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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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8月8日のアニメ感想

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ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース
 死神13(デス・サーティーン)との夢の中での戦い、パート1。今までの敵スタンドの中で最も不気味で、当時の読者に大きな恐怖と絶望感を味あわせたスタンドです。
 生後11ヶ月にして並の大人を凌ぐ知能の持ち主、脅威の赤ん坊マニッシュ・ボーイを演じるのは大谷育江さん。ピカチュウやトニートニー・チョッパーの声も演じている大ベテランですが、今作では可愛らしいイメージを捨てて悪役を演じています。無垢な赤ちゃんなのに精神は悪という難しい役をノリノリで演じるとは、さすがですね。「ラリホー!」の発音もバッチリ過ぎる。
 眠っている人間の精神を支配し、夢の中から攻撃するというトリッキー極まりない攻撃をする死神13。夢の世界は奴の思い通りの世界であり、襲われている方は夢の中ではスタンドは出せず、文字通りやりたい放題にやられるしかない。こんな奴とどうやって戦えと? セスナが墜落しなかったら花京院は間違いなく殺されていました。今回ばかりはジョセフの悪運に感謝ですね(笑)。
 スタンドではそもそも戦いに持ち込む事さえ出来ないのでは、本体であるマニッシュ・ボーイを叩くしかない。しかしマニッシュ・ボーイが赤ん坊という事が絶好のカモフラージュになっており、誰も疑いません。そりゃあそうだよなあ、ウンチを漏らす赤ちゃんが殺し屋だなんて誰も思わない(ちなみに赤ん坊のスタンド使いは後のシリーズにも出ます)。原作を読んだ時、私も赤ん坊が敵だとは信じられませんでした。人の思い込みって厄介です。
 危機一髪の状況でもマニッシュ・ボーイの正体に繋がる手掛かりを残していた花京院、普通ならここで大逆転する展開ですが、相手は赤ん坊なので花京院自身が半信半疑。キレ者のジョセフや承太郎でさえマニッシュ・ボーイには欺かれています。この窮地をどう脱するのか、前半戦での花京院最大の見せ場となる次回をお楽しみに。

ペルソナ4 ザ・ゴールデン
 今回もマリーの恥ずかしいポエムでスタート。嫌いなのは「自分」で、好きなのは「わたし」ですか。同じようで微妙に違う感じがするのは、マリーの心境そのものなのかな?
 季節は10月、直斗も仲間に加わりました。平和な時間が流れる中、陽介の店を救う為にりせが一日だけアイドルに復帰し、鳴上達がそのバックバンドをやるという学園モノには割とよくある展開に。原作ゲームにもあるらしい「スラムダンク」ネタを再現してくれたのは嬉しい限り。バスケとバンドって名前の響きが似てますよね。
 過去の思い出が無いマリーは、新しい思い出を求めて何事にも一生懸命に取り組む。それはとてもいい事なのですが、練習では気合が入りすぎて指を怪我してしまいました。意気込むマリーを諭すりせ、まだ学生とは思えないプロ意識の高さは、さすが元アイドルですね。中の人もこの前のアイマスライブでは大変だったそうだし、りせの台詞は実感込めて言ったんだろうなあ。アイドルも健康第一です。
 ライブ当日、りせの熱狂的なファンのせいで、りせが家から出られず大遅刻。鳴上の囮作戦でファンは引き剥がせましたが、それでも間に合わない。しかしマリーはりせが来ると信じて、その歌で観客を沸かせました。お約束な展開だと分かっていても、ちょっとハラハラしました。女装した一条君も千枝に褒められて(笑)、みんなハッピーエンドで良かった良かった。
 と思ったら、ラストで不穏な空気が。今回は鳴上と足立は仲良くしているそうですが、これは足立のラスボス化を防ごうとしているのかな? 前シリーズでは悪キャラ一直線だった足立ですが、今回は彼も救われる? そして足立とマリーの関係とは……。

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