の師弟コンビですな。ネジもあの世で泣いているかも。しかしマダラが捨てた六道仙人の忍具は彼女の力になるでしょうね。マダラ、もしかしたら致命的なミスをしたかも。
 四代目の中にいた九喇嘛の半身は黒ゼツに奪われ、マダラも来てしまった。絶望的な状況ですが、かつてクシナにナルトの事は「何があっても守る」と誓った四代目がこのまま終わる筈ありません。最後に一矢報いて、ナルトに希望を繋げそう。

黒子のバスケ ★★★
 センターカラー。
 ミスディレクションが蘇ったトリックは、やはり黛を利用したものでしたか。黒子と同じ特性を持ち、かつ黒子より上手いプレイをする黛は、只でさえ黒子より目立つ存在です。それを更に目立たせるようにした上、視線誘導のパターンを少し変える事で黛が耐性のないパターンに変えていた。手の混んだ事をしますねえ。それくらいしないと洛山には勝てないんだろうけど。
 絶対に諦めない黒子の闘志が、火神に激しい火を点けました。この場面での赤司との一騎打ちは敗れれば誠凛はもう立ち直れないけど、火神が勝てば希望の扉は更に広がる。身体能力よりも頭脳プレイで勝負する赤司は火神にとっては相性が悪すぎる相手だけど、それでも勝つと信じています。だってここで火神が勝たないと盛り上がらないし(こらこら)。

食戟のソーマ ★★★
 優勝候補の一人にして、スパイスを使った料理に関しては十傑にも引けをとらない葉山アキラ。その前評判に違わぬ逸品を作ってきました。スープのパイ包みは昔食べた事があるけど、皮を破ると本当に作中のように香りの爆弾が爆発して、いい香りが食欲を刺激するんですよ。ましてカレーは匂いが命。この香りだけでも腹が膨れそう。現代カレーの究極点、94点という高評価も頷けます。金や地位よりも汐見先生の為だけに闘うという一途さも好感が持てますね。
 しかし創真も黙ってはいない。彼が作ったオムレツリゾットも葉山と同じく香りの爆弾を宿したものでしたが、同じなのはそれだけらしいです。更なる工夫が施されているっぽい創真の料理は、葉山の上を行きそうですね。Aブロックの予選通過者もこれでほぼ決まったかな? 4位争いの方が面白くなるかも。

銀魂 ★★★★★
 最初のページを見た時は「げ、代原かよ。また誰か落としやがったな」と思ってしまいました。空知先生、いつもとは違うエッセイマンガ風とはいえ作画変えすぎです。漫画家は楽を覚えちゃいけませんぜ。って、もう遅いのか(苦笑)。
 銀河エッセイスト火星仁による地球訪問記。主にサムライについて書かれていますが、間違っているようで割と合っているところもあるのが怖いというかオモロイ。EXILEには怒られそうだけど面白ければいいんです。EXILEもB'zも、さだまさしも素晴らしいアーティストなんだし。
 伝説の生物サムライが銀さんでいいのかと思いましたが、(ウンコ)と付いているのなら構いません。むしろ銀さんこそが相応しい。キング・オブ・ウンコ、じゃないキング・オブ・サムライこそ銀さん。主従関係をSM関係に例えたり、雑誌の付属品扱いされたり、昔のサムライが見たら泣いて黄泉帰りそうだけど。
 宇宙人から見てもメガネが本体だった新八よりも、火星仁の担当のN氏が目立っていましたね。上着の下に亀甲縛りって動きにくそうなのに、完全に目覚めてしまいましたか。なお、この漫画の担当編集の内藤さんはN氏とは無関係だそうです。そういう事にしておきましょう。それが大人の対応というものです。多分。

斉木楠雄のΨ難 ★★★
 センターカラー。
 自他共に認める絶世の、そして完璧な美少女である照橋心美。しかし彼女にも苦手なものはある。斉木は苦手を通り越して好きになっていますが、子供も苦手なんですか。確かに男の子は他所の家の、しかも年上の女性より母親の方を優先して好きになりますからね。親子の間にはさすがの美少女も割り込めない、と。
 サザエさん時空に支配されたこの世界では、過去の約束もあやふやになっていた。去年のお正月にした約束なんて読者も忘れていましたよ。麻生先生、単行本を読み返して思い出したのかな?
 まだ十代の女子に「おばさん」なんて言うなんて、遊太は違う意味で女泣かせですね。10年後の彼も割と美少年だし。逆に照橋さんの10年後は私のタイプじゃないなあ。斉木もちょっと呆れてるし、その路線に行くのは止めた方がいいぞ。
 どうにも報われなかった照橋さんでしたが、最後の最後で遊太には懐かれました。斉木との関係はまったく進展しなかったけど、苦手なものが一つ無くなっただけでもOKですかね? 一歩ずつ前進していると考えましょう。

ハイキュー!! ★★★
 合宿最後の大イベント、バーベキューパーティーは本当に楽しそう。男性陣も女性陣も試合中とは全く違う表情を見せており、この中に混ざりたいくらいです。
 梟谷と烏野のマネージャー達のレベルについては私も全く異論はありません。試合になると女性キャラの出番はガクッと減るので、せめて今この時だけは輝かせてください。
 東北のウシワカ、九州のキリュウ、関東のサクサ。この三人が今年の全国高校三大エースだそうです。特にサクサのいる高校は優勝候補ナンバー1との事。烏野が全国に出たら決勝で当たるかも?
 日向と同じようにまだ見ぬ強敵達にワクワクしてしまいましたが、まずは県予選を突破しないと。以前倒した伊達工業はパワーアップしているみたいだし、青葉城西の及川も何かありそう。激闘必至の春高予選、TVアニメの放送も間近なので大いに盛り上げてください。

磯野磯兵衛物語 -浮世はつらいよ- ★★★
 一話目は磯兵衛が刀の目利きをする話。と言っても完全なドシロウトの鑑定で何の根拠も無いのですが、勘違いやら見栄やらが重なってボロ刀が稀代の名刀になってしまいました。まあ所詮は人間が見定めるものですからね。実在している名刀も、中にはこんな経緯で名刀になったボロ刀があったりして。
 二話目は久しぶりの春画話。まったく、親ってどうしてあんな絶妙のタイミングで部屋に入ってくるんだろう? おかげでのんびりエロ本も読めませんよ。親が扉を開けると同時に超スピードで本を隠していたけど、実はバレバレだったんだろうなあ。磯兵衛の母親も実は気付いていて、だから春画本を犬のオモチャにしたのかも。母親は偉大で、敵に回したら怖い。

ワールドトリガー ★★★
 空閑にボコられた新3バカも出撃していましたか。カッコ良い言葉で誤魔化しているけど、それって危なくなったらすぐ逃げるって事じゃね?と思いましたが、ちゃんと戦ってますね。この3人がそれなりに強かった事にビックリ。あくまで「それなり」のレベルだけど。
 敵の侵攻は激しいけど、ボーダー側だって負けていない、いや、どちらかと言えば優勢に戦っている。天羽のような黒トリガー使いもいるし。しかし敵も本気では戦っていない。彼らの目的はボーダーの殲滅ではないし、追い詰めすぎると黒トリガーを作られてしまう恐れがある。トリガーが絡んだ戦いは遠征側には不利という事か。いずれ空閑達が向こうの世界に行く時は逆の立場になる訳で、その時はかなり苦労しそう。
 新3バカの前に現れたラービットは、今までのとは違う姿形をしています。新しい戦闘データを得てパワーアップしたのかな? だとしたらかなり厄介な敵です。どんどん強くなっていくラービットに対して、ボーダーも戦力を更に投入するしかない。戦いはこのまま敵のペースで進められそうで、嫌な予感がします。

BLEACH ★★★
 恐怖を感じないように肉体を絶対零度まで下げたルキアでしたが、神経までは凍らせてはいない。その弱点を見抜かれてエス・ノトに逆転されてしまいました。この漫画ではお馴染みのパターンですな。ルキア、短い無敵時間だったなあ……。
 まるで聖者の肖像画のような姿になったエス・ノトは、相手の視神経を通して恐怖を刷り込む。一度見てしまったら眼を閉じても無意味で、むしろより強く恐怖してしまう。何とも厄介な能力ですが、白哉には通じないでしょうね。むしろエス・ノトが新たな恐怖を思い知らされて敗北しそう。白哉兄様のリベンジが楽しみ。

SOUL CATCHER(S) ★★★
 伊調は神峰に勝つ為に、わざわざ関西にまで乗り込んできたのか。この神峰に対する異常なまでのライバル心は、彼の祖父が伊調よりも神峰を評価したからでしょう。伊調の心を隠した異形の箱は、その見難い嫉妬心を誰にも知られたくないという現れなのかも。
 ライバルに遥か先を行かれて焦る神峰ですが、金管の4人との距離を縮める絶好のイベントにして難題が。全国中継される甲子園での演奏は、吹奏楽部にとってはある意味全国大会よりも目立てる最高のイベントでしょう。コンテストと日程が重なってしまった為、金管のトップ集団抜きで演奏をしなければならないのは確かに辛いけど、リーダー抜きのメンバー達を指揮して見事な演奏をすれば、4人の神峰に対する態度も変わるかもしれない。ここが最大の正念場か。伊調に勝つ為にも頑張れ神峰!

こちら葛飾区亀有公園前派出所 ★★★
 ラジコンヘリにはあまり関心が無いので、ここまで進歩していたとは驚きました。民間でもこれだけのレベルの機体が販売されているのか。ラジコンに限らず遊びの為なら、人は技術革新を惜しみませんね(笑)。
 優れた技術は人に恵みをもたらす反面、悪用されたらとんでもない事になる。今回の犯人は根っからの悪人ではなく、麗子の宝石を盗んだのも魔が差しただけでしたが、本職の泥棒がやっていたら被害はもっと大きなものになっていたでしょう。その内、現実でもこんな泥棒が現れそうだなあ。そして悪用されるような高性能ヘリは販売を規制されるのか。ああ、嫌だ嫌だ。

べるぜバブ ★★★
 最後の決め技ゼブルフィニッシャーがハッタリ技だったとは。それを承知していた古市とヒルダ、さすがに男鹿の性格をよく分かっていますね。
 技はハッタリだったけど、男鹿とベル坊、そして仲間達の力を合わせて本当の必殺技にしてサタンと藤を撃破。こらそこ、元気玉みたいだなんて言わない。それなりに燃える展開だったんだから。
 事の発端であったソロモン商会のお偉方は大魔王に潰され、大魔王も人間を滅ぼすのを止めてくれました。これでバトル方面の問題は全て片付きましたね。次回のセンターカラーで最終回か。連載5周年に合わせて終わらせたかったのかな? どんな形で終わるのか楽しみにしています。

アイアンナイト ★★★★
 ユキを背後から撃ち、仲間まで殺した菊岡。ゴブリン三つ目に操られているのではなく、彼自身が三つ目でしたか。今までの悪人達と違って人間の姿を保っていましたが、その心の中は戦争マニアのゲス野郎でした。一番軍人にしてはいけないタイプですね。普段大人しい奴ほど恐ろしいと言うけど……。
 頼りになる指揮官も撃たれ、ラビとも音信不通。阿鼻叫喚の地獄を見ても、それでも鉄兵はヒーローとして戦い続ける事を選ぶ。何という強い心の持ち主。体だけでなく心も鉄、それも熱く熱せられた鋼鉄ですね。ごっこなどではない、鉄兵は本物のヒーローです。
 子供に戦い続ける決意をさせるなんて、桜山さんは大人として哀しくて、情けないのでしょう。しかしそれでも今、みんなを救えるのは鉄兵しかいない。作品のタイトルになっているコードネームを付けられた鉄兵は菊岡とのバトルに挑む。この戦いが最後の戦いになるのかな?

HACHI -東京23宮- ★★
 最終回。もう一話ぐらい続くかと思ったんですけど、中途半端なところで終わってしまいました。見事なまでの打ち切りエンドでした。
 テッキンとの再会は夢の中だけでしたが、それでもハチとテッキンの心を繋げて、最低限には話をまとめました。この辺りはさすがはベテランと褒めるべきなんでしょうか。うーむ、微妙だ。
 総評。いきなり東京が壊滅した出だしには驚いたし、ストーリーそのものも決して悪くはなかった。しかし主人公のハチの性格がちょっと面倒な感じになっており、読者の共感を得られなかったのかな?
 独特のセンスに溢れた絵を描く西先生ですが、「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」以降、尽く短期で打ち切られています。残念な結果ですが、西先生の作品は今のジャンプの読者には合わないのかもしれません。もう他の雑誌に移るべきなのかも。

恋のキューピッド 焼野原塵 ★★★
 こちらも最終回。
 心を強く保って、塵と別れる事にした吉丸。涙の別れの後、念願のユリ子ちゃんとの交際を始めたけれど、3年経っても手を握った事さえないというピュアというかヘタレっぷり。見るに見かねたのか塵が魔界から帰って来て、インパクトのあるハッピー?エンドで終了。この漫画らしいオチでした。あとゴルゴンが成功しているのが地味に嬉しかった。
 総評。読切向きの一発ギャグを連載にするのに苦労していたのが伝わってくる漫画でした。長谷川先生の絵はあまり上手くなく。初期の頃は女の子の書き分けが殆ど出来ておらず、どうなる事かと心配しました。
 結果的には短期の打ち切りになってしまいましたが、このネタをこれ以上発展させるのは難しいでしょう。話そのものはきっちり終わっているし、悪い作品ではなかったと思います。長谷川先生、お疲れ様でした。この経験を次回作に活かしてください。


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